【FoZZtone】FoZZtone 渋谷CLUB QUA
TTRO 2009年1月31日

撮影:橋本 塁/取材:ジャガー

“class law”と渡會将士(Vo&Gu)の歌声が高らかに響く。本ツアーの中心作品『ワインドアップ』の収録曲「暮らそうよ」の一節である。ステージには渡會のみで、アコギを片手に歌っていたのだが、越川慎介(Dr)、菅野信昭(Ba)、竹尾典明(Gu)の順にメンバーが登場し、心地の良いサウンドを重ねていく。徐々に力強さを増しながらプレイされる同曲。何とも言えぬ空気感に包み込まれ、ゆっくりと体を委ねるようにリズムに乗った。それも束の間、“お待たせ!”という渡會の叫びとともに、続く「茶の花」から加速度を上げて繰り出されるナンバーにテンションも急上昇! MCで“スケジュール的にもメンタル的にもしんどかったツアーだった”と語っていたが、それが彼らを大きく成長させたのだろう。前回よりもさらに研ぎ澄まされたサウンドが体中を駆け巡り、アドレナリンを放出させる。楽曲もより鮮明に伝わるものがあり、一曲一曲がとても愛おしく、次の曲にいくのが惜しいと思えるほどだった。1ヶ月ほど空いてのツアーファイナルではあったものの、そんな彼らの熱量の高さは圧巻である。そして、何もかもをぶち壊すぐらいエネルギッシュな面、安堵を覚えるゆったりとした面を上手く織り交ぜながら、ライヴは進んでいく。また、「音楽」と「ブランケット」という新曲2曲も披露! 5月13日にリリースされることが決定しており、その発表を聞いた観客を待ち遠しくさせた。アンコール終了後も、鳴り止まぬ歓声に応え、二度目のアンコールが行なわれるサービスも! “暴れ損ねた奴はついてこいよ”と、最後に「MOB RULE」をプレイし、ツアーファイナルの幕を閉じた。
FoZZtone プロフィール

01年、ジェフ・ベックやジミー・ペイジ、スラッシュなどのギターヒーローに憧れた竹尾典明(g&cho)がバンドを結成後、ビートルズやサイモン&ガーファンクルに幼少の頃より親しんだ渡會将士(vo&g)が加入。02年、オールディーズやUKロックなど幅広く聴き漁った越川慎介(dr)の加入により浸透性の高いポップ・バンドへと変貌していき、バンド名をFoZZtoneと命名。03年、邦楽ロックをルーツとし、レッド・ホット・チリペッパーズ、ベン・フォールズ・ファイヴなどを好む菅野信昭(b&cho)が加入し、さらにメロディック且つ力強いサウンドを得て現在のメンバーが集結。

インディーズ時代に発売した3枚のミニ・アルバム『bort4』(04年11月)、『sundaydriver』(05年10月)、『VERTIGO』(06年7月)がいずれも好セールスを記録し、07年5月に、<東芝EMI>(現:EMI MUSIC JAPAN)よりミニ・アルバム『景色の都市』でメジャー・デビュー。年末には『COUNTDOWN JAPAN07/08』に出演し、08年1月に1stフル・アルバム『カントリークラブ』をリリース。同年7月には間髪入れず2ndミニ・アルバム『ワインドアップ』を発売。夏の野外ロック・フェスで最大の動員を誇る『ROCK IN JAPAN FES.2008』に出演し、ファンを着実に増やしていく。

そして09年7月、プロデューサーに亀田誠治を迎えた楽曲と“バンドのルーツとアイデンティティを掘り下げた”というセルフ・プロデュース曲で構成された2ndフル・アルバム『The Sound of Music』を発表。パワフルなリズム、ワイルドでありながらどこか叙情的な影を感じさせるヴォーカル、そしてエキセントリックで色彩感豊かなギターは、互いに複雑に絡まりあい、一筋縄ではいかない彼らならではのサウンドを創り上げている。FoZZtone Official Website
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OKMusic編集部

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