Rhythmic Toy Worldが2020年に向き合
ったこと――初のバラードシングル「
犀日」に至るまでの日々を訊く

Rhythmic Toy Worldの新曲「犀日」。マネージャーの結婚を機に作られたというこの曲は王道のウエディングソングで、元々ラブバラードの少ないこのバンドにとっては異色の存在。ストリングスやピアノを音色を取り入れた華やかなアレンジも、これまでにはなかったものだ。

2020年は、多くの人が変化に見舞われた年だったが、ライブバンドとして活動していたリズミックの日常も同様に揺らいだ。そんな1年の締めくくりとしてリリースされる曲が、新たなトライといえる作品になったのはなぜか。メンバー4人に訊いた。
――まず、ライブがなかなかできない日々の中で、どんなことを考えたのかを。
内田直孝(Vo/Gt):僕としては、締切に追われ、気づいたら今日だった、というのが本音です。2月28日の名古屋でのライブが有観客でできた最後だったんですけど、ちょうど3月の1週目ぐらいに、ポケモンカードのルールソングのお話をいただいたんですよ。そこから制作に追われていったので、「やることがなくなった」と感じる暇がなかったというのがリアルな心情です。
――気持ち的に落ち込んでしまった人はいませんでしたか?
磯村貴宏(Dr):それは多分、僕ですね。これは楽器のポジションも関係してくると思うんですけど、僕にとっては“ライブができない”というよりも“メンバーとスタジオに入れない”というのが大きくて。ドラムって、基本スタジオにあるものじゃないですか。外出自粛期間中はスタジオに入ることもできなかったので、それが奪われちゃった感じがして、気持ちが落ちていた時期もありました。メンバーとテレビ電話でミーティングをするようになってから、やっとリラックスできましたね。
岸明平(Gt):久しぶりに(スタジオに)入ったときはめちゃくちゃ楽しくて。昔に戻った感覚で、音楽の楽しさ、バンドの楽しさを改めて感じました。
須藤憲太郎(Ba):うるさかったけどね(笑)。
岸:そう。「音、こんなデカかったっけ?」みたいな(笑)。
須藤:スタジオに入れない間は、家で宅録して、それをデータ上でやりとりしていたんですよ。そうなると、ヘッドホンをして音を出すことになるから、自分が「うるさい」と思うところまで音量を上げないじゃないですか。だから生で音を出したとき、みんなでずっと「うるさっ!」って言ってました(笑)。
磯村:いま須藤も言ったように、スタジオに入れない状況になって、制作のしかたも変わったんですよ。今まではスタジオに入って(曲の)構成とかを考えることが大きかったんですけど、今回の3ヶ月連続リリース(「VITE」「HAME」「CTOC」)では、内田の頭の中にあるフレーズをデータ上で投げ合って、それを繋げて完成させていく形を採りました。
内田:だから、今までのような“いろいろなところに足を運んでライブをやりつつ、その合間で制作する”という形だったら、今年作った作品は間違いなく、こういう曲として生まれてくることはなかったと思います。
――はい。それはリスナー目線でも感じました。
須藤:レコーディングを自分らでやるとなれば、音のジャッジも自分ですることになるんですよ。自分の演奏が合っているかどうかを自分でジャッジするということは、自分の不足しているところと向き合うということ。僕は今までわりと、時の流れに身を任せながら生きてきたタイプだったので、課題というか、「ここ、もうちょっと頑張りたいな」と思っていたところを今一度見直せる機会になりましたね。実際、曲を作るごとに自分がどんどんレベルアップしているのを感じられて。みんなと会えなかったのはすごくつらかったですけど、一人になれる時間、ベースと向き合える時間が増えたのは、すごくよかったです。
磯村:個人が抱えていた一時の不安も、曲が出来るにつれて、解消されていって。そう考えると、バンドの空気・チームのモチベーション的には上手いこといったというか。マイナスではなかったのかなと思います。
――仮にコロナがなかったとしたら、2020年は、元々どういう計画で動こうとしていましたか?
内田:あ、でも、ライブの本数を減らそうという話は元々していました。今までは毎月10本近くやっていたけど、半分ぐらいまで減らそうかと。
――それはなぜですか? 須藤さんの仰った“課題”のような、ライブ中心の活動の中で取りこぼされていったものの存在を実感していたから?
岸:そうですね。「もっと制作に専念したい」という気持ちもやっぱりあって。
内田:10周年が終わって、次の10年を考えたときに思ったんですよ。俺たちはライブをするために音楽をやっているのか、それとも、自分たちがいいと思う作品を世に送り出すために音楽をやっているのか、と。それで「現状、俺たちはライブをやるためにバンドをやってるよね」「でもそれって、今の俺たちには合ってないんじゃない?」という話になって。
――そうなんですか。
内田:はい。ここからもう一度10年旅をするためには、“作ることが楽しい→自分たちが「いいもの作ったな」と思う→作ったものを人から「いいね」と言われるのが嬉しい→なので、聴いてほしい”という根本に還らなければならないと。そういうふうに考え方をリセットしたかったので、2020年は元々、現場を減らして曲を作るぞ、1曲でも多く世に曲を出そう、というモードでした。
――それはソングライターとしての欲求ですか?
内田:欲求じゃないです。覚悟に近いものだと思います。ライブをすることで自分たちの存在を維持できるというのは、弱腰だと思ったんですよ。アーティストが何を考えているのかって、新しい曲が出てこなければ、見知ることのできない範疇じゃないですか。例えば、こういうインタビューの場を設けたとしても、僕は読んでいただいている方と直接お話しているわけじゃないので、僕がどれくらいの語気で話しているかまで伝えるのは、どうしても難しい。
――はい。
内田:でも、それを伝えられるのが、作品だと思った。だから、新曲を通じて“僕たちはこんなことを思って、こういうことを感じながら音楽をやっているんです”というのを届けることも、ライブと同等に大事だし、Rhythmic Toy Worldというバンドに対する信頼はそういうところで初めて得られるものだと思うんです。それを一言で言うと、バンドとしての覚悟。ライブバンドとしてやっているけど、決してライブだけが全てではないという。
――じゃあ、3ヶ月リリースって、コロナがあったからこそ生まれた企画かと勝手に思っていたんですけど、もしかして――
内田:まず、2020年はどう活動していこうかという話のなかで、「ライブをやりながらでも、毎月新曲出すぐらいじゃないとダメだよ」と言っていたのは事実です。そこからライブができなくなって、この先どうなるか誰も分からないという状況になったとき、「夏になる頃には事態が好転しているといいな」という願いを込めて、6月、7月、8月とリリースすることに決めたという感じですね。「まあ、夏にはきっと良くなってるよ!」という根拠のない希望を持つことも、あの頃はすごく必要だと思っていたので。それに、3ヶ月連続リリースというのは、僕らにとって今までやったことのないことじゃないですか。やったことないことを、この社会状況のなかでもやっているという姿に、パワーを感じてくれるファンの方ももしかしたらいるかもしれないな、という想いもありました。
――3ヶ月連続リリースの前、4月には「絶対領域」をリリースしましたが、あの曲がリズミックにとって初めての配信限定リリースでしたよね。これまでやってこなかったのには何か理由があったんですか?
内田:え、何だろう? 盤があるって何か良くないっすか?
須藤:盤はカッコいいよね。
岸:でも、そこもいろいろ話したよね。
内田:うん。これは僕らのライブの在り方にも繋がってくる話なんですけど、自分たち的にネックに思っていたことがあって。僕らは盤をリリースした1週間後ぐらいからツアーをまわり始めることが多かったんですよ。でも「1週間で曲を聴き込めるのかな?」と疑問に思っていたし、初日にライブに来てくれる人たちのなかには、「まだちゃんと聴けていない」という人も確かにいると分かっていたんです。実際MCで訊いたので。で、僕らの場合、盤を出すとなると、リリースがだいたいレコーディングの3ヶ月後。つまり、リリースする頃には、僕たち的にはもう慣れ親しんでいる曲になっているわけですよ。……慣れ親しんでいる僕たちと、まだ聴き込めていない人たちが相対する空間って、何かちょっと気持ち悪くないですか?
――温度差がどうしても生まれてしまうということですよね。
内田:そう。そんなの、誰も得しないなと思って。だけど、配信リリースの場合、入稿が1ヶ月前でいいから、なるべく速いスピード感で聴いてもらえるんですよ。温度差がなくなり、みんなが当たり前のようにその曲に対する想いを持っている状態であれば、ライブの熱量もすごく高くなるんじゃないかと。それに、僕らのお客さんはすごくいい人たちが多いから、ノリたくても「間違えたらどうしよう」「場の空気を壊しちゃったらどうしよう」と思っちゃう人もいるんですね。そういう方たちと一緒に、よりストレスフリーな状態でライブを楽しんでいくために(配信リリースは)必要な試みだと思いました。
岸:制作も1曲ずつなので、その分、集中できるというか。
内田:何だよ、アルバムだと楽してんのか(笑)。
岸:いや、楽してるわけじゃないけど……(笑)。その曲の制作期間中は、100%、1曲だけに向き合えるから、それがいいなと思いました。
内田:お誕生日会を合同にしないってイメージだよね。盤で出して「8月がお誕生日の○○くんと○○くんと○○くん、おめでとう!」みたいな感じにするよりも、ちゃんと一人ずつ、お誕生日会を開いた方が楽しくないですか?っていう。
岸:分かりやすい(笑)。
――こうして話していても自然と話題に上がってくるように、リズミックにとってはやっぱりライブが大事で。だからこそかつては、“みんなで一緒に唄える曲を”という意図で作った曲や、“盛り上がるタイミングでエフェクターを踏まないで済む=ステージ前方へ出ていける構成になっているか”まで計算して作られた曲もありました。だけど今年リリースしたなかには、ライブでの光景をイメージして作った曲はないんじゃないかと思っていて。
内田:そこは少し緩めた感じがありますね。自分たちが演奏していてアガる楽曲、お耳のお供としてドキドキできるような楽曲を作った感じなので。でもこないだ11周年の配信ライブで、今年出した曲を全部セットリストに入れたんですけど、僕たちとしては何も違和感がなかったんですよ。それに僕たちだけじゃなく、あの日を心待ちにしていたファンの方たちにとってもそうだった、と僕は受け取っていて。それが全てかなと思いました。
――つまり、ライブのことを念頭に置いて作った曲も、“自分たちがワクワクする”というシンプルな前提で作った曲も、同等にライブで活きていたと。
内田:不思議なことですよね。
岸:多分、今までライブに向けて曲を作っていたのは、もしかしたら、ライブに対する自信がちょっとだけなかったからかもしれなくて。
――え、自信なかったんですか?
岸:いや、自信がないっていう言い方はちょっと違うかもしれないけど……。
内田:いや、分かりますよ。
磯村:空気的なね。
岸:そう、空気的な。
内田:ライブというものをエンターテインメントの一つとして捉えた上で、今までは「こういうライブをするためには、こういう曲があればいいよね」という、悪く言えば打算的な作り方をしていたけど、そういう考え方をしなくてもよくなったというか。
岸:そう。今回はそうじゃなくて、作品として曲を作ったのに、この前の配信ライブでも全然違和感がなかった。それって、昔と違って、作品として作った曲の良さをライブでもちゃんと見せられるようになったということなんじゃないかと思うんです。そういう意味で、ライブに自信がついたというか。
――今までライブでの光景をイメージしながら曲を作っていたのは、ライブをエンタメとしてより優れたものにする仕掛けを作るため。だけど今は、バンドのやりたいこと・好きなことをありのままに出すだけでちゃんとカッコいい状態になる、そういう自信がある、ということですか?
岸:そうです、そうです。
内田:前までは、金太郎飴みたいなライブを目指していたんです。Rhythmic Toy Worldのライブはいつ観てもすごく楽しいよね、みたいな。だけど今は「お好きにどうぞ」という感覚が強くなっているかもしれないですね。観る人の気持ちなんて、その時々で違うわけじゃないですか。そうなってくると、僕らが提示するものも、もっと自由度の高いものでもいいはずで。
――極論言うと、自分たちが悲しいと思っている曲を「幸せな曲ですね」と受け取られても構わないと。
内田:そういうことですね。きっと今までの僕らは「これは悲しい曲です」「これは幸せな曲です」という提示のしかたを前提としていました。もちろんそれでよかったこともあるし、そこを突き詰めてきたバンドだったからこそ、「僕の声」みたいな、“エールを送る”という意味での一つの究極形のような曲を出せたわけで。それはすごく素敵なことだし、素晴らしいことだと思います。だけど今は、「次のRhythmic Toy Worldは何をしてくるか分からない」「どんな曲を出してくるんだろう」というふうに楽しんでもらいたい。
――そういう精神的な変化があるなかで、宅録で自分自身の演奏と向き合ったり、久々にスタジオに入ったときに「やっぱり音楽楽しい!」という感覚を味わったり、“立ち戻る”ことをある種強制的にやらざるを得ない環境にあったことは、結構噛み合ってくる部分で。
内田:そうなんですよね。この期間中、多分、“責任”という言葉がそれぞれの頭の中に浮かんだと思うんです。
岸・須藤・磯村:(頷く)
内田:自分が何をしたいのか、何ができるのか、何をすべきなのか。その答えは誰もくれません。だからこそ暗中模索するし、「自分はこれからも音楽をずっとやっていきたいんだ」という気持ちで何かに取り組んだり、何かを始めたりする。それってある意味、活動休止、解散したときぐらいしか味わえない感覚なんですよ。だから、僕らはこの機会に“もしもRhythmic Toy Worldが活休/解散したら”というのを疑似体験できたわけで。
須藤:ああ~。
磯村:確かに。
岸:それは超分かる。
内田:バンドというのは、続けていくことがすごく大変だし、止まることって一番怖い。だけど、この時代が強制的に止まらせてくれたわけですよ。こんな気持ちって、本来は、活休するか解散するときしか経験できないわけじゃないですか。だから、言葉を選ばずに言うと、すごくラッキーなことだと。すごく貴重な経験だったと思うんです。バンドだけじゃなく、いろいろな職業をされている方が、自分の仕事が強制的にストップしてしまうという状況になったと思うんですけど、こんな究極の状態で、人が何かを感じないわけはないんです。それが満足に繫がるか、後悔に繫がるかはもちろん人それぞれだと思います。だけど、後悔に繫がったとしても、その後悔は、こうならない限りは絶対に得られなかったと思うんです。その後悔を、いま手に入れることができた。それはめちゃくちゃ強いし、すごく糧になるし、この先どっちに転んだとしても、大きな財産になっていくはずです。
――今年最後にリリースされる「犀日」は明らかにこれまでになかったタイプの曲ですが、ここまでのお話を聞いて、なぜいま新しい挑戦に踏み切ったのか、分かった気がします。
一同:(頷く)
――インディーズに戻ってきて以降は、メンバー4人によるバンドサウンドを特に大事にしていたじゃないですか。
内田:あ、そこは今回もポリシーに反していないんですよ。
――そう。“編曲:Rhythmic Toy World”なんですよね。
内田:はい。これは本当に誰も入っていないんです。ライブでは彼(岸)がピアノを弾くし。彼はこの自粛期間中、一番ピアノを練習したギタリストだと思います。ファンクラブで毎週、ピアノを練習している様子をコンテンツに上げていたんですよ。
岸:そしたらちょっと上手くなってきちゃったっていうね(笑)。
内田:ストリングスの編曲も、誰かに頼んでやってもらったわけではなく、彼を中心として作って。
岸:(ライブ活動が)止まったときに何ができるかと考えたとき、アレンジの勉強をすれば、曲提供もできるようになるし、バンドにも還元できるし……と思って。それで勉強し始めた矢先に「犀日」を発売しようという話になったんですよね。元々ピアノとかストリングスが入っていない曲だったんですけど、「入れたいよね」という話はしていて。じゃあやってみようかということになって、僕がアレンジしたという流れです。
内田:僕たちがこの期間で得たもので完結させている曲なので、ポリシーに反していない自信もあり、堂々と出すに至るという。この曲を出したことによって、バイオリンを弾いてくださる方と一緒に演奏してみたいという夢も持てて。ASIAN KUNG-FU GENERATIONが武道館で「海岸通り」という曲を演奏したときに、カーテンが後ろでパーンと開いて、弦一徹ストリングスがそこにいて――というのがあったじゃないですか。
――分かります。あれは最高でした。
内田:最高ですよね。あれ、ドリームですよね。ああいう風景をいつかは届けたい。そのために俺たちはもっともっと進んでいかなきゃいけないというエネルギーが今あります。
――ストリングスやピアノが入ってくると、ドラム、ベース、ギターのアプローチのしかたも変わってくるものなんですか?
磯村:ドラムは、そこまで意識せず。もちろん頭の中では(ストリングスが)鳴ってはいたんですけど、元々この4人で演奏したことのある曲だったので、「ストリングスが入るからこうしよう」とは全くなりませんでした。
須藤:ベースは、ノリをすごく大事にしたというか。サビとか、基本のノリをどうするかっていうのを結構最後まで考えました。
岸:パッと聴いたらすごくシンプルな曲なんですけど、バンド感は絶対失いたくなかったし、ストリングスによる壮大さや、ピアノによる繊細さもちゃんと見せたいし……。全体のアレンジに関しては、最初に俺が固めたあと、内田と2人で「この隙間にはこの音を入れたい」「いや、ここはこうしよう」というやりとりを一音ずつやっていきました。
内田:めっちゃ細かくやりましたね。音楽家にとっては、派手に見せる方が実は楽で、シンプルなことこそ難しいんですよ。これはずっと付き合っていかなきゃいけない課題だなとは思いました。
――それは「犀日」もそうだし、今年リリースされた他の曲からも伝わってきました。シンプルさに挑むこと、引くことを恐れないバンドになろうとしているんだなと。
内田:だけど引きすぎなんですよね。曲によっては。
須藤:言うよね~(笑)。
内田:でも、みんなそこに苦しんでいた分、練習してできるようになったら、すっごく喜んでましたから。「弾けるようになった~!」って。高校生みたいに(笑)。
須藤:ふふふ。
内田:こういう状況において、そういう喜びってすごく眩しいなと。すごくいいメンタルでやれたと思います。あと、この1年はこういったバラードを完成させるために必要な時間だったとすごく思いますね。1年間唄い続けたから、僕も唄い慣れているし、ソロの弾き語りライブでも唄ったりしているから、実はみんなも聴き慣れている。みんなで共有できている状態から、バンドサウンドの制作という最終段階に入る流れだったので、付け焼き刃な感じがないんですよね。だから、「ここでこういう音があったらもっとグッとくるよね」という足し算もできるし、逆に「ここは今のままで素晴らしいからこれ以上は要らないよね」という引き算もちゃんとできる。時間をかけられたからこそ、素朴でありながら、熱いアプローチができたんじゃないかと思います。
――お話を聞けば聞くほど、今年の締めくくりにふさわしい曲だなと感じます。
内田:そうですよね。でも、カッコつけちゃってますよね。
磯村:あははははは!
須藤:まあ、ラブソングが聴きたくなる季節だから!
内田:リリース曲の並びだけを見ると、相当情緒不安定な流れだと思うんですけど(笑)。
岸:確かに(笑)。
内田:でもそれがリアルだし、愛を唄いたくなったら、唄うしかないわけですよ。作り手として、日々変わっていく人間の感情を切り取ってみんなに届けるというのは、自分たちにとっていい影響を与えてくれるんだなと感じられたのがデカかったかな。2020年は。

取材・文=蜂須賀ちなみ 撮影=風間大洋

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