【THE BACK HORN】THE BACK HORN
Zepp Tokyo 2008年2月24日

取材:黒田奈保子

結成10周年、そしてベストアルバム『BEST THE BACK HORN』を携えてのZeppツアー初日。これまでにも同名のタイトルでジャンルを問わず対バンを行ない、ライヴバンドとしての存在をこれでもかと知らしめてきた彼ら。しかし、ツアー初日とは言え、連日のライヴ続きで、この日のステージに失礼ながら“パワー温存で手加減するのでは?”などと、少々疑いを持っていた。しかし、その疑いはものの見事に取り払われ、終演後には今まで以上に彼らの魅力に取り憑かれた。 今までに観てきた彼らのライヴでは、開演直後から常に熱く興奮し、身震いしていた。だが、この日観た彼らのステージはいつもと違って、音のひとつひとつに安堵感を感じた。インディーズ時代を含め、過去の楽曲が多く披露されていく。曲目はツアー初日のため表記できず残念だが、いづれもTHE BACK HORNの“軌跡”そのものを表したものだった。これまで発表してきた自分たちの楽曲の全てを新たに吸収、昇華し、発せられていく音たち。“その時”だけの勢いではない、どれも力強い説得力を持っている。客席からは興奮だけではなく、感嘆の声が上がるほどだった。 ドラムの松田自身が語った、“もし明日いなくなった時への自分なりのベスト”という言葉の通り、“今”はもちろん、“これまで”と“これから”の彼らを表現するに相応しい“強命”なパフォーマンスに、少しでも“共鳴”し“叫鳴”できたことがうれしかった。6月には日本武道館にて初のワンマンライヴも決定している彼ら。この日以上の“共鳴”を期待したい。

OKMusic編集部

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