L→R 伊藤壮吾、飯島 颯、志村玲於、柴崎 楽、田中洸希、古川 毅、ジャン海渡、村松和哉、池田彪馬

L→R 伊藤壮吾、飯島 颯、志村玲於、柴崎 楽、田中洸希、古川 毅、ジャン海渡、村松和哉、池田彪馬

【SUPER★DRAGON インタビュー】
九人九色のアイデンティティーを
示した比類なき野心作

それぞれMVがつながっているので
自由に解釈してもらえれば

今回は複数人で歌っているパートが多いですよね。ハイトーンと言えば彪馬さんが担当した幕開けの「PANDORA」もかなりのレベルですが。

彪馬
僕は恋愛ソングをやりたくて。今までも曲の中でいろんな恋をしてきたから、次はどういう恋をするのがいいのかって考えた時に、もともとある物語を恋に例えてみるのが面白いと考えたんです。それで“PANDORA”という名前の通りギリシャ神話のパンドラの逸話を用いて、開けてはいけない箱を開けてしまう…というのを恋愛に重ねて表現したいと提案させていただきました。MVの色合いも自分で提案して決めたんですよ。
洸希
僕が担当した「Jacket」も恋愛ソングなんですけど、これは自分の中にあるネガティブな部分を表現した曲になってます。積極的に気持ちを伝えることができないけれど、お気に入りのジャケットを着ることで少しでも一歩前に踏み出せたら…っていう気持ちを込めた曲になっているので。
奥手な感じは、もう絶対に洸希だなと。

漂う哀愁味とエモさには洸希さんの持ち味が最大限に活かされていますし、そういったメンバーそれぞれのキャラクターが、今回は音と映像の双方から楽しめると。

逆に僕は普段と違う自分を表現したいっていう希望を出したんです。基本的には楽しいものや明るいものが好きなんですけど、それこそOKMusicさんの連載(『楽楽★PAINT』)でも描かせていただいている絵のような、ちょっとダーク寄りの世界観を作りたいって。それで上がった曲を聴いた時、廃墟にひとりでボーッとしてるようなイメージが浮かんだんですよ。そしたらMVも僕の想像通りのものに作り上げられたので、すごく嬉しかったです。
洸希
あの世界観は楽にしかできない。まず、あんなデコラティブな衣装は着れないですから! しかも、座ってるだけで空気感が作れてるんで、最初に観て“うわ、すごいな”って思いました。もうずるい。

毅さん、彪馬さんだけがマイクを取るエレクトロなナンバーに、ダンサーも登場して素晴らしく独特の世界観を作り上げていますよね。全体的に抑えた色彩と真っ赤な薔薇の対比も印象的で、しかも他メンバーのMVに出てくるアイテムが薔薇の中に散りばめられているのも、アルバムの最後を飾る曲に相応しい。

責任重大ですよね(笑)。タイトルの“Remedy for Love”は“愛の救済”っていう意味なんで、そのへんも意味深で。
玲於
「PANDORA」も誰が観ても彪馬っぽいなぁって思うMVですよね。もう、とにかく色気がすごかった!
和哉
ルービックキューブも上手!
玲於
撮影が終わってから30秒くらいで完成させたんですよ。
彪馬
嘘です! 全然できないです!(笑)

ところで、なぜMVの中でルービックキューブと格闘しているんでしょう? もしや恋愛面での駆け引きだったり、解きほぐそうとする苦悩を表している?

彪馬
なので、永遠に完成しないんです。あとは、1面に3×3で9個のマスがあって、メンバーの人数と同じだから…っていうのを、今、考えました!
全員
ははは!
まぁ、ルービックキューブも“箱”だからね。
彪馬
「WARNING」(アルバム『2nd Emotion』収録曲)のMVにも謎の箱が出てきますし、「BROTHERHOOD」のMVでも最後に箱型のものを持っていたり、僕は何かと箱にかかわることが多いんです。
和哉
箱大好き(笑)。
ジャン
これも今後何かにつながってくるかもね。
彪馬
もちろんつながってます!

そう言えばジャンさんの「New Game」と颯さんの「Dragonfly」のMVに同じシーンが使われているなど、それぞれのストーリーがつながっている部分もありますよね。

当初の予定よりもリンクが濃いシーンになりました。
ジャン
撮影の日が同じで、もうお互い本人が出ちゃったら?ってことになって。おかげで「Dragonfly」のラストは衝撃的で、面白い出来上がりになったかなと。
パソコンにも出てくるもんね、ジャンくん。
ジャン
そう。「Dragonfly」に出てくるPCの画面上に、実は僕がプレイしてるゲームのキャラクターが出てくるんです。

つまり、「Dragonfly」で描かれている感動的な友情物語も、全てはジャンさんのゲームの中での話ということ?

そういう解釈もありますよね。
ジャン
そこは観る人によって変わってくるものなんで。
今回はいろいろつながっていて、例えば僕が担当した「My Playlist」のパーティーシーンの中に「Dragonfly」で颯の友人役をしてる男性がいたり、同じ場所がジャンの「New Game」の中にも出てきたりして、それぞれどこかしらでつながっているんで、時系列もどうなってるのか考察しがいがあります!
ジャン
パーティーシーンの毅は演技を超えて、本当に楽しそうだった。
彪馬
何よりお洒落! 夜の街で歩いてるだけで映えるのがムカつくんですけど。
玲於
めっちゃ分かる!
大人っぽいお洒落さね。
ジャン
あと、壮吾のMVもつながってるよね。
壮吾
そう。彪馬が出てきたり、最後のほうに出てくる踏切は…
和哉
「La Vida Loca」の屋上シーンを撮った建物の、すぐ外のところだよね。

「雨ノチ晴レ」はホームに電車が入線するシーンから始まるというのも、鉄道オタクの壮吾さんらしい。

壮吾
今回は京急電鉄さんにご協力いただきまして、回送電車に乗せてもらいました! 電車に乗ってひとりでうろちょろして食事をするっていう、完全に僕の日常を映したMVになってますね。
洸希
すげぇな!

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • PunkyFineのそれでいきましょう!~V-MUSICジェネシス日記~
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada presents / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 高槻かなこ / 『PLAYING by CLOSET♪♪』

新着