ORANGE RANGE、豪華なゲスト達やファ
ンとの“縁”を大切に、15周年ライブ
でお祭り騒ぎ!【ライブレポート】

ファンひとりひとりがORANGE RANGEの楽曲と紡いできた思い出と、ORANGE RANGEが出会ってきた様々な“縁”、そして彼らの想いが交差し生まれたこの最高の空間についてレポートする。

『ORANGE RANGE LIVE TOUR 016-017』

ツアーの幕開け


2009年にさいたまスーパーアリーナで開催したスペシャルライブ“カーニバル”をテーマに構成された本ツアーの幕開けは彼らの代表作の一つであり、人と人の心のつながりを歌った『以心電信』。Vo.YAMATOは客席にマイクを向け、会場も一体となり大合唱となった様子はまさに“カーニバル”。
一つのジャンルでくくることのできない唯一無二な存在としてバンド界で不動の地位を築き上げてきた彼らの圧倒的な存在感をオープニングから感じさせられ、息つく間もなく『ロコローション』にて一足ふた足も早く夏が到来。



ORANGE RANGEが武道館のステージに立つのは8年ぶりということで本人たちも楽しみにしてきたことを語り、「バナナピア」「オーイ」の合いの手がキャッチーな『Special Summer Sale』を披露した後、今回の47都道府県ツアーにて各地の学校の吹奏楽部とコラボがなされた『チャンピオーネ』と『イカSUMMER』を熱唱。
やはり学生時代からORANGE RANGEの楽曲を聴いていたというファンが多いだけあって、学生とのコラボは各々が学生時代を思い出す大きな仕掛けになった。

神秘的な雰囲気での思い出やその歴史を超える


舞台はガラッと雰囲気を変え、会場を宇宙空間や何億光年の時代を連想させるような神秘的な雰囲気へと誘った。そんな中披露されたのはバンドサウンドで壮大且つシリアスな詞を歌った『*〜アスタリスク〜』。会場に集まった1万3千人各々の思い出やその歴史を超え武道館という空間に集まった“縁”を感じた一曲であった。

続いて『ミチシルベ〜a road home〜』『君station』と希望に満ち溢れた二曲を披露しMCへと移ると、ORANGE RANGEのライブがファン同士の再会の場所や遊び場であることが嬉しい、とVo.HIROKIが語り、『SUSHI食べたい feat.ソイソース』『ウトゥルサヌ』『リアル・バーチャル・混沌』とダンスチューンで会場を一つに。



と、ここでMCを挟み、昨年7月にリリースされたコラボアルバム『縁盤』に込めた想いと今彼らが一番大切にしている“縁”について述べると、同アルバムにてコラボを果たしたKがステージに登場。「ここに来れて嬉シーサー!」と多少強引な流れで沖縄ギャグをかますも、曲が始まると雰囲気は一転。Kのピアノ伴奏にて歌われる『花』は、年齢を重ねてきた彼らの人間味の深さがより華やかに表現され、改めてじっくり歌詞と向き合える、そんな良さがあった。

それぞれの“縁”


Kがピアノで演奏するジャジーなメロディーをバックにMCをするVo.RYOの“柄じゃない”様子に会場は沸き、続く『キズナ』もKのピアノ伴奏にて披露。ピアノ・三線・バンドの一見ちぐはぐな組み合わせが絶妙に交わり奏でる音色と、故郷や友を想う歌詞が、とんでもないエモさを発揮し、ここでも会場の人々がそれぞれの“縁”について想いを巡らせた。
続く『SP Thanx』はこれまでORANGE RANGEの楽曲を聴いてくれた人への感謝の気持ちが歌われた一曲。1番と2番の間に「花も木も人も風も海も1つの円の中で共に過ごしてる」というフレーズもあり、今メンバーが大切にしているという “縁”と“円”をかけたような選曲であった。

ここでBa.YOHがマイクを取り「ここからこの景色を見ていると、自分たちの曲が伝わっていたんだと思えて嬉しいです。」と、一緒にライブを作り上げた会場のファンへ喜びの気持ちを伝えた。
ライブも後半になり『上海ハニー』『イケナイ太陽』と懐かしのヒット曲を連発すると、楽曲の勢いに負けないよう会場もラストスパートをかけるようにジャンプや合唱で応えた。ここに来てふと会場を見渡すと、スタンディングのみでびっしりとファンに埋め尽くされたアリーナからこれまたびっしりと埋め尽くされた1階席2階席まで、全く温度差が感じられない。なかなか珍しく眩しいくらいのこの光景にモンスターバンドORANGE RANGEの脅威すら感じた。



続くロックナンバー『GOD69』では、アルバム『縁盤』でコラボしたTHE BACK HORNの岡峰光舟とBACK DROP BOMB有松益男、男鹿 なまはげ太鼓が登場。音源を超えた生の迫力を見せつけ、会場をロックオン。YOHとGt.NAOTOもゲストに負けないど迫力の演奏を繰り広げた。
そして嵐のように一曲のみでステージを去る彼らに会場からは多くの拍手が送られた。

「笑って また逢えたらいいね」


ラストから二曲目にはデビューシングル『キリキリマイ』を披露し、歌詞の通りにステージのみならず、会場全体が爆発的な盛り上がりを見せ、ラストは『Silent Night』で琉球國祭り太鼓のメンバー8名とコラボ。「これからもずっと側にいてね」「笑って また逢えたらいいね」といったフレーズが染み渡りとても暖かい雰囲気で本編は幕を閉じた。



何度聴いても、一度離れても、“やっぱり、いいな。”と心から思えるORANGE RANGEの多彩な楽曲と、年々かっこよさを増すライブパフォーマンス。“縁”かもしれないと感じるきっかけがあれば是非CDを手に取り、ライブに足を運んで頂きたい。

Text:愛香
Photo:平野タカシ


セットリスト

1.以心電信
2.ロコローション
3.Special Summer Sale
4.チャンピオーネ (With:二松學舎大学付属高等学校)
5. イカSUMMER (With:二松學舎大学付属高等学校)
6.*〜アスタリスク〜
7.ミチシルベ〜a road home〜
8.君 station
9.SUSHI食べたい feat.ソイソース
10.ウトゥルサヌ
11.リアル・バーチャル・混沌
12.花 (With:K)
13.キズナ (With:K)
14.SP Thanx
15.上海ハニー
16.イケナイ太陽
17.GOD69 (With:岡峰光舟[THE BACK HORN],有松益男[BACK DROP BOMB],男鹿 なまはげ太鼓)
18.キリキリマイ
19.Silent Night (With: 琉球國祭り太鼓)

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