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by ORIHARA

来年はデビュー42周年になり、2月28日には自身も還暦を迎える大きな節目の年である田原俊彦が、2021年4月25日に国際フォーラム ホールAでアニバーサリーライブ＜60th Birth Anniversary Double T Wonderland 2021＞を開催する。 今年はコロナ禍の影響を受けて、予定していた多くのイベントやツアー日程が中止・延期になった。そんな中、恒例のニューシングルリリースの他、田原俊彦本人がCD予約者の名前を呼んで語りかける「ねっとdeでいと」、人数限定でZOOMで会話する「ZOOM deでいと」など、ネット上でのファンとの交流を積極的に行ったり、テレビスタジオからのライブ生配信、ソーシャルディスタンスで敢行したツアーのテレビ中継など、決してその歩みを止めることはなかった。さらには8月に生配信したライブの模様を収めたDVDを12月2日にリリースする。 それでも溜まりに溜まった今年の鬱憤は、還暦イヤーの来年、何倍にもして返すとツアーのMCでも何度も語ってきた田原。11月26日に自身のYouTubeチャンネルで遂にアニバーサリーライブを発表した。「還暦？誰が？俺が？！来年はなんと還暦になるらしいです。みんなと素晴らしい時間を共に過ごしてデビュー42周年のスタートを切れたらいいなと思ってます！！」 昨年のデビュー40周年の時は、自身の聖地であるNHKホールでアニバーサリーライブを行っている。ここ数年、テレビ番組などでもそのパフォーマンスの凄さを見せつけ、ツアーの集客も右肩上がりで増えてきている。往年のファンはもちろんのこと、10代20代や男性のファンもツアー会場では目立つようになってきた。昨今の状況から来年のチケットはソーシャルディスタンスを鑑みた上で発売するということだが、プラチナチケットになることは間違いない。 自身が目標としていたマイケル・ジャクソンの生前の年齢を上回り、歌って踊るパフォーマーとしてはトップに君臨しているが、まだまだ攻め続けるという強い意志が、ツアーを発表する田原の表情からも見て取れた。まさにハッピーなワンダーランドが展開することを期待したい。

デビュー満20年を迎え、音楽ジャンルの枠を超えて幅広い活動を精力的に続ける歌手・氷川きよしが座長を務める『氷川きよし特別公演』が11月19日、大阪・新歌舞伎座にて開幕した。 今回の劇場公演は新歌舞伎座新開場10周年を記念したもので、政府・大阪府及び緊急事態舞台芸術ネットワークのガイドラインにのっとり、感染症対策を実施したうえでの開催となった。公演は二部制で、第一部は芝居『限界突破の七変化 恋之介旅日記』。本作は昨年5月に新歌舞伎座で演じられ好評を博した、旅役者・恋之介とゆかいな仲間たちが繰り広げる旅物語の第二弾。