取材:高木智史

違う個性のふたりから生まれる音楽が強

2作目となる「君のフレーズ」ですが、おふたりの違う声質から感じる歌詞の意味とか、サウンド面でも展開を繰り返してて、すごく聴き応えがありました。

KYOHEI
映画『劇場版 カンナさん大成功です!』の主題歌なんですが、女の子を応援するさわやかなノリの良いポップスをイメージして作りました。でも、“頑張れ!”みたいな応援歌ではなくて、恋愛の面でポジティブに頑張って、そして元気になってもらいたいなと思って作りました。歌詞には僕らの恋愛観を込めています。

恋をした時のポジティブな部分とネガティブな部分を、ふたりのヴォーカルで表しているのかなと思ったのですが。

KYOHEI
Aメロ、Bメロ、サビの展開がポンッポンッポンって変わるんですけど、その変わり目で声も変わっていくのが恋愛の移り変わる感情みたいに聴こえたらいいなという遊び心ですね。

歌詞に度々出てくる“phrase”というワードが、この曲のポイントですよね。

MITSUAKI
そうですね。聞き慣れないワードなので、意味はあんまり伝わらないかもしれないけど、これに関しては明確な意味付けがない方がいいのかなって。聴いた人たちそれぞれの好きな人に対する、それこそ“好き”っていうフレーズだったり、“会いたい”っていうフレーズがあてはまればいいのかなって思ってます。

カップリングの「キミの為に僕が強くなる」は逆に、具体的なエピソードが歌詞に込められていて実体験としか思えない内容だったのですが。

MITSUAKI
それは多分、彼の方が(笑)。
KYOHEI
いやいやいや(笑)。実体験というか空想? 妄想? の恋愛です。歌詞に“2年前は友達の友達”というところがあるんですが、それぐらいが一番切ない頃合いなのかなと。1年だと早いし、3?4年経ってると落ち着いてるかなという。男って弱い生き物だと思うんですよね。強がったりして、なかなか本当のことを言えなかったり。でも、手紙なら言えるかなと思って、手紙を書くように、読んでるように作りました。

この「君のフレーズ」と「キミの為に僕が強くなる」はひとつのつながりのある曲なのかなと思ったのですが。

MITSUAKI
僕はそういう捉え方をしてて、「君のフレーズ」で恋が始まって、その後どうなるか!?ということで「キミの為に僕が強くなる」につながれば面白いんじゃないかと。最初タイトルは“キミの為に僕は強くなる”だったんですけど、ふたりで話してて“が”の方が意志が強く感じるかなと思って。違うふたりの考えをひとつにするのは難しいんですけど、ひとつにまとまった時っていうのは濃いものができるので、毎回毎回作ってて良いものができている自信はありますね。なので、今、本当に大事な人がいる場合はより相手のことが好きに思えるような歌になったと思います。
KYOHEI
ひとりで作るよりもミッちゃんの感じたことを聞くことでハッとすることもあるし、そういうところが個性の違うふたりで良かったなと思うし、Honey L Daysの強みですね。

次はどんな作品が期待できますか?

KYOHEI
これまでは爽快な感じとバラードの枠しか見せてないと思うんですけど、ライヴではわりとハードなヘヴィなロックの曲も多いので、次はそういう面も見せられたら面白いんじゃないかな。
MITSUAKI
CDを聴いてくださってライヴに来ていただくと、“全然違うやん!?”ってよく言われるからね(笑)。
Honey L Days プロフィール

ロック・バンドでライヴ活動を行なってきた1981年11月29日生まれ、神奈川県出身のKYOHEIと、ゴスペル・グループに在籍し活動してきた1980年5月22日生まれ、大阪府出身のMITSUAKIが、 03年春に共演した舞台をきっかけに結成されたヴォーカル・ユニット、Honey L Days。

08年9月に<avex trax>より1stシングル「Go=Way/Center of the World」でメジャー・デビュー。3枚のシングルをリリースした後、10年5月に発売された4thシングル「まなざし」は、若手人気俳優・山本裕典主演のTBS系『タンブリング』主題歌に抜擢され、着うた(R)先行配信ではデイリーチャート1位を獲得。その後もチャート上位をキープし、CD売上げではオリコンデイリーチャートでは初登場15位を記録。ラゾーナ川崎で行われた発売記念イベントでは約3,000人が見守るなか、堂々たるパフォーマンスを披露し、大成功を収めた。満を持して、6月には1stアルバム『伝えたいことがあるから』をリリースする。

自分達の音楽だけでなく、俳優もこなすMITSUAKI(俳優として活動する際は東山光明名義)と、映画・ミュージカルの作曲や他のアーティストの音楽プロデュースもこなすKYOHEI。多才でありながら、ソロからハーモニーまでこなす2人のヴォーカリストとしての強力な個性がHoney L Daysの最大の魅力である。Honey L Daysオフィシャルサイト
公式サイト(アーティスト)

OKMusic編集部

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