2017年、おすすめしたい洋楽ロックバ
ンド5選 今年注目のアーティストを
紹介します

The fin.

ザ・フィンは2010年に結成されたインディーロックバンド。出身は兵庫県の神戸。いきなり記事の趣旨とは異なる純日本人バンドではありますが、このバンド、日本よりも海外の方が知名度が高いです。海外、特にイギリス・ロンドンを拠点としており、歌詞はもちろん英語、洋楽を好む方にぜひ知ってもらいたいバンドです。
The fin.の魅力と言えばなんと言ってもライブでの演奏力の高さ。同期音源は使わず、いくつもの音の重なりをステージ上で生み出し、すべて生演奏でオーディエンスに届けてくれる確かな技術力を持っているバンドです。インディーズ界のバンドは音源で聴いて良いと感じても実際にライブに足を運んでみると演奏のクオリティにがっかりすることが本当に多いように感じることもありますが、The fin.はそこらのインディーズバンドの中でも群を抜いて演奏が上手く、ライブアレンジも素晴らしいです。ヨーロッパやアジアなど世界各国でのツアーを成功させ、今年の夏はFUJI ROCK FESTIVALにも参加しました。今、世界から注目が集まりつつあるバンドと言えるでしょう。
そんな彼らのライブをはじめて観る方はもしかするととても驚き、拍子抜けをするかもしれません。なぜかと言うと演奏中とそうでないときのギャップが凄まじいからです。彼らはロンドンを拠点として活動をしていますが、メンバー全員が神戸出身の純日本人。ボーカルのUchinoとギターのOdagakiはにわかに信じがたい程に日本人離れをしたはっきりとした顔立ちですし、非常に流暢に英語を話しますが基は根っからの関西人。
柔らかいシンセサイザーの音色とリバーヴが効いたボーカルの美しい歌声が特徴のThe fin.ですが、演奏が一段落し、MCになった瞬間ステージ上で交わされるなんとも緩い関西弁の会話は衝撃的です。しかし、そのギャップのおかげでまた一段と楽曲のロマンチックさが際立ち、心地よく感じられます。
今回彼らの作品でおすすめしたいのはファーストアルバムの「Days With Uncertainty [ The fin. ]」。代表曲となっている”Illumination”や”Night Time”を含む全11曲が収録されている一枚。
先に紹介した曲はもちろん素晴らしいですが、一押しは10曲目”Till Dawn”という楽曲。シンセリフとドラムキックの単調な音の繰り返しのみではじまる曲ですが、そこにボーカルの透き通るような歌声が加わり、そしてギターのリフとベースが入っていくことによってじっくりと味わえる高揚感が素晴らしいです。正直なところ派手なフレーズもなく、曲の後半で思い切った転調があるわけでもなく、地味と言えば地味な楽曲かもしれませんが、曲が進んでいくごとにじわじわと音が広がってゆく展開は本当に心地よいのでぜひ聴いていただきたいです。
2017年秋、ジャパンツアーを終えたばかりなのでまたしばらく日本での公演はないかもしれませんが、インディーロック界の革命を目の当たりにしたい人はぜひ一度The fin.のライブに足を運んで、夢と現実の狭間を体感していただきたいです。

5 Seconds of Summer

2011年にシドニーで結成された4人編成のロックバンド、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー。
2014年にリリースしたセルフタイトルのデビューアルバム「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー [ ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー ]」は、フレッシュで誰もが聴きやすいポップを取り入れたロックサウンドが印象的な作品です。彼らのメジャーデビューの契機となったのは、動画共有サイトのYouTube。個性豊かなルックスの良さにキャッチーでポップなスタイルの音楽性は、ロックファンには物足りなさを感じるかもしれませんが、1曲目”She Looks So Perfect”は、突き抜ける爽やかでキャッチーなメロディーにテンポも良くノリがいい楽曲に仕上がっており、ドライブ中のBGMなどにおすすめします。

indiesmate

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