vol.2 THEラブ人間
<スウェット/ Tシャツ>
- ものづくりの現場をRESEARCH!! -

THEラブ人間
このコーナーでは、普段のインタビューで語られないグッズ制作やアートワークなど、アーティストがこだわりを持って取り組んだものづくりの現場を調査! 第2回はTHEラブ人間の結成10周年記念グッズ“シルエットスウェット”の打ち合わせへ。順調に話が進んでいくと思いきや、意外な展開に…?
今年で結成10周年を迎えたTHEラブ人間は、10月2日発売のベストアルバム『PAST MASTERS』のジャケ写に歴代のメンバーを集めた写真を使用しており、今回のスウェットはその写真を型取ったデザインに。打ち合わせは新代田にあるオープンスペース『YACHT(ヨット)』で行なわれ、スタッフとともに金田康平(歌手)、ツネ・モリサワ(キーボード)、富田貴之(ドラム)が参加した。

アルバム『PAST MASTERS』のジャケ写になっている写真をもとに、富田がillustratorでデザインを作成。金田がこだわってアイロン掛けをしているズボンの折り目や、シルエットだけでばっちり谷崎航大(バイオリン)だと分かるところに注目!

ベストアルバム『PAST MASTERS』ジャケット写真

たわいもない話をしながら、ボディとプリントの色をチェックをするメンバー。

“どうしてもオマージュTシャツを作って物販に出したい!”とツネがドラマの面白さを熱弁中。観ていない金田に“絶対好きだと思う”とみんなで念押し。
そんなTHEラブ人間のグッズだが、楽曲をモチーフにしたものも多い。「クリームソーダ」の歌詞を切り取った“首ったけROLLING THUNDER Tシャツ”や「麦茶、冷えてるよ」をモチーフにしたステッカーなどがあり、“楽曲からはいろいろな案が出てくる”というのがその理由で、ちゃんとトレンドを気に掛けつつ、必ず“まず自分たちが欲しいかどうか”を大切にしているそうだ。普段も着やすいシンプルなデザインが多いため、初めてライヴに来たお客さんでも手に取りやすいのも特筆すべきところだろう。
これから今後どんなグッズを作ってみたいかも尋ねたところ、レコードバッグやターンテーブルのスリップマットなどが出る中、“これからの物販は食べもの”とツネが予想。以前はレトルトカレーを作る案もあったそうだが、果たしてその流行は来るか否か…。
取材:千々和香苗
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