L→R Toru(Vo&Gu)、Ryota(Ba)、Taka(Vo)、Alex(Gu)、Tomoya(Dr)

L→R Toru(Vo&Gu)、Ryota(Ba)、Taka(Vo)、Alex(Gu)、Tomoya(Dr)

【ONE OK ROCK】ライヴで盛り上がる
曲が最大のテーマ

1stアルバムから半年と経たないうちに完成した2ndアルバム『BEAM OF LIGHT』。そこには現在のバンドの勢いはもちろん、挑戦や成長、そして未来も詰まっている。
取材:石田博嗣

1stアルバムから半年というスパンで、2ndアルバムがリリースとなるのですが、止まっていられなかった?

Taka
そうですね。バンド的にも去年と同じことをしていたら、あんまり意味がないなってのがあったし、アルバムをポンポンと出して、曲を増やしていきたいって思ってたんですよ。今年はライヴをテーマとしていて…ライヴがカッコ良いバンドになりたいんで、ライヴで盛り上がる曲を作るってのが最大のテーマでしたね。

曲はいつ頃から作り始めたのですか?

Taka
1月に入ってからですね。ストックもあったんですけど、今回のテーマには沿ってないような感じがしたんで、あえてそれは使わずに。だから、2ケ月ぐらいで、曲作りとレコーディングを終わらせました。
Toru
ガガッと作ってしまおうって。1曲作ったら、“次はこんな感じものを?”ってイメージも沸いてきたし。

短期間で作られたとはいえ、いろいろなことに挑戦してますよね。

Taka
僕は挑戦だらけですね。前回よりも、いろんな意味でポップになったと思っているんですよ。それはなぜかと考えた時に、速いビートにポップなメロディーを乗せるという…それは僕には絶対に作れないものだったりして、一歩間違えると歌えなくなるような曲もあるんですね。音楽だけを聴くと、ギターヴォーカルのイメージがものすごくするんですよ。ヴォーカルがピンで歌っているところがイメージできないというか。だから、どうすればそれを克復できるかってところで、英語の歌詞を乗せて洋楽テイストを強くしたり、声の特徴も曲ごとに変えたりしたんで、そういう意味では全ての曲が挑戦でしたね。

Toruくんはギタリストとしての比重が多くなったのでは?

Toru
そうですね。洋楽的というか、よりロックなテイストが欲しかったんですよ。だから、キメを増やしたり…あと、ドラムが暴れているような感じにしたり、ベースも今まで以上に動いたり、そういうことも意識しましたね。「Crazy Botch」とか「Yap」みたいに、今までと全然違った曲ができたんで、思っていたよりも幅が出たというか、頭の中になかった音も入っているし、アルバムとしても確実に広がりがあるものになったと思います。

歌詞もメッセージするというよりも、自分をさらしている印象が強いのですが。

Taka
自分自身、去年の暮れのクアトロツアーが終わって、分かったことがいろいろあったんですね。今までの自分はどちらというと怒りに満ちあふれているというか、“いつか見てろよ”という気持ちで曲を作ってたし、歌詞も書いていたんですよ。でも、クアトロのライヴで、暮れの忙しい時期にチケットを買って、あの場所に800人なりが来てくれたという事実にものすごく感動したし、逆に“なんでだろう?”って気持ちになったんです。で、自分の怒りをぶちまけるだけではないなって。メッセージソングって言われてるんですけど、僕自身はそんな気持ちで書いてるつもりはなくて、強い言葉を放っているけど、聴いてくれる人の耳に少し入ってくれればいいという感覚なんですよ。今回もそういう気持ちで書いていて…特に1曲目の「必然メーカー」は、もしも長い人生の中で偶然と呼ばれるものを自分の中で必然としてとらえていたら、ほんとは偶然に起こったことでも、“俺はここまで頑張ってきたから、これは必然だな”って思えて、もっと一瞬一瞬を大切に生きれるんじゃないかなって。そういうことに気付いて、歌詞を書いたんですけど、気付くまでは考えてもいなかったことなので、これをメッセージソングとして世に送り出しても、みんなには分かってもらえないだろうなって。だから、“僕はこういうことに気付いたんだけど、みんなもこの歌詞を読んで少しでも気付いてくれればいいな”って軽く思っている程度で…それはこのアルバムの全ての曲に於いて、そんな気持ちで書いてますね。

確かに、自分が感じたことをストレートに言ってますよね。

Taka
隠してもしょうがないかなって。ダサイかカッコ良いは別として、“俺たちはこういうスタンスでやってます”ということの表れでもありますね。

7月からは、アルバムを引っ提げたツアーがスタートするわけですが、どんなライヴになりそうですか?

Toru
対バン形式なんでワンマンとは違って、他のバンドを観に来ているお客さんがいるから、その人たちをどれだけ惹き付けられるかが勝負ですね。
Taka
このアルバムを引っ提げてのツアーが始まるってことで、まだ不安もあるんですけど、一本一本全力投球でやる…対バンするのは自分たちよりも遥かにレベルが高いバンドばかりなので、とにかくやるしかない。そのために作ったアルバムですからね。

ツアーファイナルはSHIBUYA-AXでのワンマンなのですが、そこでは?

Taka
まだ全然想像できないし、気持ち的にはAXの前に、もう1回Shibuya O-EASTをやっておきたかったんですけどね。ものすごく集中して、今まで以上の気持ちで臨む…今まではワンマンでライブハウスを回って、ファイナルがO-EASTだったりしたんだけど、今回は対バン形式で回って、ファイナルが大きいハコなんで、もっともっと難しくなると思うんですよ。だから、対バンのツアーだということと、ファナイルがAXワンマンということと、日頃から気持ちをふたつ持っておかないといけないって思ってます。
Toru
AXはファイナルなんで、ツアーでの反省を踏まえた上で臨みたいですね。全国を対バンで回ってきた意味があったなって思えるライヴにしたいです。
『BEAM OF LIGHT』
    • 『BEAM OF LIGHT』
    • AZCL-10017
    • 2008.05.28
    • 1800円
ONE OK ROCK プロフィール

ワンオクロック:2005年結成。エモ、ロックを軸にしたサウンドとアグレッシブなライヴパフォーマンスが若い世代に支持されてきた。07年のデビュー以降は全国ライヴハウスツアーや各地の夏フェスを中心にライヴを行ない、日本武道館、野外スタジアム公演、大規模な全国アリーナツアーなどを成功させる。16年9月には静岡県の渚園にて2日間にわたり11万人規模を動員する野外ライヴを開催。日本のみならず海外レーベルとの契約をし、アルバム発売を経てアメリカ、ヨーロッパ、アジアでのワールドツアーを成功させるなど世界基準のバンドになってきている。19年2月に待望のニューアルバム『Eye of the Storm』を全世界同時リリース。ONE OK ROCK オフィシャルHP

OKMusic編集部

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