ドラマ主題歌から今を知る! 気になる春ドラマ主題歌5選

ドラマ主題歌から今を知る! 気になる春ドラマ主題歌5選

ドラマ主題歌から今を知る!
気になる春ドラマ主題歌5選

相も変わらず、コロナ禍でお家から出れず。ライヴも取材も激減という、音楽ライター泣かせな世の状況。ライヴハウスでの新しい出会いや現場での情報交換なんてのもなく、ネットやテレビから最新情報を得るという、一般の音楽ファンとなんら変わらぬ活動に焦りを感じてる昨今ですが。どんな時でもアンテナ立てて、新しい音楽に敏感でいたい!ということで、今回は気になる春ドラマの主題歌をピックアップ。何気なく耳に入ってきたドラマ主題歌が気になって、「この曲、誰が歌ってんの?」なんてググった経験は誰もがあるはず。そんなふとした出会いが、音楽趣味を広げるきっかけになるはず! …なんて言いつつ、実はあまりドラマを観る習慣のない俺ですが。普段あまり触れないドラマや音楽との出会いや発見のためにも、勉強させていただきます!
配信楽曲「Presence Ⅰ(feat. KID FRESINO)」/STUTS & 松たか子 with 3exes
配信楽曲「カタワレ」/佐藤千亜妃
 「Hello Youth」収録ミニアルバム『This is Youth』/
シングル「愛を知るまでは」/あいみょん

「Presence I(feat. KID FRESINO)」
('21)
/STUTS & 松たか子 with 3exes

配信楽曲「Presence Ⅰ(feat. KID FRESINO)」/STUTS & 松たか子 with 3exes

配信楽曲「Presence Ⅰ(feat. KID FRESINO)」/STUTS & 松たか子 with 3exes

フジテレビ系にて火曜21時より放送中、松たか子主演のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌。ラジオで聴いて「何これ、新しいしめちゃくちゃカッコ良い!」と思ってググッたらドラマの主題歌だと知ったのが、この原稿を書くきかけだったのですが。制作総指揮は、トラックメーカー/MPC PlayerであるSTUTS。メインヴォーカルを松たか子、ラップパートをKID FRESINOが務め、ドラマに出演する岡田将生、角田晃広、松田龍平が3exes(=3人の元夫)としてコーラスに参加という豪華すぎる布陣による楽曲。クールなトラックに乗せたKID FRESINOの流麗なラップ、松たか子の美しく凛とした歌声がたまらなく素敵でカッコ良い! この組み合わせが実現したのは、ドラマ主題歌ならでは。ドラマを観れば、たくましくも切なさと憂いのある歌詞や楽曲世界により深くハマれるはず。

「カタワレ」('21)/佐藤千亜妃

配信楽曲「カタワレ」/佐藤千亜妃

配信楽曲「カタワレ」/佐藤千亜妃

フジテレビ系にて木曜22時より放送中、鈴木亮平主演のドラマ『レンアイ漫画家』の主題歌。2019年に活動休止したきのこ帝国のヴォーカル&ギター/作詞作曲を務めながら、ソロ活動も盛んに行なっていた彼女。初めてのドラマ主題歌描き下ろしとなる今作は「カタワレ」のタイトル通り、“かけがえのない誰かに出会う、人生の伴侶をみつける”をテーマに制作されたキラキラしたポップチューン。《君は僕の何ですか?》と透き通る声で歌う、純粋で人間味ある歌詞がスッと耳に飛び込んできてギュッと胸を締め付けるのは、すっかり汚れちまった僕にもそんなピュアな時代があったからか? 鈴木亮平演じる、漫画ひと筋で恋愛下手な主人公に気持ちを重ねて、あの頃のピュアな自分を取り戻そう!

「Hello Youth」('21)/LONGMAN

 「Hello Youth」収録ミニアルバム『This is Youth』/

「Hello Youth」収録ミニアルバム『This is Youth』/

テレビ東京系にて、木曜24時半より放送中、福原遥主演のドラマ『ゆるキャン△2』の主題歌。前シーズンのED曲「Replay」に続いて、主題歌を担当するのは愛媛発の男女ツインヴォーカル・メロディックパンクバンド、LONGMANが担当。まったりした“ゆるキャン”を楽しむ女子高生の友情と成長を描いたこのドラマに、さわ(Vo&Ba)のキュートでパワフルなガールズヴォーカルと躍動感あるバンドサウンドがぴったりマッチ。元気で明るいだけでなく、青春感あふれるメロディーや曲調が戻りたくても戻れない青春の日々を想起させ、キュンキュンさせてくれるのもこの曲の魅力。先日、ライヴでこの曲を演奏する姿を観たが、突き上げるビートに観客の拳が上がるライヴ演奏は音源とも違う魅力を見せてくれた。

「Genius」('21)/Sano ibuki

テレビ東京系にて、金曜24時52分より放送中、江口のりこ主演のドラマ『ソロ活女子のススメ』の主題歌。好きな時に好きな場所に行き、ひとりの時間を謳歌する“ソロ活”をテーマとしたこのドラマ。『孤独のグルメ』に『サ道』とこの時間帯のドラマを愛し、ライヴもメシもサウナもひとりで行くことの多い俺の大好物といえる作品ですが。主題歌を務めるのは、24歳の気鋭のシンガーソングライター・Sano ibuki。初めて知ったアーティストだったんだけど、オープニングに流れる80'sテイストのアニメに乗せた、軽快なシティポップ感ある曲調と爽やかな歌声とメロディーがドラマにマッチしててすごく良くて。さっそくググって、デビュー盤となるアルバム『STORY TELLER』を聴いて。その音楽性の広さと深い世界観に驚かされて、いますっかりハマってます。ほら、出会っちゃった!

「愛を知るまでは」('21)
/あいみょん

シングル「愛を知るまでは」/あいみょん

シングル「愛を知るまでは」/あいみょん

日本テレビ系にて土曜22時より放送中、菅田将暉主演のドラマ『コントが始まる』の主題歌。「人生とは壮大なコント(喜劇)である」と現代の5人の若者の生き様を描く内容に加え、豪華キャストでも注目度の高いこのドラマ。ドラマと共に注目されているのが、ドラマ初回放送で初公開されたあいみょんの新曲。まだ発売前でこのドラマと動画配信されている“very short movie”での41秒しか聴くことができないけれど、すでに名曲確定。早くフルコーラスで聴きたい!と俺もすっかりじらされてます。キツい毎日に疲れ苦しむ人に寄り添い、共に前に進む力を与えてくれるような温かく力強い歌と言葉。《導かれた運命辿って/今日も明日も生きていこう》の力強い歌詞に、明日どうなるかも分からない不安な現在の世の中に、あいみょんの歌が求められる理由も分かった気がした。

TEXT/フジジュン(おもしろライター)

フジジュン プロフィール:1975年、長野県生まれ。『イカ天』の影響でロックに目覚めて、雑誌『宝島』を教科書に育った、ロックとお笑い好きのおもしろライター。オリコン株式会社や『インディーズマガジン』を経て、00年よりライター、編集者、デザイナー、ラジオDJ、漫画原作者として活動。12年に(株)FUJIJUN WORKSを立ち上げ、バカ社長(クレイジーSKB公認)に就任。メジャー、インディーズ問わず、邦楽ロックが得意分野だが、EBiDANなど若い男の子も大好き。笑いやバカの要素を含むバンドは大好物。

OKMusic編集部

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