【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#181
ミュージシャン・玉置浩二の言葉

作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、バンドマン、振付師、……そして、歌手。きらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引したパワーが隠されているのです! このコラムで、皆様の生活に少しでも艶と潤いが生まれることを願います。

何で自分がドラムを叩けるのかわからな
いんです、いまだに

より

インタビューは、玉置浩二の9枚目のソロアルバム『♠スペード』での、ダンボールやコップなどを演奏に使用した奇想天外な収録の話を中心に展開。山下達郎をはじめ、桜井和寿徳永英明ASKAなど、玉置の天才性を認める実力派ミュージシャンは多く、この記事は、それを裏付けるような話で溢れている。そのひとつが今回の名言。玉置は、ギター、ベース、ドラムス、キーボード、パーカッションなどを操るマルチプレイヤーとしても知られている。「ギター以外のそれこそドラムとか、ああいった楽器はいつ頃からやってらっしゃったんですか」いうインタビュアーの質問に、「あれはねえ、いまだにやってないですね(笑)。いまだに、あの、なんていったらいいかな、見よう見まねというか」と回答。そして、今回の名言に至る。この感覚は、まさに天才。ちなみに、メインで使用するギターでさえも「ギター、あんまりちゃんと覚えてないんだよ、ギターでもなんでも」と明かしている。それで一流プレイヤーに引けを取らないのだから、神がかり的な才能の持ち主といえよう。
玉置浩二 (たまきこうじ)
1958年9月13日生まれ、北海道旭川市出身。ロックバンド安全地帯のボーカル、ミュージシャン、俳優。1973年、中学3年生の時、同級生だった武沢豊(ギタリスト)とロックバンド安全地帯を結成。1981年、井上陽水のバックバンドを務める。1982年、「萠黄色のスナップ」で安全地帯としてメジャーデビュー。1986年、映画『プルシアンブルーの肖像』にて俳優デビュー。1987年、シングル「All I Do」にてソロデビュー。1994年、国連UNESCOの呼びかけで『THE GREAT MUSIC EXPERIENCE ’94 〜21世紀への音楽遺産をめざして〜 AONIYOSHI』に参加。1996年、NHK大河ドラマ『秀吉』にて足利義昭役を演じる。同年、テレビドラマ『コーチ』にて主演。自作の主題歌「田園」も大ヒット。売上約92万枚を記録し、グループとソロを通じて最大のヒットなった。2002年、約10年ぶりに安全地帯の活動を再開し、アルバム『安全地帯IX』をリリースしツアーを行う。2005年、ソニー復帰後初となるソロアルバム『今日というこの日を生きていこう』をリリース。同年、テレビドラマ『あいのうた』に出演。2009年、安全地帯活動再開第1弾となるシングル『蒼いバラ』のショートクリップが公開される。2012年、自主レーベル『ソルトモデラート』を立ち上げる。2013年、テレビドラマ『東京バンドワゴン』に出演。2014年、カバーアルバム『群像の星』をリリース。2017年、安全地帯デビュー35周年。ソロデビュー30周年。グループとソロの両方で初となるオールタイム・ベストアルバム『ALL TIME BEST』をリリースし全国ツアーを行う。2020年12月23日に、6年ぶりとなるアルバ厶『Chocolate cosmos』をリリース。同年12月31日、『第71回NHK紅白歌合戦』にてオーケストラで「田園」を披露した。
仲村 瞳(なかむらひとみ)
編集者・ライター。2003年、『週刊SPA!』(扶桑社)でライターデビュー後、『TOKYO1週間』(講談社)、『Hot-Dog PRESS』(講談社)などの情報誌で雑誌制作に従事する。2009年、『のせすぎ! 中野ブロードウェイ』(辰巳出版)の制作をきっかけに中野ブロードウェイ研究家として活動を開始。ゾンビ漫画『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ~童貞SOS~』(著・すぎむらしんいち/講談社)の単行本巻末記事を担当。2012年から絵馬研究本『えまにあん』(自主制作)を発行し、絵馬研究家としても活動を続ける。2014年にライフワークでもある昭和歌謡研究をテーマとした『昭和歌謡文化継承委員会』を発足し会長として活動中。

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