圧倒的熱量で贈るガルニデ・ハロウィ
ンパーティ開幕!『 GARNiDELiA Pre
sents HALLOWEEN MiRACLE WONDER PA
RTY2019』ライブレポ

GARNiDELiAの2人と、彼らにゆかりのあるアーティストが出演するライブイベント『GARNiDELiA Presents HALLOWEEN MiRACLE WONDER PARTY 2019』が、2019年10月25日(金)、豊洲PITにて開催された。タイトルに「2019」の文字がありながら、実は初開催となる今回のイベント。そうは思えないほどの圧倒的人数、演出、そしてすさまじい熱量のライブの模様をお送りする。
撮影:冨田味我
歓声が沸きっぱなし! オリジナル・ボカロ・コラボ曲入り乱れた
各アーティストステージに観客全員トリハダ!?
ハロウィンパーティということで、衣装もメイクも趣向を凝らしたアーティストたちが開幕から舞台に集結。1曲目には初公開となる『SEACRET HALLOWEEN PARTY』がオールキャストで披露され、2曲目のボカロ曲『クレイジー・ビート』は SHARE LOCK HOME・アナタシア・COJIRASE THE TRIPの3組のダンスに合わせてメイリアが歌う。メイリアは不思議の国のアリスを模したドレス姿。また他のアーティストたちもユニットごとに個性的な衣装ながら、歌もダンスもハイクオリティ! 圧巻のパフォーマンスに、客席からは悲鳴に近い歓声があがりっぱなしだ。
撮影:冨田味我
3曲目からアーティストごとのステージに変わっても、クールダウンする様子は無い。鳴りやまない歓声の中、1組目として海賊の衣装を着こんだ男性ダンスユニット・アナタシアが登場。ボカロ楽曲『虎視眈々』『ブリキノダンス』の2曲を踊る。『ブリキノダンス』にはメイリアも加わり、アップテンポな歌にダンスまで合わせるテクニカルなパフォーマンスをやってのけた。
撮影:冨田味我
続いて男女混成4人組のダンス&ボーカルユニット・COJIRASE THE TRIP が登場。みうめ、まったん、あすぱらの3人はグレーのタキシードに身を包み、217はウエディングドレスとゴージャスな姿だ。一見動きにくそうにも関わらず、4人ともキレッキレのダンスを披露。特に217のウェディングベールが、激しく動くたびになびくのがまた美しい。1曲目にはオリジナル楽曲『Soldier』を披露し、2曲目には再びメイリアを舞台に呼んで、ニューアルバムに収録となる GARNiDELiA とのコラボ楽曲『Choice』を披露した。
3組目には女性ソロシンガー・manacoが登場。貴婦人のようなドレスとつばの広い帽子をかぶり、圧倒的な歌声で『私を殺さないでよ』を歌う。続いてメイリアが舞台に戻ってくると、一緒に GARNiDELiA とのコラボ曲『さよならホームラン』を披露。ヒリヒリする曲調と歌詞の1曲目とは対照的な、野球少年を主人公にした爽やかで明るい2曲目に、観客も一体となって手拍子する。
4組目は真っ黒い衣装で合わせた男性ダンスユニット・SHARE LOCK HOMESが登場。その出で立ちにピッタリのダークなボカロ曲『マインドブランド』を踊る。そのあとは2曲目のメイリアとのコラボで何を披露するかと思えば、まさかの楽曲が。ワンちゃんの気持ちを歌ったボカロ曲『わんわ・んわん』を、可愛らしい振り付けで披露。しかも、Youtubeでも未発表の新作ダンスだ。ギャップ萌えとも言えるパフォーマンスに、女性ファンたちからの黄色い歓声が上がる。
5組目は男性ソロシンガー・Kradness が登場。血しぶきを浴びたように赤く汚れた白シャツを身につけながらも、爽やかなオリジナル『Oh Yeah』で、合いの手として観客を巻き込みながら歌う。2曲目にはメイリアとコラボした「歌ってみた動画」を Youtube にも上げているアップテンポなボカロ曲『ロキ』を、やはりメイリアと共に披露。息の合った掛け合いは、聴いている側もアドレナリンがドバドバ出てくる。
6組目は赤ずきんの衣装をまとった女性ソロシンガー・やなぎなぎが舞台に上がる。これまでのアーティストたちの演奏からガラリと変わって、披露するのはボカロの人気バラード曲、『メルト』だ。それも「10th ANNIVERSARY MIX」のバージョンで歌い上げた。曲の間奏には、「ラーララーラーラーラーラー」と、観客揃ってコーラスも。ライブ中盤に相応しいキラーチューンに、会場は一層の盛り上がりを見せた。そして2曲目には再びボカロのバラード曲、『SPiCa』をメイリアとのコラボで披露。この曲では会場が静まり、観客全員が2人の美しい歌声に聞き惚れた。
7組目、さらにライブは変化していく。MeseMoa.&Boysとして、まずは9人組男性アイドルユニット MeseMoa.が登場。オリジナル曲『Vampire Kiss』を歌い、踊る。メイリアが再び現れたのはこの曲の終盤だ。突如現れてラストのサビを歌い上げるというサプライズを決め、観客席からは「キャーッ!」という歓声が上がった。2曲目には MeseMoa.、ぱんめん(*ChocoLate Bomb!!)、SHARE LOCK HOMESの三つどもえとなり、ボカロ曲『ダーリン』を初音ミクの声に合わせて踊る。さらに3曲目には、Boys としてあおい&とみたけ(MeseMoa.)とぱんめん、それからGirls としてみうめ&217(COJIRASE THE TRIP)とメイリア、計6名がボカロ曲『Girls』を踊った。
8組目、キョンシーの衣装で、甘い歌声の男性ボーカル・センラ(浦島坂田船)が登場すると、会場はますますヒートアップ。メイリアとコラボし、GARNiDELiA オリジナル曲『lamb.』を歌った。2曲目はセンラ1人のソロ楽曲『Freja』でキメ。歌い終わるや、割れんばかりの歓声が会場を包み込んだ。その後、次のステージに進むジングルがかかる間も、「ヤバイヤバイ!」と観客たちのざわめきは続いていた。

知らない曲などあるはずない! 鬼太郎もセーラームーンもエヴァも、
ダンス盛りだくさんのアニソンメドレー!
センラのステージの後は、「ハロウィン・カバー・メドレー」と題し、再びアーティストたちがユニット入り乱れて舞台に登場。激しいビートのイントロがかかり、toku の「知ってる人は歌ってちょうだい!」の声に続いて一体何の曲がかかるのかと思いきや、なんと『ゲゲゲの鬼太郎』だ。「ハロパスペシャル remix」としてアレンジされているが、原曲を知らない人の方がこの場には少ないに違いない。DJ ブースから飛び出しマイクを持った tokuの歌声に合わせ、ダンスアーティストたちがゾンビダンスをしながらハロウィンにぴったりの1曲を踊る。こんな『鬼太郎』、見たことも聴いたこともない!
撮影:冨田味我
メドレーの2曲目は、男性ダンスユニットだけ残って『ルパン三世』から『Lpin the 3rd』を踊る。インストゥルメンタルのジャズに、男性らがキレのあるセクシーな動で観客を魅了する。その直後、「ムーンプリズムパワー! メイクアップ!」の掛け声とともに流れた3曲目はもちろん、『美少女戦士セーラームーン』から『ムーンライト伝説』。こちらはみうめ・217・manaco・メイリアの女性4人での披露となった。
イントロだけで盛り上がった4曲目は『マクロス F』から『ライオン』。こちらはやなぎなぎとメイリアの2人が熱唱した。さらに5曲目の『東京喰種』から『unravel』はKradnessとメイリア、6曲目の『エヴァンゲリオン』から『残酷な天使のテーゼ』はセンラとメイリアと、どれもアガる曲ばっかり! 歌とダンスで、長い長いはずの 6 曲ものメドレーは、あっという間に終わってしまった。
メドレーの全楽曲が終わるや、「ヤバくなかった!? 私、このセトリ作ったの天才だと思った」と自画自賛するメイリアを、「キャーッ」という歓声を上げて観客も肯定する。だが、次に登場するアーティストでライブが終わるということを告げられ、観客からは「えーっ!」と残念がる声が。しかしそのアーティストが発表されると、再び歓声が上がった。

ガルニデ✕ギタリスト・MiA の圧巻のコラボ!そしてオールキャストによる『極楽浄土』で全員昇天!?
最後に登場したアーティストは、もちろん今回主催の GARNiDELiA……だけではない。V系バンドMEJIBRAYから、ギタリストのMiAが登場し、コラボを果たした。奏でる楽曲は、ボカロ曲『夜咄ディセイブ』、アニメ『メカクシティアクターズ』主題歌『daze』、そして GARNiDELiAオリジナル曲『Hysteric bullet』の3曲だ。『Hysteric bullet』には、みうめ&217とアナタシアもダンサーとして加わる豪華版で送られた。
ジェットコースターのように、頭から休憩も挟まず、テンポよく一気に駆け抜けた今回のライブ。最後はオールキャストでGARNiDELiA オリジナル曲『極楽浄土』を披露し、舞台の幕が降りた。最後に「極楽」とは……観客全員昇天しちゃいますって!
撮影:冨田味我
舞台を終え、「めっちゃ大変だったんですけど、たぶんまた来年もやっちゃうな!」と振り返って語るオーガナイザーのメイリア。1 年目でこの完成度、実際に来年も開催されるとしたら一体どんな舞台になるのだろうか、今はまだ想像もできない。
撮影:冨田味我
だがその前に、ライブ後には 2020年、GARNiDELiAは全国コンサートツアーを開催することが発表された。2020年1月25日(土)の東京都「昭和女子大学人見記念講堂」で行われるのを皮切りに、全国16カ所での開催がすでに発表となったが、追加公演の準備なども着々と進んでいるようだ。これがGARNiDELiAの新しい出発となる。来年で結成10周年となるGARNiDELiAはもちろん、今回コラボしたアーティスト1組1組にも注目である。
GARNiDELiAが2020年の10周年イヤーに向けて計画している様々な発表に、今から楽しみで仕方がない。
(取材・文:平原 学)

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