L→R GOT'S(Ba)、IWASAKI(Dr)、KEIGO(Vo)、KOHSHI(Vo)、TAKE(Gu)

L→R GOT'S(Ba)、IWASAKI(Dr)、KEIGO(Vo)、KOHSHI(Vo)、TAKE(Gu)

【FLOW】世界観はファンタジーだけど
、すごく身近なメッセージ

今年デビュー15周年を迎えるFLOWが完成させた『テイルズ オブ』シリーズ第二弾となるシングル「INNOSENSE」。アニメの世界観を想像させるファンタジーの中にあるリアルが、気持ちを奮起させてくれる本作について語ってもらった。
取材:フジジュン

アルバム『#10』(2016年2月発表)のリリースで始まり、ライヴツアーも国内外とくまなく回った2016年。充実した年でしたか?

KEIGO
そうですね。海外でも初めて行くところも多かったり、フルオーケストラとやらせてもらったり。初めて経験することも多くて、すごく充実した一年になりましたね。
TAKE
10枚もアルバムを出させてもらえるのもありがたいことだし、いろんなコラボを経験して新しい音楽体験もいっぱいできて、ここからの10年につながる刺激や発想をもらったし、2017年のデビュー15周年に向けて、さらにギアを入れるべく、いろんなことを吸収できた一年でしたね。ライヴに男の子が増えたり、客層にもまた広がりがあったりもして。

新曲「INNOSENSE」はアニメ『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』第2期ED主題歌ですが、『テイルズ オブ』シリーズとの出会いも大きかったですね。

TAKE
すごいんですよ! 『テイルズ オブ フェスティバル 2016』に出させてもらって演奏したんですけど、それを観てツアーに来てくれた人が全国にたくさんいたんです。で、来てみたら、我々がやってきたアニメのタイアップで知ってる曲も何曲かあったり。点と点が線で結ばれて、やっと現場に足を運んでくれるところまできた感触があるんです。

イベントで1曲聴いて興味を持って調べたら、“あ、FLOWってあの人たちか!”みたいなことがあったのでしょうね。

TAKE
ここ4~5年、アニメのイベントに出るようになって、やっと認識されたっていうのもあると思うんですけどね。

今回、『テイルズ オブ』シリーズのタイアップは2作目になるのですが、前回の「風ノ唄/BURN」と比べたら、方向性が見えてる中で曲を作り始められたのですか?

TAKE
テーマ自体は変わらないものがあるので、前作を超えなきゃいけないというのと、別の見せ方をしなきゃいけないというのはありましたね。前回とはまた違った壁がありました。今回も監督さんと事前に話をさせていただいて、今期は話もシリアスになり、激闘になっていって、“終わらない闘い”というのがひとつキーワードになるという話を聞いて、EDだけどガツガツいってほしいというリクエストをもらったので、“激闘”と“終わらない闘い”というのを軸にして何曲か書いたうちの1曲が「INNOSENSE」だったんです。

そのイメージは曲からすごく伝わってきます。

TAKE
気持ちを奮い立たされるとか、闘いに行く熱や強さを曲で表現できたらいいなと。「風ノ唄」や「BURN」でフィーチャーしたストリングスともまた違った聴こえ方になればと思って、イントロからパッセージ(主要なメロディーとメロディーの間を経過的に結び付けるフレーズ)の速いストリングスを入れたり。あのストリングスの原型はデモ制作の時に家でひとり、人差し指で必死にキーボードを叩いて入れたんですよ。

えっ、そんな地味な作業から生まれたんですか!?(笑)

TAKE
わはは。でも、やっぱり『#10』を作ったことで、どんな音を入れても5人で演奏すればFLOWの曲になるという自信があったので、いろんな音を大胆に使って制作しました。

僕もサウンド面で思ったのはそこで。ストリングスとか足されてすごく壮大な曲になってるからこそ、バンドサウンドのカッコ良さがより際立って聴こえました。

TAKE
裏テーマとして、やっぱり“ライヴでどう盛り上がれるか?”というのがあったので、ライヴでの雰囲気を想像して、各楽器の魅せ場や照明なんかも考えながら作ってます。 
IWASAKI
たくさん音が入るとドラムの音もどこかに何かが食われていくってことが起こりがちだし、今回も不安はあったんですけど。ミックスが終わって聴いたらすごいきれいに音が整理されてて、“よっしゃ!”ってガッツポーズしました。
GOT'S
俺はこの曲ってシングルなんだけど、アルバムの中心になる曲みたいに感じたし、こういう曲がシングルとして出せることの嬉しさがありましたね。やりたいことを遠慮せずにできてる感じもあって、本当にいい仕上がりになったと思います。

「INNOSENSE」の歌詞に関してはいかがでしょうか?

KOHSHI
今回、主人公のスレイに寄せた歌詞にしようと思って、何回か書いたんだけど最初は全然違っていて。監督と話している中で物語や主人公像などを具体的に聞いて、やっと糸口が見えて、そこからは早かったし、より濃いものが書けました。

主人公に自分を重ね合わせたところもありました?

KOHSHI
周りの仲間と闘う姿はバンドと一緒だし、個人というよりはFLOWとしての意思みたいなところに重ねました。

《僕だけのものじゃなくなった夢》とか、まさにそうですよね。すごく壮大な歌詞世界なんだけど、自分の日常や環境に当てはめられる言葉も多いんですよね。

KOHSHI
そう。監督と話してても、世界観はファンタジーなんだけど、メッセージはすごく身近なことだったりして。そういう聴き方をしてもらえると嬉しいです。
KEIGO
僕はアニメもしっかり観ている上で、より作品とのリンク度が高い曲になったと思うし、ここからの物語も想像できる曲になったことが、すごく新鮮でした。ここからライヴで育っていくと思うんですけど、この曲はCDとライヴですごくギャップのある曲になると思うので、そこへの期待もありますね。すごくいい曲になったからこそ、ライヴでもしっかり育てていきたいと思っています。

“INNOSENSE”というタイトルに込めた想いも聞かせてください。

KOHSHI
無邪気で純粋な主人公を、ひと言で表した言葉というところから思い付いた言葉なんですが。“INNOCENCE”の“C”をスレイの“S”に変えることで“SENSE”に読めて、スレイの天族が見えるというセンスにも掛かってて。これを思い付いた時は、俺って天才なんじゃないか!?と思いました(笑)。
TAKE
アニメを知らない人には“これスペル間違ってんじゃない?”って思われるかもしれないけど、これで合ってるから。
KOHSHI
そう、ちゃんと意味を書いておいてください!(笑)
「INNOSENSE」2017年02月08日発売Ki/oon Music
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • KSCL-2840~1 1620円
    • 【通常盤】
    • KSCL-2842 1080円
    • 【期間生産限定盤/アニメ盤(DVD付)】
    • KSCL-2843~4 1620円
FLOW プロフィール

フロウ:1998年に結成。03年1月に発表した海援隊の「贈る言葉」のカバーで注目を集め、シングル「ブラスター」でメジャーデビュー。疾走感あふれるエネルギッシュなバンドサウンドと思わず身体が弾み出すようなメロディーを武器に、全国でイベント出演やライヴを繰り広げる。『NARUTO -ナルト-』『交響詩篇エウレカセブン』をはじめ、多くのアニメにも楽曲を提供し、最近では世界各国で行なわれるアニメフェスなど、日本ばかりではなく諸外国へと活動の広がりを見せている。18年4月からは全21公演の全国ツアー『FLOW 15th Anniversary TOUR 2018「アニメ縛り」』を開催し、そのファイナル公演で10年振りの日本武道館単独公演となる『15th Anniversary Final「FLOW LIVE BEST 2019 in 日本武道館 ~神祭り~」』の開催を発表した。FLOW オフィシャルHP

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