GARNET CROWのギタリストである岡本仁志が、“SUPER LIGHT”名義で約6年ぶりとなるソロ作品を完成させた。歌モノあり、遊び心に満ちた楽曲ありという意欲作である。
取材:石田博嗣

6年ぶりとなるソロ作品なのですが、名義は“SUPER LIGHT”。なぜプロジェクトというかたちに?

単純に、自分自身に新鮮な気持ちが欲しかったんです。ひとりの自己完結でやっていると、絶えず刺激があるっていうわけではないので、内部でエネルギーを発していかないとテンションが持続しないんですよ。だから、名前を新たに掲げてみたという。未だに“SUPER LIGHT”という名前を見ただけでうれしくて、すごくウキウキしますね。“SUPER LIGHT”って響きもいいし、覚えやすいし、しれ~と感もあるし。

しれ~と感?

ずっと前からいたような感じがするというか、しれ~と存在しているような感じがあるかなって(笑)

なるほど(笑)。では、今作の制作はいつ頃に?

前のアルバムが終わってからの半年間と、リリースが決まってからの数カ月です。なかなかタイミングがなかったというか、GARNET CROWがあったし、人様のプロジェクトのお手伝いとかしていたので。だから、『Lose My Breath』と『Dime La Verdad』は最近ですけど、他の曲の原形は昔からあったものです。ちょっと手を加えていたものがポツポツとあったので、それをかたちにしつつ、新曲を加えたという感じですね。

どんなアルバムにしたいと思っていたのですか?

最初は特になかったんですけど、何曲が出来上がってくると、なんかバラバラになりそうな感じだったんですよ。だったら、“この人、いったい何をやりたかったんだろう?”っていう感想を持っていただけるようなアルバムにしたいなって(笑)。入れる曲が決まって、あと何曲ってなった時、わざと突出しているような、よりバラバラ感を演出できるものを選びましたね。

「Lose My Breath」は懐かしい音使いが印象的でした。

シンセブラスのビブラートのかけ方がそう思わせるんでしょうね。あんまりやらない手法だし、タムの音色も古臭い音になってるので、そのせいだと思います。

ヴォーカルにオートチューンを施して息継ぎの合間を潰している感じが、不思議なノリを作ってますよね。

『Lose My Breath』は息継ぎが絶対に不可能な曲をやりたかったんですよ(笑)。パッと聴いて“あれ? 息継ぎはどこでするの?”みたいなことを思ってもらえば大成功です。

岡本くんの歌声ってオートチューンをかけると声の余韻が際立つというか、独特の雰囲気が出ますね。

そうなんですよ。前世はオートチューンかと…そんなわけないですけど(笑)。でも、かなり一体化できるんですよ。だから、オートチューンは以前から使っているし、かけると安心しますね。

「Dime La Verdad」は?

“なんちゃってラテン語”をやりたかったんです(笑)。あと、ヴォーカルデータにバグが発生して途中おかしくなるんだけど、またそれが途中で回復するっていう一連の挙動を曲中で演出してみたかった…単純に音で遊びたかっただけです(笑)。モチベーションはそこでしたね。

アルバムを聴くと、ライヴが気になるのですが…

昨日の朝、決まりました! でも、どうなるか見当が付かないんですよね。生楽器以外のものがかなりウエイトを占めているので、全部取っ払って別モノとしてやってしまうのか、同期モノを使ってやっちゃうのか。っていうか、その前にGARNET CROWがあるから、今は全然余裕がないです。
SUPER LIGHT プロフィール

スーパーライト:GARNET CROWのギタリストである岡本仁志のソロプロジェクト。時代に左右されない、自然体かつ繊細でカラフルなサウンドが各方面で高評価を得ている。オフィシャルHP

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