宮野真守

宮野真守

【宮野真守 インタビュー】
努力が報われるとは限らない
というところに人生の真理がある

宮野真守自身が経験したことを
軸にしたテーマソング

でも、ジャケットだけは力強さというよりもさわやかさ押しというのが面白い。

よりシンプルに見せたいっていうのが僕の中にあったのと、『あひるの空』はバスケットボール漫画なので、ボールを持って学校の体育館や教室だとかで、ちょっとノスタルジックに撮りました。なので、髪型もそんなに作り込まなかったり、スタイリングもスポーツミックスにしたりと、今までと違うビジュアルの作り方をしてるのはMVともリンクしているところですね。

カップリングの「Follow Me Now」はいかがですか?

「Follow Me Now」はライヴで盛り上がれる曲が欲しいということで、いただいたデモの中から選んだ曲なんですよ。なので、歌詞の方向性もリライトしてもらって、よりチームマモの想いを訴えられるものになったというか。来てくれる人たちに対して“絶対に楽しませるよ!”って伝えられるものがいいと、曲提供してくださったHIROさんにお願いして書き替えていただきましたから。

それで歌詞の情景が完全にライヴを彷彿させるものになっているんですね。

HIROさんとは今回初めての楽曲制作だったんですけど、僕のライヴにも来てくださっていたので、HIROさんが実際にライヴから受けた印象を歌詞にしてくれたところもあるんですよね。“宮野さんのライヴはお釣り出ちゃうくらいに楽しませてくれますよね。それくらい満足感があります”って言ってもらえてすごく嬉しかったなぁ。

ある意味、ライヴというものに対するチームマモのポリシーを歌った曲ですよね。資料にもありますが、まさしく“最高にファンキーなダンスチューン”なので、ライヴで聴ける日が楽しみです!

楽しい曲なんで、楽しいステージを考えたいですね。もう1曲の「LIFE」は次回のライヴテーマを“生きる”だとか“Nature(自然)”というものにしたくて作りました。“僕らがここまで歩んできた全てをここに注ぐ”という意味で、生きることや人生というものをテーマにできたらいいなと思って。次回のライヴタイトルも“LIVING!”にさせてもらったんです。

なるほど! “LIVE(生きる)”の現在進行形であり、日本語だと“リビングルーム”も連想してしまいますが。

そうそう。“ここが僕らの居場所だよ”っていう意味での居間…つまり、リビングルームにできればいいなと。この前主演したミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』でも“人が生きる上でどんな想いが大事なのか? 人生とはどういうことなのか?”ということを本当に感じさせられたので、そこで抱いた想いを音楽のほうにもフィードバックさせて、ライヴを作っていきたいと思ったんです。「光射す方へ」も人生について歌っている曲だけど、『あひるの空』の世界観が強いので、宮野真守自身が経験したことを軸にしたテーマソングがあってもいいかなと。なので、ともすれば芯を突いた言葉で投げかける部分もあるけれど、それをあえて軽快に歌って“今日は楽しもう!”って言えるような曲にしたかったんですよね。

確かに「光射す方へ」とも通じるメッセージの深さがありますよね。けれど、オール生バンドサウンドによるさわやかでハッピーな空気感はまったく違う。

やさしい歌い口で軽快なリズムなんですけど、実は歌うのは難しいんですよ! 言葉のはめ方がすごく難しい。ライヴではファンのみんなと一緒に踊れるようなパフォーマンスにしたいですね。

前回ツアーの最終公演を収めたBlu-ray&DVD『MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 ~BLAZING!~』も本作と同時発売されますが、そちらの観どころは?

初めてのムービングステージは、やっぱり映像作品として客観的に観ても迫力がありましたね。映像監督がいろんなノウハウを注ぎ込んでくれたので、カメラの位置や種類も多種多様なんです。ムービングステージ自体に設置されていたカメラの視点なんかも、なかなか面白いですよ。下から煽られてるんで(笑)。あと、各公演のダイジェスト映像が入っているDISC-2にはアジアツアーということで海外の様子も収録されています。海外ライヴ自体は今までにも経験があったけど、バンドもダンサーも連れて日本でやっている通りのパフォーマンスを海外のみなさんにお観せすることができたのは今回が初めてだったんです。なので、“ついに来てくれた!”っていう歓迎の空気感には、とてもアツく強いものがあって感動的でしたし、僕もその想いに応えたくて現地の言葉を頑張ってしゃべってみたりもして、そういった国内の公演とは違うエモーションなんかも楽しんでもらいたいですね。他にも当日ライヴ会場で流れた映像のメイキングだったり、チームのみんなの座談会も入ってたりして…結果、収録時間6時間ですから! もっと値段高くてもいいんじゃないかってくらい(笑)。

取材:清水素子

シングル「光射す方へ」2020年4月22日発売 KING RECORDS
    • KICM-2044
    • ¥1,300(税抜)
ライヴBlu-ray&DVD『MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 ~BLAZING!~』2020年4月22日発売 KING RECORDS
    • 【Blu-ray】
    • KIXM-427~8
    • ¥7,000(税抜)
    • 【DVD】
    • KIBM-843~4
    • ¥7,000(税抜)
宮野真守 プロフィール

ミヤノマモル:『DEATH NOTE』『機動戦士ガンダム00』『ポケットモンスター ベストウイッシュ』『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE』シリーズ『ちはやふる』などのアニメ作品に加えて、『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』などの吹き替えにも出演する人気声優。2008年よりアーティスト活動をスタート。声優、俳優の現場で培った豊かな表現力と類い稀な歌声、そしてダンスを駆使した高いライヴパフォーマンス力を武器に、独自のエンターテインメントを追求し続け、日本武道館やさいたまスーパーアリーナでの単独公演も成功させている。宮野真守 オフィシャルHP

「光射す方へ」MV

「Space Travellers」ライヴ映像

「蒼ノ翼」ライヴ映像

OKMusic編集部

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