2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest

2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest

【RAMMELLS ライヴレポート】
『RAMMELLS 2nd oneman live
-on your mark-』
2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest

2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest
2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest
2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest
2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest
2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest
2018年12月21日 at TSUTAYA O-nest
 RAMMELLSが最新ミニアルバム『take the sensor』を引っ提げたワンマンライヴを12月21日(金)に東京・TSUTAYA O-nestで開催した。

 2017年12月に1stフルアルバム『Authentic』でメジャーデビューし、デビュー1周年を迎えたRAMMELLS。デビュー以降はもちろん、結成当初よりライヴパフォーマンスを磨くことを常に意識してきただけあって、観るたびにバンドの成長が著しい。この日はオープニングの「daybreak」から黒田秋子(Vo&Key)の晴れやかな歌を中心に、グルービーなサウンドが軽快に広まっていく。「Holiday」では真田 徹(Gu)のワウカッティングがリズミカルに駆け出し、ロックスピリットで熱くソロを掻き鳴らす。彦坂 玄(Dr)は安定感&ボリューム抜群のプレイで支え、村山 努(Ba)は低音をますますアクティブに響かせ、曲によってはシンセを果敢に演奏するようにもなるなど、全体的に迫力がアップ! ぎっしりと埋まったフロアーの歓声もどんどん大きく膨らんでいった。

 MCではまず、忘年会シーズンにもかかわらず足を運んでくれたお客さん、北海道からわざわざこのライヴに駆け付けてくれたというファンに感謝を告げる黒田。“ここもね、忘年会みたいなものなので、めっちゃ踊って遊んで自由にしていってください。私も今日は今年イチ遊んで帰るんで(笑)。いい日にしましょう!”といいムードの中で「FINE」に入れば、黒田が“TSUTAYA O-nest、踊れ踊れ踊れ~!”とオーディエンスの心をさらに解放させる。またひとつ突き抜けたバンドサウンドを印象付けながら、次第にライヴハウスはダンスフロアーへ変貌。そして、すかさず真田がエフェクターで混沌としたノイズを編み、「tower」でググッとディープサイドに誘う。「authentic」にしてもダークでプログレッシブなアレンジに気持ち良く引き摺り込まれる感じだ。

 “普段頑張ってる人がこの曲を聴いて少しでも肩の力が抜けたら”という「CHERRY」、クリーンカッティングと跳ねるビートに胸がときめく「slow dance」で、再び景色をガラッと変えてみせた4人。“この中で自分にちょっと自信がなくなってたり、心が窮屈で生きづらいと感じてたりする人はいますか? でも、自分って自分が考えてる以上に魅力的だから。そう思っちゃって大丈夫です。好きなことを大切にして、嫌だなってことに怒って、みんなのチューニングポイントだけはしっかり持ってね! それぞれのラブリーな人生を、誰がどこにいても伸び伸び生きられたらと日々私は思ってます”と黒田が語りかけて始まった「blah blah」はとりわけ琴線に触れた。《信じろ気配を》の歌詞とともに、黒田のスモーキーでファンクネスの利いたヴォーカルもノッてくる。

 中盤のMCで、会場のトイレにフライヤーを貼ってメンバー全員で手書きメッセージを施したこと、そこにテイクフリーのチェキも用意してあることが黒田から明かされた。そうした親しみやすさもRAMMELLSの魅力で、お客さんを楽しませたい想いが伝わってくる。そして、待望の新曲も! “今年の夏に作ったんですけど、猛暑のお陰でバチバチに熱い曲ができました。この世がもっともっと愛とか夢とかでいっぱいになればいいのになっていう曲です”と紹介。《on your mark 位置について》《突っ走れ》の歌詞を踏まえても、次作のリード曲を予感させる凛々しいナンバーだった。

 どんどんエネルギッシュに盛り上がって、ライヴは後半へ。“最後までみんなの感性で、自由に遊んでいってください!”と放った「Sensor」では、ひと際大きい歓声が沸く。彦坂のドラムソロと村山のベースソロで魅せたのち、シームレスに「2way traffic」へつなぎ、BPM増し増しのワイルドかつ本能的なアレンジで聴かせるなど、バンドのレベルアップが一段とはっきり観て取れた。

 “今回のライヴのタイトル“on your mark”は日本語で“位置について”って意味です。3年前の12月17日に下北沢BASEMENT BARで、RAMMELLSは初ライヴをやりまして。で、その時から悩みも不安も尽きないんだけど、最近は出会うべき人に出会えたなって思えるようになったし、変な力が抜けてすごく自由になれた感じがするんです。ようやくスタートラインに立てました。みんなのお陰で来年はラブソングもいっぱい書けそうです。位置についたってことはもう突っ走るだけなので、これからもRAMMELLSをよろしくお願いします!”

 “いつまでもみんなと音楽で遊んでいられますように”――そう言って演奏したのは「Night out」。ミラーボールがキラキラと灯り、楽曲の切なく温かい雰囲気と相まって幻想的な空間が生まれていった。続く「愛のパラリア」も場内をやわらかく包み込む。アウトロの♪ラララ〜のコーラスはオーディエンスと一緒に歌い、今までのRAMMELLSのライヴになかった景色を作り上げた。

 アンコールでは4人それぞれが集まった観客に感謝をあらためて伝えた。リーダーの真田は“僕がメンバーの人生を巻き添えにしちゃってるんで、どうせなら馬鹿みたいに売れようと思います!”と力強い言葉も。また、星野道夫のエッセイ『旅をする木』に記された一文“人生はからくりに満ちている”を引用しつつ、この素晴らしい日もそういうことだと思うと黒田が話し、“RAMMELLSと出会ってくれた人のことを想って書いた”というもうひとつの新曲も披露。来春には新作のリリースが視野にあるそうなので、楽しみに待ちたい。初ライヴから大切にし続けている「Blue」で節目のワンマンは幕を閉じた。

撮影:AYATO./取材:田山雄士


セットリスト

  1. 1. daybreak 
  2. 2. Holiday 
  3. 3. image 
  4. 4. FINE 
  5. 5. tower 
  6. 6. authentic 
  7. 7. CHERRY 
  8. 8. slow dance 
  9. 9. blah blah 
  10. 10. swim 
  11. 11. Black dot 
  12. 12. 新曲 
  13. 13. Sensor 
  14. 14. 2way traffic 
  15. 15. Night out 
  16. 16. 愛のパラリア 
  17. <ENCORE> 
  18. 1. 新曲 
  19. 2. Blue
RAMMELLS プロフィール

ラメルズ:ギターの真田 徹が大学時代の先輩である黒田秋子、村山 努を誘って2015年8月に結成。16年に彦坂 玄をドラムに迎え、ライヴ活動を本格的にスタート。17年12月6日にアルバム『Authentic』でメジャーデビュー。RAMMELLS オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • POP TUNE GirlS / 『佐々木小雪のイラスト花図鑑』
  • POP TUNE GirlS / 『涼水ノアの、ノアのはこぶ絵』

新着