コラム【音は鼓膜を震わせ、音楽は心
を震わせる】#11 いつか誰かにカバー
して欲しい「ひとりぼっちは嫌い」(
高橋美枝)

エンターテイナーを夢見るしがない50代のマンモス☆南が、レコード、カセットテープ、CD、MD、ネット配信と、音楽メディアは時代と共に変われど、歌が人の心を動かすことに変わりはない、という想いについて語ります。

いつか誰かにカバーして欲しい「ひとり
ぼっちは嫌い」(高橋美枝)

あの、松本隆が作詞、あの、オフコース松尾一彦が作曲、それだけで凄い。「スター誕生」出身、メジャーレーベルのCBSソニーから、15歳の高橋美枝は、この曲でデビューした。

恐らく、知る人ぞ知るというぐらい、残念ながらヒットしなかったのは事実だけれど、なかなか15歳の女の子が歌うには難しかっただろうに、それ故に、アイドルポップスとしては大衆には受け入れられなかったのだろうか。「花の82年組」と呼ばれた小泉今日子中森明菜堀ちえみ等の豊作の年の翌年で不遇だったのか。

それでも、当時ラジオで聴いたこの曲は、私がオフコース好きだったこともあったが、とても印象的だった。

イントロからエンディングまでの音使いは、いわゆる昭和の歌謡曲っぽい王道の雰囲気ながら、冒頭にサビが来る構成もアイドルポップスあるあるで、かつ、メジャー調で始まってマイナー調で終わるという、なかなか手の込んだ仕様。

後世に語り継がれて欲しい珠玉の名曲だと思いつつ、それなりの歌唱力が求められるからなのか、作家陣が豪華過ぎて許諾が下りないのか(笑)カバーされることもなく今に至っている。

高橋美枝自身も、後にNHK「レッツゴーヤング」に出たり、数曲シングルを出したりしつつも、大きく跳ねることもなく、退いて、作詞家に転身した様子。

2コーラス目に「無理がみえみえ」という、名前(美枝)に引っ掛けた歌詞の遊びもあってとても面白かったのですが、ミエさんという名前の子じゃなくてもいいので、誰かにカバーして歌って頂きたいです。
マンモス☆南
プロデューサー/フォトグラフィック・オーガナイザー
1967年9月12日 神奈川県出身
広告代理店、映画制作・宣伝などの業務を経験した後、イベント企画・運営会社「合同会社グラスタ」を設立。女性アイドルの撮影会やネット番組、フットサルチームのプロデュースなどを行う傍ら、カメラマンとして写真集やブロマイドの撮影にも取り組む。

好きなミュージシャンは、小田和正Mr.Children、大瀧詠一、杉真理織田哲郎など。
【グラ☆スタ!今月の推しメン】
舞波ゆうり(まなみゆうり)
1997年2月17日生まれ 神奈川県出身
タレント、モデル、アイドルユニットなど様々な活動を経て、グラビアアイドルとして飛躍するべくチャレンジしています。ギャルのようでギャルじゃない、独特な雰囲気でみんなに愛されています。毎週金曜20時からのニコ生「盛りガール選手権」に出演中です。グラ☆スタ!フットサルクラブでも活躍中!

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