「真央さんは芸人でもないのに笑いを
追求し続けている」南キャン・しずち
ゃんの指摘に大地真央が噴き出し、花
總まりも笑顔に! 舞台『おかしな二
人』

2020年10月8日(木)より東京・日比谷シアタークリエにて舞台『おかしな二人』が開幕する。ブロードウェイ随一の喜劇作家ニール・サイモンの代表的コメディ『おかしな二人』(1965)が原点となる本作は、大地真央と花總まりが初タッグを組んで本作に挑むという事でも話題となっている。初日前日となる7日、同劇場にてゲネプロ(通し稽古)が公開された。
(左から)花總まり、大地真央
(左から)シルビア・グラブ、平田敦子、芋洗坂係長
(左から)渡辺大輔、山崎静代、宮地雅子
ゲネプロの前に行われた囲み取材の場には大地、花總とシルビア・グラブ、宮地雅子、平田敦子、山崎静代、芋洗坂係長、渡辺大輔が出席し、本作の見どころや今の心境について語った。

大地真央
片付け下手で無精者のTV番組プロデューサー・オリーブ役の大地は、お気に入りの場面を聴かれて「全部ですね!」と笑顔を見せ、「1970年代のNYに住むおかしな8人が自分の人生を一生懸命生きている姿」が見どころと語った。
花總まり
夫から離婚を切り出されたばかりで、病的なまでに潔癖症なフローレンス役を演じる花總は「今回(調理器具の)おたまを使ってお芝居をしているんですが、初めての経験なのでそこが見どころ。おたまが自分の相棒です」と笑いを堪えながら話していた。
シルビア・グラブ
宮地雅子
警官役のシルビアは警官の仕事が終わってから女仲間でリラックスした姿を見せるという。「心配性ですぐパニックを起こす。そこが警官らしくないかも」と自身の役について説明。またついキツイ事を語る男っぽい性格の女性を演じる宮地は「芯になるのはオリーブ、そして皆が大好きでぶーぶー文句を言いながらつい集まってしまう女性。現代の日本でもあると思います」と考えながらコメントした。

平田敦子
山崎静代
シルヴィ役の平田の番となると「私の役って仕事は何だ ろう?」としばらく考えるが「主婦だ!主婦です~」と気が付いて笑いを誘う。「稽古中に会話をするのが普通に楽しいです」とコロナ禍の影響を踏まえつつ心境を語る平田は「大地さんと花總さんが何かと登場する場面がちょっとしたことでもカッコよくて!(カッコよさが)身に染みついているというか。真似したいけど真似できませんでした」と苦笑していた。
山崎は「ヴェラという役で、妖怪人間と同じ……」ととつとつとしゃべり出したので、他メンバーがクスクスケラケラと笑いだす。「結構マイペースな役で私と同じかも。キャラが強い人たちばっかりなので負けないようにジャブを打っていきたい」と述べ、見どころとしては「真央さんは芸人でもないのに笑いを追求し続けて、こうしたら面白いかも、もっとこうしたら……と、めちゃめちゃコミカルな動きをされるので見習いたいと思います」とその動きを再現すると、たまらず大地が噴き出し、花總もこらえきれず笑っていた。
しずちゃんの発言に思わず吹き出す大地さん
芋洗坂係長
オリーブと同じアパートメントに住むスペイン人兄弟の兄マノロ役を演じる芋洗坂は「兄弟でディナーをしにオリーブとフローレンスが住む部屋を訪れるんですが、今でいう合コンみたいな状態なんです。自分の人生の中でまさか大地真央さんと花總まりさんと合コンが出来るなんて夢のような時間で。その時間を楽しみたい」と顔を赤らめながらコメント。芋洗坂としての見どころは「ステージ上でオリーブとフローレンスが追いかけ回す場面で、その時の真央さんが戦隊モノの怪人のように見えてしまうんです」というとまた大地がケラケラと笑っていた。
ステージ狭しと逃げまくる花總さん&追いかける大地さん!
渡辺大輔
そして弟のヘスース役の渡辺は「兄弟とオリーブ&フローレンスが鏡のような関係で、お兄ちゃんがオリーブと似ていて無精者、弟はフローレンスと同じくきれい好き。でも最初の頃演出家さんと話していて『(渡辺が)真央さんのお付きの人に見えるので、もうちょっと場を荒らしてほしい』と言われたので試行錯誤しながら今日までやってきた。渡辺は元々男性二人が主役だった本作が舞台化された時に男女が逆転したことに触れつつ「真央さんと花總さんが出ずっぱりなのでファンの方はたまらないんじゃないかな」と期待を込めていた。

舞台『おかしな二人』ゲネプロより
ゲネプロでは散らかしまくって足の踏み場もないオリーブの部屋で、女友達がカードゲームに興じながら、ああでもないこうでもないと他愛もない雑談に興じるところから始まる。その場で話題にのぼったフローレンスが転がり込んでくると場の空気が一変。いい意味でも悪い意味でも自分の事を冷静に見えていないフローレンスにオリーブが人生を変えるべきと自分との同居を提案する。
自分の事は棚に上げつつも、他人の事なら冷静に分析できるオリーブという女性を大地がさすがの貫禄で演じ上げる一方で、初のコメディに挑戦する花總は序盤、肩に力が入っているようにも見えたが、徐々に喜怒哀楽をハッキリ表現する花總流フローレンス像を作り上げて物語に笑いの緩急をつけていた。
舞台『おかしな二人』ゲネプロより
二人のやり取りをさらに面白く彩る4人の女友達、そしてスペイン人兄弟の存在も見どころだ。個性豊かな女友達はオリーブやフローレンスとつかず離れずの絶妙な距離感を保ちつつ、友情という絆で相手を想いやっている。また兄弟は兄弟でお国柄ともいえる明るさと情熱で二人のプライベートエリアにぐいぐいと踏み込んでくる。そんな人々に囲まれ揉まれていくうちに、二人はどのような人生の選択をするのだろうか。
なお、本編最後のスペシャルカーテンコールでは、元トップスターと元トップ娘役の豪華なショータイムが繰り広げられる。ここでしか見ることができない夢のひと時を楽しんでいただきたい。
スペシャルカーテンコールもお楽しみに!
取材・文・撮影=こむらさき

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