神宿・塩見きら「1年前の私」と同じ
インタビューに答える

2019年、五人組アイドルユニット・神宿(かみやど)の新メンバーとなった塩見きら。

加入から半年後の2019年に彼女へ行ったインタビューを、2020年の同じ日・同じ場所にて敢行。”新メンバー”から”アイドル”へと成長した塩見きらに起きた変化、そして変わらないものとは? 更なる飛躍を遂げた彼女の現在のリアルに迫る。

Photography_Yohei Fujii
Text&Edit_Shu Nissen

一年の前記事を読み返すと、自分じゃな
いみたい

――この一年を振り返って、どういった思いがありますか?

塩見きら(以下、塩見) : パフォーマンスの面で言うと、振りや歌を覚えなきゃいけないって段階は終わっていて、ステージ上でどう美しく振る舞えるか、発声の仕方だったり、細かい点を意識できるようになったので、そこは成長したなと思います。新メンバーという扱いをされることもなくなってきて、最新リリースのアルバムでは作詞に参加したり、一年前では想像していなかった生活をしていますね。

――一年半活動して、自分自身の成長は感じていますか?

塩見 : そうですね。日々成長したいなとすごく思っているからか、一年前の記事を読み返すと若いなって感じます。見た目も、考え方も、若いアイドルを見ている感覚というか、自分じゃない人の記事を読んでいるようで(笑) でも、あの頃の自分が嫌だったわけではなくて、通過点だったんだなと。一年前のインタビューの日のことを、昨日のことのように、すごく覚えています。全く違う自分になったと思う一方で、あの日から一瞬で今日がやってきたようにも感じて、なんだか不思議な気分です。
――塩見さんは神宿加入前からアイドル好きだったそうですが、実際に自分がアイドルになってみて、いかがでしたか?

塩見 : 今は、"アイドルってなんなのか"ってことをすごく考えるようになりました。『THE LIFE OF IDOL』ってアルバムをリリースして、日本のアイドルってこういうイメージだけど、私たちがなりたいアイドル像って一体なんなんだろう?と自問自答しています。例えば、"恋愛感情を抱かれる存在"、"日本のアイドル=黒髪"のような固定観念がある中で、私は自分がなりたい姿でありたいし、それを好きだと思ってもらいたい。その成長過程を見てもらうのがアイドルかなって。あとは、女性のリーダー的な存在でありたいという感情が芽生えて、そこは大きな変化。今までクリエイティブに携わっていたメンバーがいなかったのですが、私が初めて作詞を担当したことがきっかけだったのかもしれません。自分の想いや、パーソナルな部分をさらけ出すことで、ファンの方に共感してもらえたことが嬉しくて、これから私が成長してもっと皆を引っ張って行けるようになりたいと思いました。
――最近はライブ活動に限らず、さらに活動の幅が広がってきていますね。

塩見 : 前回のインタビューで話していたアニメのコラム連載をきっけに、文字を書く仕事のきっけけをいただきました。コーヒーの連載だったり、雑誌でアイドルをテーマにコラムを書かせていただいたり、たくさんの機会はさらに広がってきていますね。

――神宿はYouTubeの動画配信も積極的に行っていて、面白い企画が多いですね。

塩見 : Youtubeは、変わらず更新しているんですけど、変わったところといえば、メンバー内で役割分担ができましたね。ステージ上で五人が集まった時に大きな力になるように、個々の力を伸ばしています。Youtubeはリーダーの羽島みき仕切ってくれていて、ライブは羽島めいが、演出だったりセットリストを考えてくれていたり、それぞれが得意な分野で活躍するようになりました。

――1年前は「神宿に入ってからいじられることが多いんですよ! 私、そういうタイプのキャラじゃないのに!(笑)」。とのことでしたが、いじられるのも嬉しかったりするんじゃないですか?

塩見 : いまだに、みんないじってきますね〜! でも、やっぱり別に嬉しくはないです!面白いですけど(笑)

今年の生誕祭は、思い出の初ステージ豊
洲PIT

――豊洲PITでの初ステージのことは、今でも鮮明に覚えていますか?

塩見 : もちろん覚えています。11月6日の豊洲PITでの生誕祭では、なにかしら懐かしさを感じる演出ができたらいいなと思っています。一年半ぶりの豊洲PIT、すごく楽しみです。今年はこういう情勢もあって、他のメンバーは当日に生誕祭を行えていないので、当日みなさんと一緒に時間を共有できるのは、すごく幸せなことですし、2019年の4月29日とは違う景色なんだろうなと思うと、すごくワクワクしますね。新しい思い出を作りたいです。
――家族や周りの人に言われて、特に印象的だった言葉は何かありますか?

塩見 : 家族が私に口出しすることがなくなってきました(笑)。加入して半年ぐらいはずっと連絡が来てたんですけど、今はあまり何も言われないですね。見てくれていると思うんですけど。仲が悪くなったのではなく、陰ながら応援してくれているという感じです。以前は、家族に弱音を吐くこともあったので、心配かけていたので、活動する中で恩返ししたいと思っています。

一年前の自分に何も間違ってなかったと
伝えたい

――11月6日の生誕ライブの意気込みを教えてください。

塩見 : 一年前じゃ考えられないことが起こってる中で会えるってことが当たり前じゃないって思うし、だからこそ大事な時間にしたい。当日は楽しみにしていて欲しいです。

――一年前の自分と一年後の自分にメッセージをお願いします。

塩見 : 一年前の自分、一生懸命ですね(笑)その辛さや喜びや、いろんな思いは今の自分に繋がっているなって今日の私はすごく思うから、あの日インタビューしていただいて、今日またインタビューしていただけてるのはすごく運命的だなって感じます。こういう、一つ一つの出来事を幸せに思えてるから、何も間違ってなかったよって言いたいです。

一年後の自分へ、もっと自分が自分のことを理解してたらいいなって思うから、どうなってますか?って聞きたいかな。一年後見ている景色がどんなものなのかすごく気になるし、もっともっと大きな会場でライブがしたい、もっと何十倍、何百倍の方たちと出会って幸せな生活を送りたいなと思います。だから、頑張ってますか?って言いたいです。

塩見きら生誕祭『Kira’s 22nd birthd
ay live ~ここが私の生きる場所~ in 豊
洲PIT』

日程:2020年11月6日(金)
時間:OPEN 17:00 / START 18:00
会場:豊洲PIT
チケット:【一般販売】先着
2020年10月31日(土) 10:00〜
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=280024

神宿

2014年9月結成。原宿発の5人組アイドルユニット。UUUM所属。グループ名の「神宿」は「神宮前」と「原宿」を合わせたもの。神宿(KMYD)の頭文字 K=KAWAII(可愛い!)M=MAX(全力!)Y=YELL(応援!)D=DREAM(夢!)を届けるために原宿を拠点に活動している。2019年1月に関口なほが勇退し、2019年4月29日新たな緑担当として塩見きらが加入した。

塩見きら

Twitter
https://twitter.com/kira_kmyd
Instagram
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個人ファンクラブCHIP
https://chip.app/kira

神宿・塩見きら「1年前の私」と同じインタビューに答えるはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

アーティスト

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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