爆音アワー

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いい音爆音アワー vol.56 「ストリン
グス(弦楽多重奏)特集」

いい音爆音アワー vol.56「ストリングス(弦楽多重奏)特集」

2015年7月15日(水)@風知空知

ポップ・ミュージックにストリングスが加わると、とたんにサウンドに広がりと潤いが生まれます。一口にストリングスと言っても、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスという楽器の特色、それぞれ何人編成にするかという人数の設定、それらをどう料理するかでその味わいは千差万別です。そしてドラム、ベース、ギターのようにヘッドアレンジというわけにはいかず、ちゃんと音楽を勉強した人でないとアレンジも指揮もできません。それゆえ、ポップ・ミュージックの場合はストリングス・アレンジだけ「プロ」にお願いするというケースも屢々。そんな職人の世界を堪能してみましょう。

福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト
The Love Unlimited Orchestra「Love's Theme(愛のテーマ)」

「駆け上がり」ストリングスとワウワウを使った「チャカポコ」ギターはその後のディスコ・サウンドの定型に。

∨シングル(1973年11月発売)

1stアルバム『RHAPSODY IN WHITE』(1974年1月発売)収録

作詞・作曲:Barry White/編曲:Barry White & Gene Page

カッティング・ギター:'Wah Wah' Watson (Melvin Ragin)/単音ギター:David T. Walker

全米1位、1974年の年間3位。インスト&オーケストラ編成では珍しいヒット。

アルバムは全米8位、R&B 2位


バリー・ホワイトが発掘・プロデュースした女性コーラストリオ”Love Unlimited”の『Under The Influence of...』(1973年7月)にも収録。ボーカル・バージョンも彼女たちの1974年のアルバムに。

キャセイ・パシフィック航空のCMに使われる。
“The Love Unlimited Orchestra”は、バリーによって作られた総勢40名のオーケストラ。ここから、リー・リトナーLee Ritenour、デビッド・T・ウォーカーDavid T. Walker、レイ・パーカー・ジュニアRay Parker Jr.、ワウワウ・ワトソン'Wah Wah' Watson (Melvin Ragin)、ケニー・G Kenny G.らを輩出した。
バリー・ホワイト:

1944年9月12日〜2003年7月4日

米国テキサス州ガルヴェストンGalveston出身。

106作のアルバムがゴールドを獲得、さらに41作はプラチナ。計1億枚以上を売り上げている。
Al Green「Sha-la-la (Make Me Happy)」

どっしりしていて暖かい。メンフィス・サウンドを代表する1曲です。

∨シングル(1974年発売)

8th アルバム『Al Green Explores Your Mind』(1974年10月発売)収録

作詞・作曲:Al Green/プロデュース:Willie Mitchell

全米7位 アルバムは全米15位 R&B1位


1960〜70年代のテネシー州メンフィスにあったStaxとHiという2つのレーベルを中心に生み出された、メンフィス・ソウル(サウンド)と呼ばれる黒人ミュージック。力強いゴツゴツしたリズム、シンプルでメロディアスなホーン・セクションなどが特徴。

ストリングスは多用されないが、やはりメロディアスでハートフル。
アル・グリーン:

1946年4月13日、米国アーカンソー州Forrest City生まれ。

少年時代はElvis Presleyに夢中になる。高校時代から音楽活動を始め、

1969年、プロデューサー、ウィリー・ミッチェルWillie Mitchellと知り合い、ミッチェルのバンドのボーカリストとして雇われる。

1969年、ミッチェルのレーベル「Hi Records」と契約し、アルバム『Green Is Blues』をリリース。

1972年、4th アルバム『Let's Stay Together』リリース。タイトル曲は全米1位、彼最大のヒットとなる。

1977年、アルバム『The Belle Album』あたりから売上が急落する。この頃から彼は聖職者を目指し、それも売上減の原因となった。

1978年、アルバム『Truth n' Time』をリリース後Hi Recordsから離れる。
くじら「パノラマ」

ニューウェイブ・バンドなのにこういう世界も似合うのが”くじら”のいいところ。

∨1st アルバム『PANORAMA』(1985年11月1日発売)収録

作詞・作曲:杉林恭雄/編曲:宮川泰


くじらQujila:

1982年、杉林恭雄(vo, g)、楠均(dr)、キオト(b)により結成。

1985年、SWITCH45レーベルより、EP『砂の子供』をリリース。

1985年11月、EPICソニーより、1st アルバム『PANORAMA』をリリース。

1988年、ベースに幸田実が加入し4人組に。キオトはギターへ。

1992年、ホーン・セクションを加え、9人編成の”くじらドラゴンオーケストラ”に。

1993年、杉林のソロユニットに。
Nick DeCaro「Under the Jamaican Moon」

ニック・デカロは特にストリングス・アレンジに定評があった名アレンジャー。

∨2nd アルバム『ITALIAN GRAFFITI』(1974年発売)収録

作詞・作曲:Leah Kunkel, Stephen Bishop/プロデュース:Nick DeCaro, Tommy Lipuma/エンジニア:Al Schmit


アレンジャー&アコーディオン奏者として、プロデューサーのトミー・リピューマやレニー・ワロンカーらと共に、60〜70年代にかけて活躍したニック・デカロ。このアルバムはポップ・ミュージックをジャズやソウルのような大人っぽいサウンドでやってみようというコンセプトのカヴァー・アルバム。元祖AORと呼ばれる名盤。
ニック・デカロ:

1938年6月23日、米国オハイオ州クリーブランド生まれ。

1969年、A&Mから初のリーダー・アルバム『HAPPY HEART』リリース。

1976年、アレンジャーとしてマイケル・フランクスのデビュー・アルバム『The Art Of Tea』を手がけ、商業的にも大成功。

1992年3月4日、心臓病の為に他界
Cecilio & Kapono「The Nightmusic」

控えめなのに耳が持っていかれるストリングス。エンディングが美しい。

∨3rd アルバム『NIGHT MUSIC』(1977年発売)収録

作詞・作曲:Dave Ellingson/ストリングス・アレンジ:Nick DeCaro


セシリオ・ロドリゲスCecilio David Rodriguezとヘンリー・カポーノHenry Kapono Ka’aihueにより、1973年にハワイで結成されたデュオ。

1974年の『CECILIO & KAPONO』を皮切りに、CBSから3作のアルバムをリリース。

その後も10作以上のアルバムを発表してきた
GONTITI「Right Side of Sorrow」

動きで奇を衒うのではなく、和音の響きで聴くものを深く引き込むストリングス。

∨アルバム『STRINGS WITH GONTITI』(1998年7月18日発売)収録

作曲:GONTITI/編曲:Jaques Morelenbaum


ディズニー映画のような編曲が出来る人ということで4人の編曲家にオーダーしたアルバム。

リオ・デ・ジャネイロ録音=ジャキス・モレレンバウムJaques Morelenbaum氏の編曲でこの曲含む2曲

NHK509スタジオ録音=清水靖晃氏の編曲で3曲

ロス・アンゼルス録音=溝口肇氏の編曲で3曲

サウンド・イン・スタジオ録音=朝川朋之氏の編曲で3曲
ゴンチチ

ゴンザレス三上(本名・三上 雅彦 1953年12月30日)

チチ松村(本名・松村 正秀 1954年9月6日)

共に大阪府出身のふたりによるアコースティック・ギター・デュオ

1978年に結成。1983年、アルバム『ANOTHER MOOD』でデビュー。これまでに40作を超えるオリジナル・アルバムをリリースしている。
Diana Krall「Dancing In the Dark」

ストリングス・アレンジの巨匠、クラウス・オガーマン、71歳時の仕事。

∨7th アルバム『THE LOOK OF LOVE』(2001年9月18日発売)収録

作詞・作曲:Howard Dietz, Authur Schwartz/プロデュース:Tommy LiPuma/オーケストラ・アレンジ&指揮:Claus Ogerman/オーケストラ:London Symphony Orchestra/エンジニア:Al Schmitt/ピアノ:Diana Krall

アルバムは全米10位、カナダでは1位


ダイアナ・クラール:

1964年11月16日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州ナナイモ生まれ。

15歳の時、ナナイモのレストランでピアノ演奏を始める。

17歳、バークリー音楽大学に入学。やがてベース演奏者、レイ・ブラウンと出会いロサンゼルスへ。

1993年、1st アルバム『Stepping Out』リリース。

1995年、トミー・リピューマのプロデュースで2nd アルバム『Only Trust Your Heart』リリース。

1996年、3rd アルバム『All for You: A Dedication to the Nat King Cole Trio』はグラミー賞にノミネートされ、また70週間もの間、ビルボードのジャズ・チャートにランクイン。

2003年12月、エルヴィス・コステロと結婚。

2011年、ポール・マッカートニーのアルバム『Kisses on the Bottom』(2012年)のレコーディングに参加、ピアノとリズム・アレンジを担当した。
クラウス・オガーマン:

1930年4月29日、Upper Silesia(今のポーランド)生まれ。

1950年代、ドイツで編曲家&ピアニストとして活躍

1959年、米国に移住、Verve Recordsのクリード・テイラーCreed Taylorと共にアントニオ・カルロス・ジョビンAntonio Carlos Jobim、ビル・エヴァンスBill Evans、ウエス・モンゴメリーWes Montgomeryなどを手がける。

2010年、ダイアナ・クラールのアルバム『Quiet Nights』(2009年)でグラミー賞の""Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalists""を受賞
Till Brönner「After You've Gone

ボーカルもなかなかいい。ホーン・アレンジもすばらしい。

∨16th アルバム『AT THE END OF THE DAY』(2010年発売)収録

作詞・作曲:Henry Creamer, Turner Layton/ストリングス・アレンジ&指揮:Chris Walden/ストリングス:Los Angeles Session


ティル・ブレナー:

ドイツのジャズ・トランペット奏者。ドイツで最も売れているジャズ・ミュージシャン

1971年5月6日、ドイツ・Viersen生まれ。

1991年、有名な”RIAS Big Band Berlin”のソロ・トランペット・プレイヤーとなる。

1993年、1st ソロ・アルバム『Generations of Jazz』リリース。

1998年、Verve Recordsよりアルバム『Love』リリース。初めてボーカルをとる。日本にツアーし、スウィング・ジャーナル誌の「Gold Disc Award」獲得。
Gal Costa「Minha voz, Minha vida」

生ギターの弾き語りと思ったら突然ドーンと広がるオーケストラ、鮮烈です。

∨12th アルバム『MINHA VOZ, MINHA VIDA』(1982年発売)収録

作詞・作曲:Caetano Veloso

「ミヤ ヴォイジ ミヤ ヴィーダ」=「私の声 私の人生」

ストリングス・アレンジ、演奏者はクレジットがない。


ガル・コスタ:

トロピカリア(Tropicália)(ブラジルで1960年代後半に起きた、音楽を中心とした芸術運動)・ムーブメントの女性歌手・ギタリストの第一人者
1945年9月26日、ブラジル、サルヴァドール生まれ。

1967年、カエターノ・ヴェローゾCaetano Velosoとのデュオでアルバム『Domingo』リリース。

1969年、ソロ・デビュー・アルバム『GAL COSTA』リリース。

1982年、アルバム『Fantasia』からのシングル「Festa Do Interior」は彼女の過去最大のヒットとなり、年末までにマルチ・プラチナとなった。
k.d. lang「Hallelujah」

静かにジワジワと盛り上がってくるボーカルとストリングスがたまりません。

∨9th アルバム『HYMNS OF THE 49TH PARALLEL』(2004年7月27日発売)収録

作詞・作曲:Leonard Cohen/プロデュース:Ben Mink & k.d. lang

レナード・コーエン、ジョニ・ミッチェル、ニール・ヤング、Jane Siberryらカナダの先輩シンガーソングライターたちの楽曲をカヴァーしたトリビュート・アルバム。

タイトルの意味は「北緯49度線上の賛歌」

ストリングス・アレンジ&指揮:Eumir Deodato


ケイ・ディー・ラング:

1961年11月2日、カナダ、アルバータ州コンソート生まれ。

7歳からピアノを習い始め、10歳からギターを弾く。大学時代にカントリーに魅かれ、パッツィー・クラインに熱中し、音楽の道を志す。

1983年、クラインのカヴァー・バンド”The Reclines”を結成、2枚のアルバムを発表

1985年、カナダのグラミー賞にあたるジュノー賞の最優秀新人女性ヴォーカリスト賞を受賞

1986年、ナッシュビルのレコードプロデューサーと契約。

1987年、アルバム『エンジェル・ウィズ・ア・ラリアット』発表。ロイ・オービソンとデュエットした「Crying」でグラミー賞の最優秀カントリー・ヴォーカル・コラボレーション賞で受賞。

1989年、アルバム『Absolute Torch and Twang』でグラミー賞の最優秀女性カントリー・ヴォーカル賞を受賞。

1992年、アルバム『Ingénue(アンジャニュウ)』で一転してアダルト・コンテンポラリー寄りのポップスを披露、収録曲「Constant Craving」がグラミー賞の最優秀女性ポップ・ヴォーカル賞を受賞。

2010年2月12日、バンクーバー・オリンピック開会式で「Hallelujah」を歌唱した。
Superfly「愛をこめて花束を」

壮大なサウンドとそれに負けないボーカルの強さ。特に転調後のサビ後半のテンション感がスリリング。

∨4th シングル(2008年2月27日発売)

1st アルバム『SUPERFLY』(2008年5月14日発売)収録

作詞:越智志帆+多保孝一+いしわたり淳治/作曲:多保孝一/編曲:蔦谷好位置 ストリングス:弦一徹ストリングス

シングルはオリコン13位だが、配信で100万DLを突破

アルバムは初登場1位

TBS系ドラマ「エジソンの母」主題歌。


多保脱退後に発表された初のシングル。原曲は多保が16歳の時に作詞作曲したもので、発表されるまで長い時間をかけて温められてきた。デビュー前から長らくライブの最後には必ずこの曲を演奏していた。
スーパーフライ:

2003年、越智志帆と多保孝一が松山大学の軽音楽サークルを通じて知り合う。

2004年、多保が大学のサークル内で結成したバンド”Superfly”に越智が加入。

2006年3月、活動の場を松山から東京に移す。

2007年4月4日、ワーナーミュージック・ジャパンより1st シングル「ハロー・ハロー」リリース。

2007年11月8日、多保孝一が作曲・アレンジに専念することを発表。越智のみのソロ・ユニットとして活動を継続することになる。

2015年5月27日、5th アルバム『WHITE』リリース。オリコン2位。
ショコラ「もうひとつの雨」

この疾走感はストリングスが生み出していると思う。雨というよりは風かな。

∨5th シングル(1998年5月21日発売)

1st アルバム『one too many Chocolat』(1998年5月30日発売)収録

作詞:ショコラ/作曲・編曲:神田朋樹

ストリングス・アレンジ&指揮:美島豊明/ストリングス:金原千恵子ストリングス

アルバムはオリコン30位


ショコラ:

1978年2月15日、東京都生まれ。

1997年、エピックレコード・ジャパンよりデビュー。

歌手兼モデルのheaco(ヒーコ)は双子の妹。夫はGREAT3片寄明人
Blankey Jet City「ダンデライオン

サビのメロディが好き。グッと来ます。ストリングスは「せつなさ」を広げる。

∨13th シングル(1998年8月26日発売)

作詞・作曲:浅井健一/編曲:BLANKEY JET CITY/ストリングス・アレンジ:溝口肇

浅井健一の母親が、今までの曲の中で一番いいと言っていたらしい。ブランキー史上一番マイルドな曲と言われる。オリコン5位

日本テレビ系水曜ドラマ「お熱いのがお好き?」主題歌


ブランキー・ジェット・シティ:

1990年2月に結成。2000年に解散。
浅井健一(ベンジー) (vo, g) 1964年12月29日、愛知県生まれ

照井利幸 (b) 1964年2月28日、愛知県生まれ

中村達也 (dr) 1965年1月4日、富山県生まれ
1990年、イカ天に出演。第6代グランドイカ天キングを獲得し東芝EMIと契約。

1991年4月、ロンドン録音のデビュー・アルバム『Red Guitar And The Truth』リリース。オリコン初登場8位。

1992年1月、2nd アルバム『Bang!』リリース。プロデュースは土屋昌巳。オリコン初登場7位

1997年、6th アルバム『Love Flash Fever』をポリドールよりリリース

2000年5月10日、8thアルバム『Harlem Jets』リリース。発売前の新聞広告上で「最高のアルバムが出来たのでおれたちは解散します」と突然の解散宣言。自己最高となるオリコン初登場2位を記録。
Electric Light Orchestra「Showdown」

ゴリゴリ荒削りなロック・サウンドにストリングスが絡んでくるのが強烈にかっこいい初期作品。

∨3rd シングル(1973年9月14日発売)

3rd アルバム『ON THE THIRD DAY(第三世界の曙)(USヴァージョン)』(1973年11月発売)収録

作詞・作曲:Jeff Lynne


Jeff Lynneは間奏のギターをマーク・ボラン(1977年死去)のGibson Firebirdで弾いているらしい。
エレクトリック・ライト・オーケストラ:

イギリスのバーミンガム出身のロックバンド。”The Move”からの発展という形で1970年に活動を開始、1971年にレコードデビュー。1970年代から1980年代にかけて世界的な人気を博した。1970年代のアメリカで最も多くのビルボード40位チャートイン曲を持つバンドである。

デビュー当初は、ロイ・ウッド(元”ザ・ムーブ”)とジェフ・リン(元”ザ・ムーブ”、”The Idle Race”)の二人が中心の双頭体制であった。その後、2ndアルバム録音中にロイが脱退。

デビュー後しばらくは、ストリングス楽器担当(チェロ2名、バイオリン1名)がメンバーとして在籍、弦楽三重奏を取り入れた独特のサウンドだった。

1974年の『Eldorado』でストリングス・アレンジにルイス・クラークLouis Clarkを迎えて以降、レコーディングではロックバンドとフル編成のオーケストラ・サウンドを融合させたアレンジに変化し、バンド内ストリングス・メンバーのサウンド面への貢献は減少。

1970年代後半から1980年代にかけて、オーケストラ・サウンドに加えてシンセサイザーを多用するようになる。1979年の『Discovery』を機に、ストリングス・メンバーを解雇(ライブのための「サポートメンバー」に降格)した。

1980年代後半、レコード会社との契約問題やバンド内部の確執が起こり、

1986年、『Balance Of Power』発表の後、ジェフ・リンはELOの活動を放棄。
PUFFY「アジアの純真」

サウンドはまるでELO。Aメロが「Don’t Bring Me Down」、サビは「Shine A Little Love」。こっそり盗作じゃなくて堂々と引用している感じが潔い。

∨1st シングル(1996年5月13日発売)

1st アルバム『amiyumi』(1996年7月22日発売)収録

作詞:井上陽水/作・編曲:奥田民生

オリコン3位 オリコン・カラオケチャート12週連続1位 アルバムも3位

奥田民生の初プロデュース・ワーク

第38回日本レコード大賞・最優秀新人賞/優秀作品賞


パフィ:

1994年、東京出身の大貫亜美、大阪出身の吉村由美が、それぞれソニー・ミュージックのオーディションに合格し、ソニー・ミュージックアーティスツに所属となった。

1995年、ソロ・デビューの準備を進めていた亜美が、不安なのでと由美とのデュオを事務所に提案し受け入れられた。

その頃、来日公演中だったJellyfishのドラマー、アンディ・スターマーに、奥田民生がグループ名を相談したところ、”The PUFFY”を提案してくれた。

デビューから4作連続でミリオンヒット

2002年には北米でもCDデビューしツアーを行う。

2004年、二人をモデルにしたアニメ番組「Hi Hi Puffy AmiYumi」が全米でスタートし、主題歌を含むアルバム『Hi Hi Puffy Amiyumi』で全米メジャーデビューを果たす。""kawaii""という単語が世界に浸透したのには、PUFFYやこのアニメの存在が少なからず影響している。
矢野顕子「Shenandoah」

とにかく坂本龍一の弦アレンジがすばらしい。音が透明できれい。

∨17th アルバム『LOVE IS HERE』(1993年6月2日発売)収録

19世紀前半から歌われているアメリカ民謡。シェナンドーというのは、米国東部、ヴァージニア州などを流れる川の名前。もともとこの歌は「舟歌」、つまり川で働く男たちの労働歌だったそう。

ストリングス・アレンジ:坂本龍一

アルバムはオリコン12位


やのあきこ:

1955年2月13日、東京生まれだが3歳から中学まで青森で過ごす。父は医師。

1976年、デビュー・アルバム『JAPANESE GIRL』を発表。

1990年、米国ニューヨーク州に移住

2008年、映画『崖の上のポニョ』で、声優として「ポニョの妹」を担当。

2015年9月、アルバム『Welcome To Jupiter』発売
Kate Bush「Cloudbusting」

ストリングスのリフが印象的。まるで映画のようなMVは必見。

∨シングル(1985年10月14日発売)

5th アルバム『HOUNDS OF LOVE(愛のかたち)』(1985年9月16日発売)収録

作詞・作曲:Kate Bush/ストリングス・アレンジ:Dave Lawson/ストリングス:The Medicci Sextet

全英20位 アルバムは全英1位、全米33位

心理学者で哲学者のWilhelm Reichとその息子Peterの物語。Reichが発明した雨を引き起こす”Cloudbuter”という機械と、突然の逮捕・収監のことを描いている。


ケイト・ブッシュ:

1958年7月30日、英国ロンドン生まれ。

16歳の頃、レコード会社が相手にしてくれない中、デモ・テープを聴いたピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが気に入り、協力。EMIとの契約に至る。

1977年11月、エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」のTVドラマを見て作ったシングル「Wuthering Heights(嵐が丘)」でデビュー。いきなり全英4週連続1位を記録、同曲を収録したデビュー・アルバム『The Kick Inside(天使と小悪魔)』も40万枚というセールスとなり、一躍大きな注目を集めた。

2011年11月、6年ぶり10作目のオリジナル・アルバム『50 Words For Snow(雪のための50の言葉)』をリリース。
Jellyfish「The Man I Used To Be」

鋭いディストーション・ギターと柔らかいストリングスの対比が印象的。

∨1st アルバム『BELLYBUTTON』(1990年8月7日発売)収録

作詞・作曲:Roger Manning, Andy Sturmer


ジェリーフィッシュ:

Andy Sturmer : Vocals, Drums, Some Guitar & Keyboards.

Roger Joseph Manning Jr. - Keyboards, Piano, Harpsichord & Vocals.

Jason Falkner: Guitars, Bass & Background Vocals.
1989年、サンフランシスコにて高校の同級生アンディ・スターマーAndy Sturmer (vo, dr)とロジャー・マニングRoger Manning (key)により結成。二人は1980年代後半から”Beatnik Beatch”というバンドで一緒に活動していた。その後、ジェイソン・フォークナーJason Falkner (g, b)が加入。カリスマ・レコードと契約。

1990年、デビュー・アルバム『BELLYBUTTON』をリリース。

1993年、2nd アルバム『Spilt Milk(こぼれたミルクに泣かないで)』リリース。パワーポップの名盤として高い評価を得る。

 同年、来日、「ダウンタウンのごっつええ感じ」に出演し、ピンク・レディーの「S・O・S」のカヴァーを披露。

ツアー終了後の1994年にバンドは解散を決定。
Coldplay「Viva La Vida(美しき生命)」

ストリングスがサウンドの中心になっている。壮大かつメロディアス。

∨第2弾シングル(2008年5月25日発売)

4th アルバム『VIVA LA VIDA OR DEATH AND ALL HIS FRIENDS』(2008年6月11日発売)収録

作詞・作曲:Guy Berryman, Jonny Buckland, Will Champion, Chris Martin

プロデュース:Markus Dravs, Brian Eno, Jon Hopkins, Rik Simpson

ストリングス: Davide Rossi

全米1位(初)、全英1位 アルバムも全米・英・独・仏・豪1位、オリコン3位

売上3,300万枚

2009年第51回グラミー賞で、「Song of the Year」、「Best Pop Vocal Performance」、アルバムが「Best Rock Album」を受賞

iPodのCMに起用された(初タイアップ。過去にゲータレードやコカ・コーラ、ギャップから数億円の契約話があったがすべて断っていた)。

アルバム・カヴァーに使われているのはウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。


コールドプレイ:

1997年にロンドンで結成される。メンバーはクリス・マーティンChris Martin(vo, g, p)、ジョニー・バックランドJonny Buckland(g)、ガイ・ベリーマンGuy Berryman(b)、ウィル・チャンピオンWill Champion(dr)。4人とも教師の息子たち。

2000年、デビュー・アルバム『Parachutes』とシングル「Yellow」がいきなり大ヒット。
Prince「The Sun, The Moon And Stars」

「かつてプリンスと呼ばれたアーティスト”The Artist 4merly known as Prince”」の時代。でも、プロデューサー・クレジットは”Prince”。

∨20th アルバム『RAVE THE UN2 JOY FANTASTIC』(1999年11月9日発売)収録

arranged, composed & performed by “シンボル”/プロデュース:Prince

NPG Orchestra arr. & conducted by Clare Fischer (NPG="New Power Generation")

クライヴ・デイヴィスのAristaに移籍後初アルバム。全米18位


プリンス:

1958年6月7日、米国ミネソタ州ミネアポリス生まれ。

1978年、デビュー・アルバム『For You』リリース。

1982年、2枚組アルバム『1999』がブレイク、全米で400万枚を売り上げた。

1984年、アルバム『Purple Rain』リリース。全米1位に24週間。

1994年発売のアルバム『Come』において「プリンスの死」を宣言、シンボルを名前とした。

2001年、Prince名義としては9年ぶりのオリジナル・アルバム『The Rainbow Children』をリリース。
The Beatles「A Day In the Life」

ポップ・ミュージックとストリングスというとこの曲を外すわけにはいかない。

∨8th アルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967年6月1日発売)収録

作詞・作曲:Lennon-McCartney/ストリングス・アレンジ:George Martin

"世界初のコンセプト・アルバム"といわれる。

ジョンとポールそれぞれに作った別の曲がピタリとはまった。ジョンはビートルズでのポールとの共同作業の中で、この曲を作っているときが一番楽しかったと語っている。

オーケストラ録音のため、総勢40名のオーケストラ・メンバーが集められた。

アルバムは全英27週間1位、全米15週間1位


まだ4トラックのマルチ・レコーダーしかなかった時代だが、途中から2台の4トラックを同期させて、つまり7トラックマルチとして使用する方法が開発された。8トラック・レコーダーが登場したのは『ホワイト・アルバム』の制作途中のこと。

ちなみに、LPではこの曲の終了後、レコード盤のいちばん内側の溝に、のちに「サージェント・ペパー・インナー・グルーヴ」と呼ばれる、ノイズと笑い声や意味不明なおしゃべのを逆回転が収録されている(但し、アメリカ盤レコードではカットされた)。

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