【ゆず】『YUZU ARENA TOUR 2011 2
-NI-』2011年7月23日 at 横浜アリー

撮影:木村篤史/取材:高木智史

 3月11日に起こった東日本大震災。それにより本ツアーを『YUZU ARENA TOUR 2011 2 -NI- × FUTARI』へと変更し、必要最低限の照明や映像でツアーを行なってきたゆず。そして、再び6月26日の鹿児島公演からは当初予定していた演出でツアーを行ない、最終公演を迎えた。その約4カ月の道程を振り返り、北川悠仁(リーダー)は“今こそ歌を届けるべきだと思った”と、巡らせていた思いを語る。このライヴは初のシューティングライヴで、それは“歌を届ける”ためのひとつの試みとなっていたのだろう。照明、映像を駆使してパフォーマンスされていく、対あなたや、対恋人、対親という、この日の来場者1万2837人のひとりひとりに置き換えられる“2 -NI-”の世界。そうして表現される喜びや切なさや愛情が、そのままライヴでは歓喜や静寂に変わり、感情を映し出していく。また、パンクバンドThe feversとしてのパフォーマンスでは子供から年配の方まで観客全てが拳を掲げ、初の配信限定となっている最強のサマーチューン「LOVE & PEACH」では、1万2837人がお尻をぷりぷりと踊る。続けざまに「夏色」と、ゆずならではのエンターテインメントに満ちた楽曲たちが圧巻の空間を作り、クライマックスは「Hey和」。この楽曲の“永久に平和でありますように”というメッセージは歌で思いを伝えるゆずと受け取る観客の“2”という最小数の関係によって築かれる。だが、その思いは無限の広がりを持ってその人の行動や言動に変わっていく。全身全霊を込めて歌ったゆずとゆずチーム、来場者1万2837人によって作られたこのライヴの思いが、これから広がっていくのだという音楽の力を感じた一夜だった。

セットリスト

  1. 慈愛への旅路
  2. マイライフ
  3. 1か8
  4. 代官山リフレイン
  5. 友達の唄
  6. 背中
  7. 桜会
  8. from
  9. 彼方
  10. 蜃気楼
  11. The fevers仕込みのテーマ
  12. チューリップ(The fevers)
  13. 第九のベンさん(The fevers)
  14. The fevers撤収のテーマ
  15. 逢いたい
  16. LOVE & PEACH
  17. 夏色
  18. 陽はまた昇る
  19. Overture 2 -NI-
  20. HAMO
  21. <ENCORE>
  22. 栄光の架橋
  23. 夢の地図
  24. Hey和
ゆず プロフィール

ゆず:1996年3月に結成。横浜、伊勢佐木町を中心に路上ライヴを行なう中、98年6月にリリースした1stシングル「夏色」で脚光を浴び、その後も「栄光の架橋」「虹」とヒット曲を世に送り出す。等身大の視点から投げ掛けられるリアルな歌詞、センチメンタルで清涼感のあるメロディー、それらを包み込む素朴で温もりを帯びた音色で多くのファンを魅了し続けている。ゆず オフィシャルHP
TOY'S FACTORY
ゆず オフィシャルFacebook
ゆず オフィシャルTwitter
ゆず オフィシャルYouTube
Wikipedia

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • POP TUNE GirlS / 『佐々木小雪のイラスト花図鑑』
  • POP TUNE GirlS / 『涼水ノアの、ノアのはこぶ絵』
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」

新着