【布袋寅泰】『布袋寅泰 GREATEST S
UPER LIVE "GUITAR × SYMPHONY" HO
TEI withTHE ORCHESTRA ~World Pre
miere~ Powered by MINI ROADSTER.
』2012年6月19日 at 日本武道館
撮影:平間 至/取材:ジャガー
“もっともっと布袋らしくなるために”。イギリスへの移住について語った言葉だが、彼の根底に夢を追い続けていくという揺るがない意志があるからこそ、今日のような特別な夜を創造できたのではないだろうか。地響きにも近い熱い歓声に包まれながら、ダイナミックにロックンロールを鳴らす布袋寅泰が”GUITAR × SYMPHONY” と題し、フルオーケストラとともに日本武道館でライヴをする興味深い本公演。開演時間ちょうどにオーケストラが着席、タクトが振り下ろされると幕開けを告げる「TIME HAS COME」が盛大に響いた。そこへ布袋が颯爽と登場し、「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」のスリリングなギターを鳴らし、厚みのあるオーケストラと絡み合っていく。“シンフォニー”の言葉通り、異なる音色がぶつかり合いながらも互いを尊重し、ひとつの楽曲が出来上がっていくという素晴らしい光景を目の当たりにした。ギターで歌うことを感じさせてくれたという「GUITAR CONCERTO」では、始まりはゆったりと。しかし、徐々に気持ちの高ぶりに合わせて力強く打ち鳴らせるギターが痛快で、オーディエンスの心に思いをつないでいく。
こういうスタイルだと改めて彼のメロディーメイクの秀逸さに驚かされる。切なげであり、神々しさを放つ「A DAY IN AUTUMN」はこの環境で聴けるのは本当に贅沢であり、“そろそろ踊ろうか?”を合図に始まった「BAD FEELING」のホーンとギターのセッションに高揚した。“みんな元気で。また会える日を楽しみにしています”と奏者ひとりひとりのスピリットで築き上げられたエネルギーに満ちたライヴをやり遂げ、笑顔で挨拶をした布袋が印象深い。
こういうスタイルだと改めて彼のメロディーメイクの秀逸さに驚かされる。切なげであり、神々しさを放つ「A DAY IN AUTUMN」はこの環境で聴けるのは本当に贅沢であり、“そろそろ踊ろうか?”を合図に始まった「BAD FEELING」のホーンとギターのセッションに高揚した。“みんな元気で。また会える日を楽しみにしています”と奏者ひとりひとりのスピリットで築き上げられたエネルギーに満ちたライヴをやり遂げ、笑顔で挨拶をした布袋が印象深い。
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