2010年一発目となる城南海のニューシングル。新曲のことはもちろん、デビュー2年目に懸ける想いについても語ってもらった。
取材:石田博嗣

デビューから1年が経ちましたが、どんな1年でしたか?

ライヴとかコラボとかいっぱい挑戦させてもらったし、皆既日食もあったし、いろんなことが経験できましたね。何をするにも初めてだったから、取材とかラジオとかずっと緊張していて、あっと言う間にすぎていったんですけど、2年目からは新人ではなくなるし、20歳にもなったので、歌もだし、自分の行動に対してももっと責任を持って頑張っていきたいと思ってます。

そんな2010年の最初の新曲が「ルナ・レガーロ ~月からの贈り物~」。これは『ダイワハウス ルナ・レガーロ ~月からの贈り物~』のイメージソングなんですよね。

はい。月をテーマにしたエンタテインメント&レストランということで、私の名前が候補に挙ったそうで…私もデビューの時から月というものにすごく縁があるので。だから、この話をいただいた時はうれしかったですね。

プロデューサーの武部聡志さんとはどんな話を?

イメージソングというのは決まっていたので、サーカスのこととか、曲の感じをどうするか…パッと聴いた印象は力強いんだけど、耳にスッと入っていくようなものにしたいっていう話をしました。イメージ的には3rdシングルの『白い月』の進化版みたいな感じなんですけど、ワールドミュージックの要素も取り入れるってことで、フランメコっぽいギターが入ったりして、エモーショナルな感じになりましたね。

では、歌詞は? “めぐりあいは おくりもの”というフレーズがすごく素敵だと思いました。

1stシングル『アイツムギ』の川村結花さんに書いていただいたんですけど、川村さんの歌詞って自然に心に入ってくるんですよね。今回は人との出会い…人って出会いがあって成長するし、支え合って生きていくわけだから、“あなたと出会えた奇跡”というものを大切にしないといけないなって、この歌詞を読んで素直に思いました。私も一期一会という言葉が好きで、人との出会いを大切にしてるので。

そんな歌詞をどのように歌おうと?

今回はやさしさを表現しつつ、サビでは力強く思いきって…武部さんからは“エモーショナルに!”って言われました(笑)。だから、メロディーに乗るっていうよりかは、感情を出して歌いましたね。今回はそういう歌い方にチャレンジしました。

カップリングの「リリー」と「きみのために」はO-liveさんが手掛けられているのですが、これまでのO-liveさんの楽曲もそうなんですけど、すごく内面に響くし、人間味にあふれていて、南海さんの雰囲気にぴったりですよね。

歌詞とメロディーを書いてくださっている永田順子さんとはいろいろお話とかして…それこそガールズトークを展開したり、一緒にお買い物に行ったりして、すごく私の内面を見てくれているので、そういうものが歌詞に反映されていますね。私の気持ちとか、その時に想っていることを感じ取ってくれているというか。『リリー』は一見ロックだけどちょっと寂しいところがあったりするし、『きみのために』はほんと等身大で歌えました。

そんな今作を引っ提げてのツアーも決定しましたが。

生で歌を聴いてもらえる場所を大切にしたいので、今回も着席で、ゆっくりと歌を聴いてもらえるようにして、かつ奄美の島唄コーナーも取り入れて、みなさんと一緒に“ウタアシビ”をして、たっぷりと奄美の風を感じてもらえるような楽しいライヴにしたいと思ってます。
「ルナ・レガーロ 〜月からの贈り物〜」2010年03月17日発売PONY CANYON
    • 【初回限定盤(DVD付)】
    • PCCA-3097 1575円
    • 【通常盤】
    • PCCA-3098 1050円
城 南海 プロフィール

キズキミナミ:平成元年、鹿児島県奄美大島生まれ。奄美民謡“シマ唄”をルーツに持ち、2009年1月にシングル「アイツムギ」でデビュー。14年7月にテレビ東京『THE カラオケ★バトル』へ初出演以来毎回高得点を叩き出し、番組初の10冠を達成。デビュー10周年となる19年は1月に地元奄美大島で『10周年記念ふるさとコンサート』を奄美文化センターで開催し、5月にベストアルバム『ウタツムギ』、さらに12月にはオリジナルアルバム『one』をリリース。20年にはディズニー実写映画『ムーラン』の日本版主題歌「リフレクション」の歌唱が決定。日本版の訳詞も担当し、21年1月に10枚目となるアルバム「Reflections」をリリース。城 南海 オフィシャルHP

OKMusic編集部

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