東京バレエ団が初のクラウドファンデ
ィングを実施

2021年2月26日(金)より、創立57年を誇る名門、東京バレエ団が初のクラウドファンディングを開始した。募集期間は3月31日(水)23:00までの33日間。
1964年に創設された東京バレエ団は、古典から現代作品まで幅広いレパートリーを誇り、なかでも現代バレエ界を代表する三大振付家──モーリス・ベジャール、 イリ・キリアン、 ジョン・ノイマイヤーが振付けたオリジナル作品は世界各地で大きな成功を収めてきた。現在在籍しているダンサーは約70名。これまでに、34次775回の海外公演を行い、 パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座をはじめヨーロッパの著名な歌劇場に数多く出演し“日本の生んだ世界のバレエ団”として国内外で高く評価されている。2019年には勅使川原三郎振付『雲のなごり』(新作世界初演)の成果により、 令和元年度(第74回)文化庁芸術祭の大賞を受賞した。
コロナ禍においては、13公演が中止、6公演が延期と相次ぐ公演計画の変更により、約8,200万円の損失を抱えながらも様々な工夫を重ね、2020年9月の公演再開以来、42回の公演を実現(2021年2月26日時点)。しかし、入場者を会場の収容人数の50%以下に制限されるなど厳しい条件により収入が減る一方で、 感染症対策のための消毒液や物品の購入費等の経費は嵩み未だ厳しい状況に立たされているという。
『ジゼル』(2021年2月公演)のリハーサルより、 斎藤友佳理(左)、 沖香菜子(右)。 コロナ対策のためスタジオでは常にマスクを着用してリハーサルにのぞむ

『ジゼル』(2021年2月公演)のリハーサルより、 マスクを着用してのリハーサルはダンサーたちにとって大きな負担

海外の主要なバレエ団は国公立など公的な機関によって運営されているが、日本は民間の運営。また、欧米では文化芸術が市民からの寄付によって支えられているが、日本では欧米ほどの寄付文化は育っていないことを日々痛感しているという。東京バレエ団にとってコロナ禍は最大の存続の危機と言えるが、それでもこのピンチを前向きにチャンスと捉え、 世界に向けて大きく羽ばたくきっかけにしたいとの想いから、今回のクラウドファンディングに至ったという。
クラウドファンディング実施にあたり東京バレエ団は、「このコロナ禍をきっかけにクラウドファンディングに取り組み、 プロ野球やサッカーチームのように、 東京バレエ団も広く市民によって支援してもらえる団体になることをめざします」としている。

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