取材:ジャガー

好きなことやっていいんだよ

YVEさんの曲って、すごく女性に勇気を与えるものが多いですよね。

女の子に“女の子で良かった!”と思ってもらいたくて。アーティスト名の“YVE”も、女性の象徴といわれる“アダムとイヴ”から付けたぐらいなので。女の子の感情は特有の喜怒哀楽があって…いろいろ難しいじゃないですか。でも、全部ひっくるめて考えても、女の子ってすごく魅力的だと思うんですよね。私自身、今回の『神様、チェリー』のPV撮影時に、いろんな衣装を着ることができて、楽しくてテンションが上がってたり(笑)。歌もそうですけど、ファッションも含めて、“女の子で良かった! 女の子は楽しい!”っていうのを感じもらえればうれしいです。

しかし、「神様、チェリー」の歌詞は分かりやすいと言いますか…大胆ですよね(笑)。出てくる単語が“Kiss”一色という。

最初に歌詞を書く時、素直な気持ちをインパクトのある分かりやすい言葉で表現したかったんですよ。で、実は恋愛しちゃうと私もこの歌通りになっちゃうんですけど(笑)。歌入れもYVEに好きな子がいて、“うわキスして?!!”の気持ちだけを膨らませながら歌いましたし。やっぱり、恋愛すると、“嫌われたくない”“彼の前では可愛くいたい”とかいろんなことを考えてしまうけど、理屈抜きに“キスしたい”“触れたい”っていうのを素直に出してもいいんじゃないかなって。あと、個人的な話なんですけど、私、“恋の駆け引き”って分からない人で。告白ひとつにしても、好きになった方が言えばいいじゃないですか。キスも“本当に好きだからキスがしたいんだ!”って女の子から言うことは恥ずかしいことじゃない。愛し合っていくためのひとつの大切なコミュニケーションだと思うので、“大胆な女は嫌いかしら?”と歌詞があるんですけど、そういう気持ちも素直に出していいと思う。男子諸君は、そう言ってくれたことに対して、受け止めてほしいですよね。

さすが、姉さん(笑)。そして、YVEさんのメッセージ性の強さは2曲目「No way!」でも止まることを知らず、最強のパートナーとして(MTV『ロック検定』のVJ) Boo氏をプロデューサーに迎え、バリバリのロックを表現したと。

『No way!』は個人的にもすごい好きな曲で。今回BOOさんと初めてお会いしたんですけど、共通の友人も多くてすぐに打ち解けましたね。音楽だけでなく、人間的にもすごく熱くてピュアな方だったので、一緒に話ができてとても心地良かったし、勉強にもなりました。あと、ひとりの時とは違う、誰かに入ってもらえることで生まれるグルーヴも良かったです。もともと、暗い社会に対して“ふざけんなよ!”っていうストレス発散的な曲をずっと作りたいと思っていので、歌詞を見せてBOOさんと話をしながら曲を付けてもらったんですけど、めちゃくちゃカッコ良くて。思いっきりコーラスでBOOさんも参加してますからね、内容も濃くなりますよ(笑)

こうしてみると、曲の持つパワーが2曲とも力強い作品になりましたね。

恋愛と社会、ふたつの視点で書いているだけで、このシングルで言いたいことは“好きなことやっていいんだよ”ってことなんですよ。自分が伝えたいことって、自分が行動しないと人には伝わらないと思うんです。なので、言うことに対して勇気もいるし、行動するにしても怖さはあるけど、実行しないしんどさよりは、実行するまでの怖さの方が全然楽だって気付いてほしいですね。仕事でも、学校でも、恋愛でも、何か一線超えようか悩んでる人に“その線超えちゃえ!”っていう後押しになれたらいいなって。
YVE プロフィール

イヴ:2007年、映画『天使がくれたもの』の主題歌を収録したミニアルバム『天使がくれたもの~It’s Only Love~』でデビュー。同年代の女性の気持ちをリアルに表現した歌詞が魅力的なシンガーソングライター。YVEオフィシャルサイト

OKMusic編集部

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