【LOVE PSYCHEDELICO】『LOVE PSYCH
EDELICO TOUR 2013“IN THIS BEAUTI
FUL WORLD”』2013年6月14日 at 渋谷
公会堂

撮影:HIRO KIMURA/取材:高良美咲

 ニューアルバム『IN THIS BEAUTIFUL WORLD』を引っ提げ約3年振りに行なわれたLOVE PSYCHEDELICOのツアー。この日が最終日ということで、メンバーがステージに現れると、待ってましたと言わんばかりに会場からは拍手と歓声が沸き上がった。
 今ツアーではいつものサポートメンバーに加え、骨太な腕で叩き出す力強い音がバンドのパワフルさを際立たせるパーカッショニスト、レニー・カストロが参加。そんなたのもしいバックバンドとともにギターをかき鳴らし楽しそうに歌うKUMIの“一緒に歌ってね”という呼びかけに対し、会場は歌ったり踊ったりと盛り上がりを見せていた。
 薄暗いステージにレニーとNAOKIのふたりが残り、セッションを繰り広げたEAGLESの「Take it easy」。ふたりだけで奏でられる音とNAOKIの歌声に合わせて会場から歌声と手拍子がこだまする、その穏やかな空気がとても心地良い。そしてKUMIが登場し、NAOKIが“一曲くらい座ったらどうだい? 騒ぐ時に騒ごうぜ”と観客を席に着かせ、しっとりとした雰囲気で「裸の王様」を披露。カホンに跨ったレニーとの3人でのアンサンブルに乗ったKUMIの伸びやかな歌声がとても印象深い。また、残りのサポートメンバーがステージに戻った「all over love」のエンディングのコーラスの美しさにも思わず息を飲んだ。続いて「Calling You」が始まるとミラーボールが登場し、一変してそこからは次から次へとダンサブルな曲を繰り出す。KUMIも長くて綺麗な黒髪を揺らしながら会場から伝わってくる熱気を全身で味わい、ハンドマイクに持ち替えて踊る場面も。本編最後は「LADY MADONNA」。途中にNAOKIがヴォーカルをとる「Pretty Woman」を差し込むという心躍らせるというアレンジを見せ、会場中に笑顔をあふれさせた。
 アンコールの「Last Smile」では切ないメッセージが心に突き刺さり、じっと聴き入る客席。しかし、最後の「Freedom」では“「Freedom」のヴォーカルはみんなだね”とKUMIが言うほどの大合唱が巻き起こる。着飾らないLOVE PSYCHEDELICOの揺るぎないカッコ良さを魅せつけられ、ステージに掲げられていたバックドロップの“IN THIS BEAUTIFUL WORLD”が凛として見えた。

セットリスト

  1. Your Song
  2. No Reason
  3. Free World
  4. Abbot Kinney
  5. Shining On
  6. It's You
  7. GRAPEFRUITS
  8. It's Ok, I'm Alright
  9. Beautiful World
  10. 【NAOKI Time】take it easy
  11. 裸の王様
  12. all over love
  13. Calling You
  14. Aha!
  15. Mind across the universe
  16. Everybody needs somebody
  17. LADY MADONNA(~pretty woman)
  18. <ENCORE>
  19. Last Smile
  20. Shadow Behind
  21. This Way
  22. Freedom
LOVE PSYCHEDELICO プロフィール

1997年結成。00年1月、TOWER RECORD新宿店・渋谷店・名古屋近鉄パッセ店・大阪丸ビル店・下北沢ハイラインレコードの5店舗にて、2曲入り100 円カセットを数量限定発売。同年4月にシングル「LADY MADONNA~憂鬱なるスパイダー~」でデビューすると、01年に発表した1stアルバム『THE GREATEST HITS』が200 万枚、02年発表の2nd アルバム『LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA』が100万枚を超える驚異的なセールスを記録。NAOKIの卓越したギターテクニックとKUMIのヴォーカルスタイルは、印象的なリフ、日本語と英語が自由に行き交う歌詞により、独自の音楽スタイルを確立している。LOVE PSYCHEDELICO オフィシャルHP

OKMusic編集部

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