L→R 辻村勇太(Ba)、高村佳秀(Dr)、田邊駿一(Vo&Gu)、
江口雄也(Gu)

L→R 辻村勇太(Ba)、高村佳秀(Dr)、田邊駿一(Vo&Gu)、
江口雄也(Gu)

【BLUE ENCOUNT インタビュー】
上手くいかないことも決して悪くない

自分なりのタイアップの流儀で
書き上げた歌詞

今回、歌詞もめちゃくちゃ良いですよ。ドラマの内容ともリンクしながら、田邊くんの哲学が反映されていて。《灰色の希望》とか《曖昧だらけの世界》ってワードが出てくるけど、歌詞が諦観的というか、諦めと希望が同居していて。《夢中で生きろ》《君が聞こえる》も諦めで終わらないのがすごく良いです。

田邊
おっしゃる通り! ドラマが奥様を殺された刑事が復讐のために身体を張って事件を解決していくという内容で。大切な人の死があったからこそ頑張れるというのは相反することだけど、それがあったからこそ成長できるっていうところから“バッドパラドックス”というタイトルを付けたんです。それって自分もそうで、後悔や失敗、妬みや嫉みがあったりするからこそ、“何くそ頑張ろう!”と思えてしまう逆説的な部分があると思ったから、そこに焦点を当てて。“上手くいかないことも決して悪くないんだ”ということを歌いたかったんです。実はこのドラマは韓国ドラマが原作なんですけど、お話をもらう前から好きで観ていて。テーマ曲の話をいただいた時、ドラマの中身が120パーセント分かるくらいの歌詞を書いてドヤ顔で提出したんです。

こっちは全部理解してるし、愛もあるわけですからね。

田邊
そうなんです! そうしたら“歌詞を変えていただきたいんですけど…。そこまでドラマに寄せなくていいんで、ブルエンの言いたいことを書いてください”と言われてしまいました(笑)。
辻村
想いが強すぎたんだろうね。向こうにしてみたら、“まぁまぁ、気持ちは分かるけど落ち着いて!”って感じで(笑)。
田邊
そう。で、落ち着いたら“俺は何が言いたいんだ?”って分からなくなっちゃったんです(笑)。すごく悩んだ結果、ブルエンの今の気持ちを描いた上で観ている人にもちゃんと理解してもらえる歌詞というところで、僕なりのタイアップの流儀をもって書き上げました。だから、《キレイごとじゃ何も片付かない 痛みの中で 僕らは出会えたんだ 信じて》って一節は、歌詞を書いた『SICK(S)』のツアーの直前の気持ちで、ファンからは“エモい”って感想をいただけましたね。《灰色の希望に傘をさして》ってのは昨年の今頃の正直な気持ちだったりします。順番的におかしいですけど、この曲は飽和状態から『SICK(S)』を作るに至るブルエンへの橋渡し的な曲でもあるんです。『SICK(S)』を聴いてこの曲を聴いたら歌詞も余計に理解できるというか、『SICK(S)』がエピソード1なら、エピソード0がこの曲みたいなところもあるんです。

面白いです! 逆にこの曲でブルエンを知った人は、『SICK(S)』を聴いたらより、バンドのことを知ることができますしね。

辻村
この曲をきっかけに、僕らを知らない人がYouTubeやストリーミングで聴いてくれたりして、すごい嬉しいんです。お母さんの友達が“あの曲いいわね”って言ってたとか(笑)。
田邊
パッケージじゃなくてもいいから、とにかく曲を聴いてもらいたいです。フェスでもガンガン盛り上がりますし。ドラマもすごく面白いですしね。結構残酷なシーンもあるので、視聴者の人の色んな感情の受け皿になるようにってところまで考えて作ったんですけど、“「バッドパラドックス」が流れてきて救われた”って声も実際、多かったりして。この曲をきっかけに『SICK(S)』を聴いていただければ、ブルエンは網羅したと言っても過言じゃないんで。気に入ってくれたら、ライヴハウスツアーにも来てもらえれば嬉しいですね。

取材:フジジュン

シングル「バッドパラドックス」2019年9月11日発売 Ki/oon Music
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • KSCL-3185~6
    • ¥1,759(税抜)
    • 【通常盤】
    • KSCL-3187
    • ¥1,111(税抜)

『BLUE ENCOUNT TOUR 2019「B.E. with YOU」』

9/25(水) 千葉・千葉LOOK
10/01(火) 宮城・仙台Rensa
10/02(水) 宮城・石巻BLUE RESISTANCE
10/04(金) 北海道・札幌PENNY LANE24
10/06(日) 北海道・北見ONION HOLL
10/09(水) 石川・金沢EIGHT HALL
10/10(木) 新潟・新潟LOTS
10/12(土) 静岡・浜松 窓枠
10/14(月) 香川・高松festhalle
10/16(水) 京都・京都MUSE
10/17(木) 和歌山・和歌山SHELTER
10/19(土) 山口・周南RISING HALL
10/20(日) 広島・広島CAVE BE
10/26(土) 鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL
11/01(金) 大阪・Zepp Osaka Bayside
11/02(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside
11/08(金) 福岡・Zepp Fukuoka
11/09(土) 福岡・Zepp Fukuoka
11/15(金) 愛知・Zepp Nagoya
11/16(土) 愛知・Zepp Nagoya
11/20(水) 東京・Zepp Tokyo
11/21(木) 東京・Zepp Tokyo

BLUE ENCOUNT プロフィール

ブルーエンカウント:熊本発、都内在住の4人組バンド。2014年9月にEP『TIMELESS ROOKIE』でメジャーデビュー。15年1月にリリースしたファーストシングル「もっと光を」は、新人ながら全国35局でのパワープレイを獲得した。また16年10月には日本武道館ワンマン公演『LIVER’S 武道館』を大成功に収める。さらに17年1月にはセカンドアルバム『THE END』をリリースし、バンド史上最大規模であり幕張メッセ公演を含む全国ツアー『TOUR2017 break”THE END”』を大盛況のうちに終了させた。19年11月にはシングル「ポラリス」をリリースする。 BLUE ENCOUNT オフィシャルHP

「バッドパラドックス」MV

シングル「バッドパラドックス」
初回生産限定盤DVDトレーラー

OKMusic編集部

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