L→R SHOW OHARA(Vo)、TORA AMANO(Gu)

L→R SHOW OHARA(Vo)、TORA AMANO(Gu)

【DIAWOLF】新しいこと、ワクワクす
ることを創造していきたい

A9のSHOW OHARA(Vo)とTORA AMANO(Gu)によるユニット、DIAWOLFが1st EP『Rebellion』から4カ月、早くも2nd EP『Turbulence』をリリースする。ヘヴィロックに時代を映す展開のスピード感と、キャッチーなメロディーをぶつけ合わせた楽曲は実に刺激的だ。
取材:山本弘子

1st EPからわずか4カ月での2nd EPをリリースとハイペースですね。ラウドでメロディックでアガる曲が多いですが、DIAWOLFの基軸は変わっていない?

SHOW
まず表題曲の「Turbulence」はTORAが以前から作っていた曲で、すごくキャッチーだったので最初にこの曲を出すと“A9でやればいいんじゃない?”っていう意見がありそうだったので少し間隔を空けたかったんです。それと、1st EPは激しさがありつつも打ち込みの割合が多かったので、制作が終わった直後に“ふたりで徹底的にやり切ろうよ”っていう話をしましたね。作り込んだ上でもっと上モノを乗せようって。バンドサウンドというか、ふたりの音をもっと追求したいという想いが根幹にありました。
TORA
構成をふたりでしっかり作り上げようっていう。

A9とは違うフィールドでのライヴを経験したこともフィードバックされている?

SHOW
それもありますね。今回はDIAWOLFの基軸となる曲「Turbulence」と「Fallen」をTORAが作って、僕がライヴで足りないパズルを埋めていった感じです。スローテンポの曲はやらないつもりだったんですが、ワンマンをやることになったら1曲ぐらい欲しいなと思って「Die For You」という曲を作ったり、みんなで盛り上がってアガり切ったあとに演奏するイメージで「Afterglow」ができたりとか。

激しくもあり、EDMやエレクトロの洗練された要素も盛り込まれてますが、DIAWOLFが大事にしていることは?

TORA
軸になっているのは単純にヘヴィロックがやりたいっていう。そこに良いメロディーラインを絡めたい…追求しているのは聴き心地とノリ心地ですね。

サウンドのアプローチの違いもありますが、いい意味でA9と比べたら青臭いですよね。構成は凝っているんだけど、基本、衝動が全面に出ているというか。

SHOW
そうですね。バンドをやり始めたキッズの頃は早く大人のバンドになりたいと思ってましたけど、その過程でやり残したことだったり、置いてきたこととか…もっとシンプルに“こうしたらワクワクするよね。楽しいよね”っていうことを追求していますね。

踊れるし、暴れられるし、歌えるっていう。「Turbulence」はどういうイメージがあって生まれた曲ですか?

TORA
これはDIAWOLFをやろうってなった時に“だったら、こういう曲を歌ってほしいな”って作った曲ですね。アッパーでサビでテンションがアガって、なおかつミドルテンポになる箇所もあって。俺的には全部乗せのイメージです。

ギターはメタリックで、イントロダクションは映像的ですね。

SHOW
映像がすごい勢いで切り替わっていくアレンジだったので、ドラマチックな展開になるように導入部にシンセを取り入れて重めにしていますね。タイトルは“乱気流”という意味で、はちゃめちゃに騒ぎたいっていうイメージです。

英語の詞が多いけど言ってることは熱いですね。

SHOW
そうですね。かなりシンプルで“一歩、踏み出してこっちにくれば楽しいぜ。騒ごうぜ”っていう。

レコーディング中のエピソードとしては?

TORA
この曲ではギター2本とベースを弾いてます。
SHOW
弦楽器3本だから大変ですね。
TORA
レコーディング量が3倍ですからね(笑)。

ちなみにスクリームを含めた歌は?

SHOW
歌は僕が全部ひとりでやってます。

(笑)。ふたりとも一人何役もやっているんですね。2曲目「UNCHAINED」はもっともヘヴィでは?

TORA
俺もそう思います。
SHOW
自分が思うミクスチャーってこういう感じっていう曲ですね。アレンジしていくうちにサビがポップというか、開けていった。鎖を解き放って自分を解放しようっていう曲です。

ライヴでガシガシ暴れられそうな。

TORA
そうですね。ギター的には大きな変化はないけれど、ベースは叩いてるっていう。

なんかベースを押してきますね。

TORA
ベース押しなんですよ(笑)。ほぼ全編スラップ。自分でベースも弾くようになってから、ギターがこういう位置付けだからこういうアプローチにしようとか、トータルで考えられるようになったのが新しいところですね。

「Die For You」はライヴ中盤にきそうな。

SHOW
そうですね。ワンマンを想定して。メロディアスな曲なので歌詞もロマンチックになりましたね。

「Fallen」はミラーボールが見えるようなダンスロックとヘヴィロックの融合というか。

TORA
これは突き抜ける方向でいきたかったんです。俺、FPSのゲームが好きなんですけど、ハードコアなゲームでバンバン撃ってる時に、こういうテンポの音楽が聴きたいんだよなって(笑)。スクラッチも効いてますね。
SHOW
最後の曲「Afterglow」はさっき話したようにライヴでさわやかな汗をかいたあとに“もう1曲いこうぜ!”みたいな。TORAがやっていたアメリカの西海岸でスケートしながら聴くような曲。僕は丘サーファーですが(笑)。

TORAくんが作ってもおかしくない曲調ですしね。

TORA
いい曲ですよね。俺、よく人に“オープンカーに乗ってそうな曲ばかり聴くね”って言われるんですよ(笑)。

初ツアーも目前ですが、今後目指すところは?

SHOW
フェスに出たいですね。今めちゃくちゃ楽しいんで、フェスに出られたら死ぬほど楽しいだろうなって。
TORA
いい意味で新しいこと、好きなことを創造して持っていける場所がDIAWOLFなので、これからもどんどん挑戦していきたいですね。
『Turbulence』
    • 『Turbulence』
    • DIAR-0002
    • 2015.11.18
    • 1944円
DIAWOLF プロフィール

ダイアウルフ:A9として活動する将(SHOW OHARA/Vo)、虎(TORA AMANO/Gu)による新プロジェクト。名前の由来は、狼のように死に場所を探しにいくイメージから名付けられた。共通のティーンエイジ世代のルーツであるメタル、ヘヴィロックを主軸に、モード、ゴシックなどをミックス。敏感に新しいものに反応し、ワールドワイドな視点の鋭さを追及していく。15年7月に1stEP『Rebellion』でデビュー。DIAWOLFオフィシャルHP

A9 プロフィール

エーナイン:2004年4月始動。同年9月にバンド名を“アリス九號.”に改め、本格的な活動をスタートさせる。デビュー当初の和情緒にこだわったサウンドから、よりロック的な壮大さを持つものへと進化を遂げ、結成5周年という区切りのタイミングでバンド名の表記を“Alice Nine”に統一。11年に日本武道館での単独公演を成功させ、14年にはバンド初となるアジアツアーを敢行。14年8月、10年間専属契約していた所属事務所のPS COMPANYから離脱することを正式発表した。15年3月に“A9”として活動を再開。『11th Anniversary Live「Re:birth-飛翔-」』を8月23日に豊洲PITにて開催、同日よりライヴ会場限定EP『銀河ノヲト』をリリースする。A9オフィシャルHP

OKMusic編集部

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