【Base Ball Bear】Base Ball Bear
SHIBUYA-AX 2007年5月11日

text:高岡彩子

10代にしてメジャーデビューという華々しいスタートを切り、今やJロック界の若き新鋭としてその名を轟かせているBase Ball Bear 。彼らが約1ヶ月間に渡って行なってきたツアーがいよいよ最終日を迎えた。 華々しい照明に彩られながら、“待ってました”と言わんばかりの 拍手に迎えられ登場したメンバー。個々が所定の場所に着くや否や「STAND BY ME」が始まった。疾走感のあるギターとキャッチーなメロディーが、ノリやすく気持ちのいい音を作り出しながらも、小出祐介(Gu&Vo)の少し鼻にかかった温かみのある歌声と関根史織(Ba&Cho)の透明感あふれるコーラスが彼らの楽曲の輪郭をよりハッキリとさせる。爽やかでポップな印象が強かった彼らの楽曲だが、こうして生で聴いてみると激しくかき鳴らされるギターと飛び跳ね感たっぷりのドラミング、リズミカルに奏でられるベースが生み出すバンドサウンドからは予想以上にロックを感じずにはいられなかった。メンバーのパフォーマンスに一喜一憂しながら、ステージに食いつくオーディエンスの盛り上がりは時間を追うごとに熱さを増し、どこからともなく起こった大合唱で最高のコール&レスポンスが繰り返された。 作品を出すたびに新たな一面を覗かせてくれる彼らの楽曲だが、その音楽に対する柔軟性は単に“若さ”というものだけでは説明しがたい。分かりやすさを持ちながらも、どこか耳に残るひとクセもふたクセもある個性をすでに確立しているからこそ、躊躇することなく様々なことに挑戦できるのだろう。これから先、彼らがどんな変化球を投げてきてくれるのか、そんな期待を持たずにはいられない未来を感じさせるツアーファイナルであった。
Base Ball Bear プロフィール

ベースボールベアー:2001年、同じ高校に通っていたメンバーが学園祭に出演するためにバンドを結成したことがきっかけとなり、高校在学中から都内のライヴハウスに出演。その高い音楽性と演奏力が大きな話題を呼び、06年4月にミニアルバム『GIRL FRIEND』でメジャーデビュー。これまで2度に渡り、日本武道館でのワンマン公演を成功させる。16年3月、結成当初からのメンバーであった湯浅将平(Gu)が脱退。17年4月、新体制後初となる7thフルアルバム『光源』をリリース。Base Ball Bear オフィシャルHP
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