応援ソング続くジャニーズWEST、楽曲
の共通点と胸に響く理由とは

 ジャニーズWESTの15枚目シングル「週刊うまくいく曜日」が来年1月13日にリリースされる。表題曲は、桐山照史が主演を務める1月6日スタートの新ドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京系)の主題歌で、サンボマスターの山口隆が書き下ろした。「明日はまた素晴らしく笑える気がする」という明るく前向きな願いを込めた。

 前作の「証拠」に続き、今作も、「過去も未来も報われる毎日を!」をテーマとした前向きな応援ソングだ。6月13日に放送されたラジオ番組『ジャニーズWESTのオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)で、「ジャニーズWESTはどのようなグループ?」と聞かれた濱田崇裕が、「僕たちは応援ソングを軸としている」と答えたように、彼らのシングル曲は、応援ソングが続いている。

 その最新曲「週刊うまくいく曜日」は、Aメロでは心がひどく曇っている日や、立ち上がれない日々にもフォーカスを当て、サビでは<明日からきっと/素敵なことばかり起きる気がする 必ず/光がさすよ毎日に>というように前向きになっている。 “寄り添いながら”、“背中を押す”という構成は、彼らが歌ってきた応援ソングの共通点のように感じる。

 たとえば、コロナ禍における自粛生活真っ只中に発売された「証拠」。「手探りで生きているあなたへ届け!」をテーマに前向きに歌いながら、<「置いてきぼり」なんて言わないで/完璧じゃ疲れちゃうよ>と人々の心に寄り添っていた。今作の「週刊うまくいく曜日」にも、<始めようぜ/置いてかねぇぜ/過去も未来も報われる毎日を>というフレーズがあり、誰のことも“置いていかない”というのは、グループとしての軸の一つなのかもしれない。

 振り返れば、デビュー曲の「ええじゃないか」も、ある意味で応援ソングとも言えるし、2ndシングルの「ジパング・おおきに大作戦」も、<悔し涙もこぼれます/どうも近頃あきまへん/てんや わんや/しんどい日々やから…>と弱さをさらしつつ、サビでは明るいメロディに乗せて前向きに歌っている。2016年リリースの「人生は素晴らしい」も、Aメロの<生きてゆくことの半分は壁にぶち当たるばかりだ>とリアルな日々にフォーカスを当てながら、<残された半分はそれを乗り越えてゆくためだ>に続く。

 応援ソングといっても、さまざまな種類があるが、彼らの場合は、時には挫けたり諦めたりしてしまうリアルな生活に“寄り添いながら”、それでも頑張っていこうよと“背中を押す”形の楽曲が多い。そして、その言葉たちが胸に響くのは、彼らが「自分たちの物語」としてパフォーマンスをしているからなのかもしれない。

 規定の振り付けがなかった前作の「証拠」では、それぞれが熱く動き回ったり、曲中に叫んだりと、“言葉を伝えたい”という彼らの思いが伝わってきた。今作の「週刊うまくいく曜日」は、どのようなパフォーマンスになるのか分からないが、熱い魂の叫びで私たちの背中を押してくれるはずだ。【かなぴす】

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