宮崎美子、レア幻のレアシングル「だからDESIRE」配信スタート
宮崎美子が配信シングル「だからDESIRE」を12月11日にリリースした。
歌手デビュー40周年を記念して2020年の9月29日に『スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス』をリリースしている宮崎美子。彼女がリリースした全作品がデジタルリマスターされて収録され、さらに新曲「ビオラ」(作詞:宮崎美子)を収録した豪華盤だ。
そのアルバムのデラックス・エディション限定盤だけの目玉の一つとして、1987年にプレジデントBPM(近田春夫)がプロデュースした「だからDESIRE」とカップリングの「タカラ本みりん」が収録された。宮崎美子がラップにチャレンジした異色の楽曲で、1986年に立ち上がった日本初のヒップホップ専門レーベル「BPM」よりEP盤レコードとして発売されたもの。
A面だった「だからDESIRE」は、宮崎美子の弾けたラップが楽しめる。作編曲は馬飼野康二、作詞は「作詞センター」とクレジットされているが、実は近田春夫のペンネーム。女優として最前線で活躍していた宮崎美子の本音とも取れる過激なワードが炸裂する楽曲だ。「はだかになれるなら はだかになりたいの」と歌う宮崎の歌声が、当時の真面目でオクテな宮崎のイメージを気持ちよく裏切っている。
B面の「タカラ本みりん」はその名の通り宝酒造「タカラ本みりん」のCMソング。当時、日本のヒップホップのパイオニアとして最先端で活躍しながら、多くのCMソングなども手がけ多彩な活動をしていた近田春夫の類稀なる才能が窺える。今回の配信は通常配信に加えてハイレゾ配信もスタートする。