大地真央、神田沙也加、村井良大、別
所哲也出演 ニール・サイモン晩年の
傑作『ローズのジレンマ』の上演が決
定 

2021年2月6日(土)~2月25日(木)、シアタークリエにて『ローズのジレンマ』上演されることが決定した。
本作は、“ブロードウェイの喜劇王”として不動の地位を築き、米国を代表する喜劇作家ニール・サイモン(『おかしな二人』『サンシャイン・ボーイズ』)の晩年の傑作。2003年にオフ・ブロードウェイのマンハッタン・シアター・クラブで二か月あまりの限定公演が行われ、2004年には日本初上演された。
物語は、経済的危機に瀕している大物女流作家ローズが、最愛のパートナーだった作家ウォルシュの亡霊に提案され、助手アーリーンや売れない作家クランシーと共に彼の未完の遺作を仕上げる中で、残された人生と向かい合っていく様を、ユーモラスに描くというもの。
ヒロイン・ローズを演じるのは、類まれな美貌とコメディセンスを兼ね備える日本演劇界が誇る名優、大地真央。ローズの助手であり一番の理解者であるアーリーン役は、『キューティ・ブロンド』、映画「アナと雪の女王」アナ役の日本版ボイスキャスト等でマルチな才能を発揮する神田沙也加が務める。亡霊・ウォルシュ役には、俳優のキャリアに加えて、ラジオパーソナリティやショートショート フィルムフェスティバル&アジア代表などで活躍する別所哲也。作家クランシー役に、『RENT』などを始め人気舞台作品に多数出演、近年はTVドラマ等映像の世界でも注目されている村井良大が出演する。
演出は『チック』で 2017 年小田島雄志・翻訳戯曲賞、2018年読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞し、その後も意欲的な作品を発表し続けている新進演出家・小山ゆうな。
男女の恋愛の機微と変わらぬ親子愛、誰もが抱える心の傷や人生の晩年に訪れる黄昏を上質なコメディに昇華させたニール・サイモンの傑作を、豪華キャストで上演する。
【あらすじ】
ローズ(大地真央)はかつて著名な作家として名を馳せていたが、5年前に最愛の恋人であり自身も人気作家であったウォルシュ(別所哲也)を亡くして以来、新作を書くことができず、破産の危機に陥っていた。助手のアーリーン(神田沙也加)は、贅沢な生活を顧みずに、負債だけが増えていくローズの経済状況を見かねて、必死にローズに新作を書かせようとするが、ローズは毎晩のように、彼女にしか見えないウォルシュの亡霊と過ごしていた。
ある日ウォルシュは、彼の未完成の小説「メキシカン・スタンドオフ」を若手作家クランシー(村井良大)と組んで仕上げ、印税を稼ぐようローズに提案する。なぜウォルシュがクランシーを推薦したかわからないローズと、売れない作家である自分がなぜ選ばれたかがわからないクランシー。二人の共同作業はうまくいくはずがなかった。
ところが、ローズの預かり知らぬところでクランシーとアーリーンはお互いに惹かれ合っていた。後日、再びローズの家に現れたクランシーは、思わぬ発想でアーリーンを驚かせる。
そして、アーリーンはローズにある告白をする――。

出演者 コメント
■大地真央
演出の小山さんと初めてご一緒させて頂きますし、神田沙也加ちゃんは二度目なのですけれども、他の方々は初めてですし、どんな風にこの作品が作り上げられていくのか今から楽しみです。
色んな意味で、皆が“挑戦する”作品ではないかと思います。
ニール・サイモンの晩年の傑作と言われている『ローズのジレンマ』、是非ご覧ください。
■神田沙也加
大好きな、一番尊敬している大地真央さんとの共演です。
明るい作品でありコメディなので、自分のキャラクターでいうとテンポよく、締めるところは締める“バランサー”という立ち位置になれたらいいなと思っています。
ローズという女性作家の助手として、お尻をたたいて「早く書きなさいよ、ちゃんと稼ぎなさいよ」と現実的なところまで面倒をみている役なので、テンポをよくさせるのは必須課題だと思っています。
自分にとっては「チャレンジ」という言葉では少し柔らかいのでは? と思うくらいの 「挑む」作品であります。今までの集大成と言ってもまだ足りないかも知れないのですが、誠実に演じなければいけない役柄と考えております。
■村井良大
台本を読んでいる段階で、台詞の中に散りばめられている微妙なトリックにクスっと笑ってしまい、「あ! もうこの作品の虜になっているな」と思い、是非出演したいと思いました。
演じるクランシー本人は、紳士というか真面目な思いがあるのですが、台本を読んでいると少しだけ危険な香り……(笑)不良の香りというか、そういう要素があった方が良いのかな、と思っています。この作品は4人の登場人物が出てきて色々面白いところやクスっと笑えるところ、そしてハッとさせられる部分もたくさんある作品です。大地真央さん、神田沙也加さん。別所哲也さん、村井良大で面白い作品に仕上げたいと思います。
■別所哲也
ニール・サイモンの作品は大好きですし、そして……大地真央さん!! 共演させて頂きたいと思っていた素晴らしい女優さんと共演できますことは非常に嬉しいですし、沙也加さんとは他の作品でも共演させていただいておりますが、村井さんともどうなるのか楽しみにしております。私の存在そのものが俳優としてはなかなかこのような特別なポジションを演じることがないためこの部分にも大変興味を持ちました。僕が演じるウォルシュは作家で、主人公のローズも作家。職業としても同じ志を持っているのですが、どうお互いを支え合うか、最終的な人生のファイナルステージを一緒に作っていけるのかというところに大変興味を持ちまして、今から大地さんとその部分を作っていく、そして共演者の神田さんと村井さんとひとつの舞台にしていくことに大変ワクワクしております。演劇人としてもシアタークリエに久しぶりに立たせていただくことも大変嬉しく思っております。また、ミュージカルではありませんが、歌うかもしれません・・・踊るかもしれません……いや、全くそれはないかもしれません……しかし素晴らしい舞台に必ずしたいと思います。

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