さだまさし、<ほぼソロコンサート4500回ぐらい記念公演>をライブ作品としてリリース決定
さだまさしが、2021年9月に開催された<ほぼソロコンサート4500回ぐらい記念公演>(@東京ガーデンシアター)のライブ作品を7月6日(水)に発売する。
4月28日まで<さだまさしアコースティックコンサート2022>全8本を敢行してきたさだまさし。
同記念公演は、本来は前人未踏のソロコンサート4500回ぴったりの公演として予定されていたが、コロナ禍の中、感染対策万全に音楽業界を牽引するかたちで休むことなく全国ツアーを開催してきたものの、やんごとなき一部公演の延期と中止により6公演のずれが生じたため、さだらしく「ほぼ」と銘打つことで行われたもの。打ち出された「ほぼ18時」の開演時間も20分も早くさだ本人の前説でスタートする、という遊び心溢れた貴重な一夜となった。
そんな模様を余すことなく収めた最新ライブ作品となる同作は、2021年4月発売されロングセールスを記録するセルフカバー・アルバム『さだ丼~新自分風土記III~』収録14曲+同じく2021年10月発売の初となるフォーク・カバー・アルバム『アオハル 49.69』収録4曲の全18曲に加えて、もちろん冴えわたるトークもふんだんに収録しCD、Blu-ray、DVDの3形態でリリース。映像作品のみの特典として、「トーク」八丈島の“体当たり追っかけ娘”とちょっと久米島(2021.6.15 ウェスタ川越)が特別収録されていく。
そんなさだは、今年の全国コンサートツアー<さだまさしコンサートツアー2022~孤悲~>を5月21日からスタートし、同ツアー・タイトルにもなっている2年ぶり・ソロ通算43作品目となるオリジナル・アルバム『孤悲』のリリースを6月1日に控えている。
同アルバムには昨年自身の生配信番組で即興披露され話題となった「緊急事態宣言の夜に」や、開催中のアコースティックツアーでも「音楽は平和の象徴。平和が破られたら音楽の自由も奪われてしまう。例えば災害の時には歌を歌っている場合じゃなかった。例えば新型コロナ感染症ではコンサートができなかった。音楽が自由にできる、自由に発言できる、それが自由と平和の象徴だと思う。だからこの現場を我々音楽家は命がけで守っていかなければならない。そのためにも思ったことは伝えていこう」と先行披露されている「キーウから遠く離れて」、タイトルチューン「孤悲」など全10曲の新曲が収録されている。