面白いものなら何でも取り込むダンスポップミクスチャーバンド、DUFFの2ndシングルが完成! 聴き手の胸を打つ温かなメッセージをNakamura(Vo)とShingo(Dr)が語る。
取材:道明利友

タイトルを“めぐり愛”としていますが、本来なら“めぐり合い”となりそうなところを“愛”にしてるので印象的でした。何か強い思いが込められているように思ったのですが、こちらの由来を教えてください。

Shingo
「めぐり愛」の“愛”は、僕のこだわりで(笑)。“愛”は自分が与えて、また与えられるものっていうイメージが強いんですよ。“恋”だと、なんか一方通行な感じがしますけど。だから、“話し合い”とかの“合い”も僕の中では“愛”なんです。そういう、お互いの気持ちを交錯させるっていう意味だったり、お互いが与え合う関係っていう意味を込めて“めぐり愛”にしたんです。

なるほど。恋愛という範囲だけじゃなくて、友人や仲間、家族といった、もっと広い人間関係からの“愛”を描いているのですね。

Nakamura
そうですね。サビの部分でも“めぐり出逢いまた別れて 僕はまた強くなれるような気がしてたんだ”と歌ってるんですけど、実際に僕自身もいろんな人に出会わせてもらって変わっていった時期があったんですよ。僕にとってはこのバンドのメンバーが一番大きくて…もともと、どっちかって言うと引きこもりがちなほうだったんです(笑)。物事に対しても、いろんなことを考えて自分の中で閉鎖的に結論付けちゃったりして、伝えたくても上手く表に出せなかったり。それが、バンドのメンバーと出会って、初めて自分の考え方を認めてもらったというか。

メンバーとの“めぐり愛”が、自分を変えてくれたと。

Nakamura
はい。僕、音楽を始めたのが年齢的にわりと遅かったこともあって、周りからはなかなか認めてもらえなかったというか…“お前、なんで今から!?”みたいに言われることも多くて。でも、自分なりにずっと続けてきた音楽を認めて、肯定してくれたメンバーみたいな人たちや、逆に否定してくれた人もいたからこそ今があるというか。否定されても負けたくないっていう気持ちが、そこから出てきてたんで。なので、出会った人も別れた人も、いろんな人がいて初めて人は少しずつ強くなれるっていうことをこの曲で言いたかったんです。

そういう温かいメッセージを歌う「めぐり愛」があり、「DAYDREAM」ではラウドなギターを鳴らしていて。かと思えば、1stシングルの「SAMURAI GROOVE」は三味線みたいな“和”テイストが満載っていう、曲ごとにフィーチャーしてる音色が全然違うのも面白いですね。

Nakamura
そうですね。「SAMURAI GROOVE」は日本らしい音だったり、中国っぽい“タタタタッタッタ~”っていう音階だったり、いろんな国のものをベタなミクスチャーロックに混ぜたら面白いんじゃないかなって。自分がいいと思ったものはとりあえずやってみたいっていうのは、やっぱりありますね。でも、基本的に一番大事なのはメロディーだと思ってます。
Shingo
そう。メロディーと前向きに。“笑ってほしい”みたいな感覚は、どの曲にもある芯じゃないかとは思ってるんですけど。曲を聴いてもそうだし、ライヴを観てもらってもそうだし、元気がなくなったら遊びにおいでよって感じで(笑)。「めぐり愛」は、“一緒に頑張ろうぜ!”って優しく、「DAYDREAM」なら“よし行け!”って勢い良く。それがどういうかたちであっても、聴いてる人の背中を押せるようなバンドではありたいですね。
DUFF プロフィール

06年3月に結成された京都在住の6人組ダンス・ポップ・ミクスチャー・バンド、DUFF。関西を中心に名古屋、東京などでライヴ活動を展開中だ。彼らの魅力は、何といっても1度耳にしただけで心に残るキャッチーなメロディーと、10代から20代の男女にとってリアリティーかつ共感を呼ぶ分かりやすく伝わる歌詞。

そのことを証明するかの様に、08年3月に<モバゲー>にて楽曲「さくら」がランキング1位を獲得。10万ストリーミングの実績を残し(因みにその時の2位も彼らの楽曲「しるし」)同年12月には、楽曲「snow drop」も1位を記録するなど楽曲の良さは確実に浸透している。

また、確実な演奏力とコンセプトのしっかりしたパフォーマンスが評判を呼び、ライヴ動員が増え続け、同郷の10-FEETが主催する『京都大作戦2009』、<エイベックス>が開催する『a-nation '09 Powerd by ウィダー in ゼリー』などの夏フェスに出演するなど、各所からのライヴ・オファーが殺到している。そして、09年9月に<エイベックス>より1stシングル「SAMURAI GROOVE」でメジャー・デビュー。オフィシャルHP

OKMusic編集部

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