『AKi 2021 「Live Stream #06 -Birthday Bash!-」』

『AKi 2021 「Live Stream #06 -Birthday Bash!-」』

AKi、
無観客配信ライブ第6弾の
レポートが到着!

 2月21日(日)、AKiが無観客配信ライブ第6弾『AKi 2021 「Live Stream #06 -Birthday Bash!-」』を開催した。本来ならば、有観客でのバースデーライブを行う予定だったが、発表直前に苦渋の決断で開催を断念。この日、バースデースペシャル公演として、無観客配信ライブを決行した。ファンにとって、誕生日を生で祝うことが出来なかったのは残念だったが、配信の画面上には開演前から「お誕生日おめでとう!」コメントが飛び交い、今年初となる配信ライブへの期待と祝福ムードが大いに高まる中、配信ライブはスタートした。

 開演時間を少し過ぎた頃、暗闇に灯されたランプの映像で始まったライブ配信。SEもなく無音の中、映し出されたのはAKiとバンドメンバーが階段を降りて来る姿。階段を降りた4人がスタンバイを始めた場所はライブハウスのステージではなく、地下の隠れ家といった雰囲気の音楽スタジオ。それぞれが中心を向く円形の配置に着いて、無言でセッティングする4人。簡単なサウンドチェックを済ませると、AKiの「行こうか?」の言葉を合図にドラムのMOTOKATSUのカウントから「共犯」が始まる。YOUSAYのギターとAKiの歌声で静かに力強く始まったライブは、4人の音が重なって沸々と熱を帯びていく。密室感ある会場の雰囲気や仄暗い照明も手伝い、まさに“共犯”と言える秘密を共有する感覚を生み出したこの曲。円形の配置と絶妙なアングルで、見たことのない角度や近さからAKiをとらえる臨場感抜群の映像も視聴者をドキドキさせる。

 1曲目の余韻を残す中、「待たせたな、お前ら! 盛大にやろうぜ!!」とAKiが告げ、間髪入れずに始まった曲は「HEADZ UP」。さらに「FAIRY DUST」と続き、過去の配信とも異なる独特のライブ世界が構築されていく。また、ここまで配信を何度も重ねてきた成果か、やたらと音がクリアにバランス良く聴こえてきたのも特筆すべき点。中盤のMCでAKiが「最高のライブを届けようと思って。音もかなり突き詰めて、今日ここまでやってきました」と語っていたが、力強く美しいAKiの歌声とヘヴィなベースサウンド、各パートのサウンドがクリアに生々しく響きながら、重厚かつグルーヴィーな音像となって耳に飛び込んでくる感覚は生のライブや音源とも違う、配信ならではの感覚。生のライブが見れないのは残念だけど、配信ライブでしか出来ない映像やサウンドの表現を追求して形に出来たのは、コロナ禍でも諦めずに挑戦を続けたAKiのひとつの成果であり、到達点だろう。

 「2021年一発目のAKiとしてのライブ「Birthday Bash!」、みなさん楽しんでますか?」と始まったMCでは「今日は盛大に祝ってくれよ!とそういうライブです。2月3日に誕生日迎えました!」と告げると“ハッピーバースデー!”のスタンプが画面に溢れ、AKiが照れくさそうに笑う。「こっからブチ上げて、最高のパーティーにしようぜ!」と視聴者を煽って「Monolith」、「libido」と続く攻め曲で視聴者の気持ちをブチ上げると、「Collapsing」のパワフルかつ丁寧な演奏で楽曲世界を描く。「今年一年、よりロックな男になれるようにみなさん応援してください」と誕生日を迎えての感想と抱負を語ったMCの後は、「Diminish」のエレクトロサウンドとAKiの切なく優しい歌声が空気を一変し、薄暗い会場を照らすストリングスライトが星空のように光る。さっきまでの熱のこもった密室の風景が、全く違った空間に見えてくるから不思議だ。

 「今日は僕の部屋をイメージしました。しかも実家ね」と冗談交じりで話しながら、「僕の部屋に遊びに来た感覚で配信を見てもらえると嬉しいです」とライブのテーマを語ったAKi。AKiの感傷的な歌声を彩る、加藤貴之の美しいアコギの響きも印象的だった「SCREAM」をしっかり聴かせた後、「最高の友達です」と“僕の部屋”に招き入れたのは、ゲストヴォーカルのIKE(SPYAIR)。「おめでとうございます!」と花束を持って登場したIKEに、嬉しそうな表情を浮かべるAKi。仲睦まじいトークを繰り広げた後、AKiが「僕の全愛情をこの人に注ぎたいと思います」と共演曲に懸ける想いを語ると、「あなたは愛情しかないよ」とIKEが答え、ツインヴォーカルで「My Love」を披露。男気ある真っ直ぐで情熱的なIKEの歌声と、たくましく艶のあるAKiの歌声。タイプの異なるヴォーカルながら抜群の相性の良さを見せた2人は、たっぷり気持ちを込めた歌声を交わして愛情を伝え合った。

 「こっからは大打ち上げな感じで盛り上がっていきましょう!」とAKiが告げて始まった終盤戦は、「All Through The Night」、「ミッドナイト/狂騒/DARLING:」とライブ定番曲が続き、密室に再び熱気が上がる。そして、そんな熱すぎる密室に降臨したのは、2人目のゲストヴォーカルであるASH DA HERO。誕生日プレゼントのバーボンを片手に登場し、「Happy Birthday!」とAKiに祝福の言葉を送ったASH。「お前の部屋を一瞬でロックにしてやるぜ!」とASHが視聴者を挑発して、始まった曲は「Fahrenheit」。熱く攻撃的なASHのロックヴォーカルとAKiの真摯で力強い歌声が絡み合い、密室が画面越しにも伝わる異常なほどの熱気を上げる。「どんな時代でも俺たちの音楽は鳴り止まない!」と熱いメッセージを送って去っていくASHに、「Thank you!」と感謝の言葉を繰り返し送ったAKi。熱気の残る会場で「このまま行こうか? 夏に必ず会おうぜ」とAKiが告げて、始まったラストは「狂奏夏」。ライブハウスで再び会える暑い夏を想像させてくれる希望に満ちたこの曲は、本編ラストに相応しいものだった。

 メンバーの楽器紹介という貴重なトークで始まり、「Brave New World」、「Be Free」と巧みな演奏と鉄壁のバンドサウンドで聴かせるロックナンバーが続いたアンコール。MCでは「いま本当に心からみんなに会いたいです」と、AKiがファンに正直な気持ちを届ける。「僕はどんな状況になっても、音楽を止めずに。僕なりの方法で表現で、未来に臆することなく進んで行きたいと思います」と力強く告げ、「僕が音楽に目覚めて音楽に夢見た、最初の気持ちを歌詞にした曲を届けて終わりたいと思います」と披露したラストナンバーは「tonight.」。変わらぬあの頃の気持ちを思い返し、未来を繋ぐ決意を新たに固め、共に叶えたい夢をあなたに歌い届けるこの曲で、バースデー公演をしっかり締めくくった。

 この日のMCで、自身の初のアパレルブランド「NSNF」を設立したことを発表したAKi。NSNF公式サイトでは、最新コレクション「NSNF #01 COLLECTION」の販売も開始。受注期間は3月7日(日) 23:59まで。詳しくはNSNF公式サイトをチェックしよう。

『AKi 2021 「Live Stream #06 -Birthday Bash!-」』はニコニコ生放送、ローチケ LIVE STREAMINGにてアーカイブを視聴可能。ローチケ LIVE STREAMING 通常チケットの販売期間は本日2月24日(水) 20:00まで、アーカイブ放送は本日2月24日(水) 23:59までとなっている。ニコニコ生放送 VIPチケットの販売は2月26日(金) 20:00まで、アーカイブ放送は2月26日(金) 23:59までとなっている。詳細はAKi オフィシャルHPをチェックしよう。

<セットリスト>
『AKi 2021 「Live Stream #06 -Birthday Bash!-」』
2月21日(日)

01.共犯
02.HEADZ UP
03.FAIRY DUST
04.Monolith
05.libido
06.Collapsing
07.Diminish
08.SCREAM
09.My Love w/ IKE(SPYAIR)
10.All Through The Night
11.ミッドナイト/狂騒/DARLING:
12.Fahrenheit w/ ASH DA HERO
13.狂奏夏
En01. Brave New World
En02. Be Free
『AKi 2021 「Live Stream #06 -Birthday Bash!-」』
『AKi 2021 「Live Stream #06 -Birthday Bash!-」』

OKMusic編集部

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