L→R U-ICHI(DJ)、MICRO(MC)、KURO(MC)

L→R U-ICHI(DJ)、MICRO(MC)、KURO(MC)

【HOME MADE 家族】攻めて挑んで闘っ
た時に得る
解放感が“自由”だと思う

心の内面をメッセージする楽曲が揃ったミニアルバム『seven emotions』を2月に発表したばかりのHOME MADE 家族が、今度はロック感あふれるアップチューン「FREEDOM」をドロップ! この曲に込めた3人の熱い思いを訊いてみた。
取材:土屋恵介

勢い全開のパワーみなぎる新曲「FREEDOM」ですが、ここまでロックに振り切った曲も初めてですよね。

U-ICHI
アガるトラックを作っていく中で、上ものがギターのみで構築されたトラックができたんです。今までの僕らにないものになったねってスタジオでふたりに聴かせて、すぐサビとかも入れていったんですよ。

より新しいことをやろうって感覚があったのですか?

U-ICHI
その姿勢は昔から変わってないし、メロウなものからアッパーなものまで幅があるのがHOME MADE 家族の音楽だと思うんです。ただ、ジャンル感も気にせず、新しいとこに行けたらって思いは強まってますね。

曲自体が突破力の固まりみたいですもんね。

U-ICHI
この曲のテンポの速さも今までなかったものなので、よりアグレッシブに感じますね。

歌詞は限界を越えて一歩踏み出し、前に向かって動いていこうという力強いメッセージが込められてますね。

KURO
サビを作ってる時にMICROから“FREEDOM”って言葉がポンと出てきて、ハマりもいいし響きもいいから、そこをテーマに掘り下げてみようってことになったんです。ただ、“自由”っていうのはデカいテーマだし難しくて。考えていく中で分かったことが、完全に自由を手中に勝ち取ることはたぶん無理だけど、でも諦めちゃいけないってこと。攻めて挑んで闘い続ける、その瞬間瞬間に得る解放が、自由を感じる時なんだろうなって。“Fight For Your FREEDOM”って言葉が印象的だけど、“自由”っていうのは闘い続けることなんじゃないかってリリックを書いていきました。
MICRO
前回の『seven emotions』は、心の内側が燃えてる感じの楽曲を揃えてたんで、それとは逆の、聴いた瞬間からアッパーなものを作りたかったんです。トラック自体が今までにないほどアグレッシブだし、直感的に気持ち良かったですね。“FREEDOM”ってキーワードで歌詞を進めていく中で、“Reach Out For Liberty”ってフレーズを大切にしたかったんです。手を伸ばして掴み取りにいくこと、今そういう気持ちが大事だと思うんですよね。もちろん現実志向も大事だけど、それよりも自分が思い描くものを現実に変える力を持つことの方が必要じゃないかなって。怖さも伴うんだけど、それも言葉としてきちんと入れたかったんです。

今って手堅くいく風潮が強いけど、やはり前に進むには自分から向かってく勇気も必要ですよね。こうした力強いメッセージを、多くの人に投げかけたい思いも強かったのですか?

KURO
それはありますね。個人的には、闘うって素敵なことだと思うんですね。世の中的には誰かを傷付けるって印象になるかもしれないけど、自分自身と向き合って闘うこともあるし、夢に向かって闘うってこともある。それが聴き手に伝わればなって。
MICRO
僕らの楽曲って、そっと寄り添うとか、背中をやさしく押してあげるものが多かったけど、『seven emotions』を作って以降は、グッと引っ張り上げる強さのある曲がいいなと思うようになりましたね。それはきっと自分たちの年齢もあると思います。今までは“やさしい、いいお兄さん”ってイメージがあったと思うけど、それだけじゃない新しい自分たちをもっと表現したいって気持ちがあるんです。この曲は震災より前にできた曲だけど、今こういう状況になって誰もが不安を抱えてる。自分もだけど、迷ってる時に誰かに引っ張ってもらうとそれだけでも安心する。なので、今の状況の中で誰かを引っ張ってあげられる曲になればと思いますね。

まさしく、HOME MADE 家族の強い一面が見せられた曲ですね。2月にミニアルバム『seven emotions』を出して、6月にこの「FREEDOM」がリリースされて、5月からはツアーも行なっているわけですが、次のステージへとステップアップしたHOME MADE 家族が、ここから何かやってくれそうないい予感がしますよ。

MICRO
そう言ってもらえてうれしいです(笑)。確かに、今、勢いはありますよ。5月のツアーではリリース予定のない新曲もやれたらいいなと思ってるんですよね。僕らも7年やってくると、一連のルーティーンができてきてた。でも、新しいものをやってみたいです。僕は比較的、基礎の王道で勝負したくなる方だけど、ふたりは常に新しいものを取り込んだ方が刺激があっていいって考えを持ってる。自分もきっとそうしないと成長もしないと思うし、今はそうする時だと強く思うので、新しいチャレンジをしながら、どんどん未開拓地を開拓していければと思ってますね。
KURO
その通りだと思います。7年経ってマンネリとかなるのかなって思ったけど、まだまだだなってつくづく思いますね。やりたいこともあるし、自分自身も成長しなきゃってとこもたくさんあるし、知らないことだらけだし。挑戦していくことは終わらないんだなって思いますね。曲作りでも、ライヴでも、何かひとつ自分にテーマを掲げて、それを乗り越えていく。それをやり続けていこうと思ってます。
U-ICHI
ライヴでは、大半はアッパーな曲をやってるんですけど、「FREEDOM」みたいな曲をシングルで出せるのはうれしいですね。ライヴでもさらにパワーアップできると思うんです。これからもこういう曲を出していきたいし、ライヴもひとつひとつを大事にやっていきたいですね。
HOME MADE 家族 プロフィール

HOME MADE 家族は04年にアルバム『Oooh! 家〜!』でデビューすると、そこに生じるさまざまな弊害をものともせず、ひたすら我が道を邁進してきた。この個性の立った3人組が持つヴァイタリティは他のアーティストの誰もが見習うべきものだろう。
ファンキーでハスキーな声を操るMICRO、テナー・ヴォイスの速射ラップで聴き手の気持ちを鼓舞させるKURO(このふたりはバイリンガルでもある)の両人はスキルを素地にしてその上でオリジナリティとユーモアをダンスさせるようなラップを展開する。そのかけ合いも絶妙だ。さらにDJ U-ICHIが紡ぎ出す、メロディックさと力強さを一緒くたにしたような、満開な楽しさとホロ苦い哀愁を同居させたようなトラック群も耳に美味しい仕上がりだ。
大・中・小という身体的特徴が良く語られるこのヒップホップ・トリオだが、その音楽性の高さはU-ICHIの身長(約190cm)以上に群を抜いている。そんな彼らが約1年ぶりに完成させた2nd『ROCK THE WORLD』(05年)も聴き逃し厳禁のハイ・クオリティ作だ。オフィシャルHP
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OKMusic編集部

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