桑田佳祐 & The Pin Boys、
岡崎体育、MANNISH BOYSなど
1月リリースの作品6作を紹介

『Naked』/MANNISH BOYSEP 1/9 Release
    • SPEEDSTAR RECORDS
    • VICL-65090
    • ¥2,000(税抜)
    • ※初回生産分スリーブケース仕様
斉藤和義中村達也によるユニットが2年3カ月振りとなる新作EPを完成させた。ユニット名がマディ・ウォーターズの曲名から取られているように、古き良きブルースはもちろん、ロック、パンク、ガレージ、時折覗かせるオマージュ的フレーズにニヤリとさせられる、奔放かつ多彩な楽曲を収録。今作は“エピソード0”的な位置付けのようで、ふたりのジャムセッションを中心に据えた楽曲が並ぶ。それも関係しているのだろうか、全8曲の中にインストナンバーを4曲織り込む大胆な構成だ。グルービーで躍動的な冒頭のインスト曲「裸の逃亡者」から面食らいつつ、全体的には肩肘を張らない風通しの良さを感じさせるラフなロックンロールを高らかに鳴り響いている。アバンギャルドな鍵盤が極上のフックをもたらす「蠍座の鍵盤」、アコギを用いてミドルテンポの作風で攻めるサイケ調の「I need somebody to love」、泥臭いブルースロックで遊び心に満ちた歌詞も面白い「硝子の50代」など、自らの体に染み込んだルーツ音楽をアウトプットしたビビッドな音色にあふれた秀作。
TEXT:荒金良介
『WINDNESS』/Ghost like girlfriendMini Album 1/16 Release
    • Beacon LABEL
    • BNCD-004
    • ¥1,300(税抜)
シンガーソングライターの岡林健勝によるソロプロジェクトの新作は、『WEAKNESS』『WITNESS』に続く3rdミニアルバム。《描け、狙え、したら行け》と歌う「shut it up」で分かる通り言葉の輪郭が強くなった感じで、周りに惑わされず突き進みたいという彼の野心は随所で窺える。淡いギターカッティングが印象的な「Tonight」のようにポップ度も増していて、絶賛進化中の模様。どんどん泥臭くいってほしい。
TEXT:田山雄士
『Pocketful of stardust』/Poet-type.MDigital Mini Album 1/9 Release
    • HIGHWAY STAR
2017年からライヴで展開してきた、砕け散った星屑の物語が全8曲のミニアルバムに結実。現代の寓話だった4部作『A Place, Dark & Dark』から一転、今回は純粋にファンタジーを追求したストーリーテリング、サウンドメイキングともに新たな世界観を印象付けるものに。クラシックの優雅さを纏いながら緊張感に満ちたポストパンク/ニューウェイブサウンドが確信させるのは、さらなる覚醒だ。
TEXT:山口智男

OKMusic編集部

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