カルトの狂宴を目撃せよ 不条理ギャグ漫画『ギャラクシー銀座』をいかに具現化するか、劇団子供鉅人・益山貴司にインタビュー
現在は東京に拠点を移し、来年2021年に結成15周年を迎える劇団子供鉅人が、長尾謙一郎の『ギャラクシー銀座』(小学館「ビッグコミックススペシャル」刊)を舞台化。下北沢・駅前劇場で2020年11月27日(金)から公演を行う。「家族とは?」「宇宙とは?」といった普遍的な問題をはらみながらも、シュールかつアヴァンギャルドなエピソードの数々は、ギャグ漫画という枠組みをはみ出し、読む者をカオティックな酩酊へと誘う。このカオスな世界観を演劇で表現することは可能なのか。劇団主宰で脚本・演出を手掛ける益山貴司に語ってもらった。