「野村義男のおなか(ま)いっぱい お
かわりコラム」おかわり17杯目は、新
アルバム『NO BORDER!!』をリリース
した田村直美が登場

ギターをこよなく愛するギタリスト・野村義男が、沢山の仲間を呼んでおなかいっぱいの内容でお送りする対談形式のコラム。おかわり17杯目は、久しぶりのニュー・アルバム『NoBorder』をリリースした田村直美が登場。
野村:今回のゲストは、ミュージシャンの田村直美さんがいらっしゃいました。よろしくお願い致します!
田村:よろしくお願い致します!
野村:もうすごい久しぶりですね?
田村:そだね(笑)。一週間ぶりぐらい?
野村:結構長い事やってたよね、このレコーディング。
田村:やってたよ、だって去年の夏からだもん。
野村:だいたい長いよね。
田村:違うの、あんまり時間与えない方が良いとも思ってるの。
野村:まぁSho-ta with Tenpack riverside rock'n roll bandの方も早めに仕上げようと思ってるので、それはまぁ皆さん楽しみにして頂きたいんですけど。でもそんな中で自分のソロのレコーディングもしてるって事でしょ?
田村:いや、時間的には上手に別れちゃってるよ。器用な女じゃないのよ私、やって終わってやってる。これからもうちょっと歌入れが残ってるからこれから突入する、まだ残ってんの。ほんとはもう終わってなきゃいけないんだけど。
野村:それはのんびりやってるって事でしょ?
田村:うん(笑)。でもレコーディング出来てよかったよね。
野村:皆時間あったからさ。
田村:でもほら、結局みんな色々あるじゃん。メンバー5人もいるとさ、やる気になる人とさ、やる気にならない人と。
田村直美
野村:まぁ、そうかもしれないけど。コロナ禍で田村さんはやる気が出た派ですか? それとも出なかった派ですか?
田村:私はどっちかっていうと、何もやらなかった派。
野村:あ。そう?僕と一緒だったんだ。
田村:なんかやろうよって言って、お散歩中に電話したの覚えてるもん。そしたら義男さんも散歩してて。
野村:それはだから4月以降だ。その辺がようやく何かをやらなきゃって思い始めた初期だから。その頃はもうなんもやることないじゃんって思って、ここでミュージシャン2つに分かれたんですよ。実はギターとか家で弾くのは、ライブがあるから覚えなきゃっていうので弾いてたんだなって。
田村:義男さんもそうなの!?
野村:そうだよ(笑)。
田村:え、私はそうだけど。だっていじってんの好きでしょ?
野村:ギター触ってんの好きだと思ってたの。でも、あのスケジュールがどんどんなくなって、曲を覚えなきゃとかレコーディングもなくなるから曲作る必要もなくなって。じゃぁ曲作んなきゃってのもないじゃん?だから楽器に触んなくなるんだよ。
田村:(笑)。
野村義男
野村:そしたらさ、触らないでいられちゃったっていう事はさ、あんまり弾いてんの好きじゃないんじゃないやっぱりって。
田村:え、そうかな?あたしは違ってて、離れたかったんだって思った。1回ちょっとベタ音楽から離れてみようって思って、ヨガばっかりやってた。だから全然音楽、歌も歌わずだったんだけど。でも、歌ってかないと喉閉じてっちゃうから、途中でそれに気が付いてからは歌は入れていくんだけど。
野村:ほんとにすごい閉じるよね。喉って。
田村:閉じる!すっごい閉じる。
野村:驚くよね。
田村:びっくりするよアレ。いきなりおじいちゃん出てきちゃうもん、おばあちゃんなのに。あ、これ笑う所だよ!(笑)
野村:まぁ、僕もさっきみたいにずっとギター弾いてなかったって言ったけど、ちょこっとオンラインライブっていうのが始まったりするとさ、コーラスとかぐらいしかやんない人なのに、コーラスで咽てんのよ。
田村:あー、でもわかるわかるわかる。そのくらいだから話さなかったんだよ。エネルギー交換してないし、声も出してないしって事だったんじゃない?
野村:えー、もうなんだこりゃ!?って思って。久しぶりにギター触るときもすっごい怖くて。あのー、弾けなかったらどうしようとかじゃなくて、指が痛かったらどうしようとか。
田村:ちょっと痛かった?
野村:いや、ところがあんまり痛くなかったし、それは安心したからよかったんだけど。田村さん的には、ヨガで体鍛えて、体ほぐしてそこからいつ歌の方に、喉の方に気が向くようになったんですか?何かきっかけはあった?
田村:1カ月ぐらいヨガばっかりやってたら、飽きちゃったんだよ。でも、これもまた変なんだけど。音楽やって、音楽のいろいろきつい事あるじゃないですか、こう人間関係とか。
野村:ありますね。
田村:あれをヨガでこう緩和してたんだなって事がわかって。色々と埋めるためにヨガがあって、いいバランスでやってたんだなって。こっちばっかりやってたら、体壊すまでやっちゃってたかもしれない。
野村:確かにそういうところあるよね。
田村:そうなのよ。時間もあるから誰も止めないし、時間があるから朝行って夜行こうみたいになってくと、なんかもうあれ?なんか体痛くなってきたけど大丈夫かこれ?みたいにだんだんなってきて。
野村:そっかそっか。加減がないんだね。
田村:そうそう、加減がない。それで1カ月ぐらいで、あれ?何やってたんだっけ?ってなってだんだんちょっと歌うたってみようかなって気になるようになってきて。
野村:それで他の人の歌の配信とか見てみたの?
田村:見てみて、今がチャンスなんじゃない?いろんな出せなかった声とか出ないかなって。今色々な人ボイストレーナーとかがYouTubeで声の出し方とかやってるから、そういうの見ながら、ホントに?とか言いながら。
野村:声出してんの?
田村:声出してんの。
野村:家で?
田村:家で(笑)。
野村:田村さん声抜けるし、ご近所さん…。
野村義男
田村:でも楽しかったよ、それはそれで。なんか、ちょっと止まった事が逆にちょっとだけよかった分もあったかな。ヨガの時間を持てたり、あーやっぱり音楽好きなのねって思えたし、あっ歌好きなんだから入ったんだ。歌好きなんだって。
野村:あー、いい事ですね。振り返ることができたんだね自分の事を。
田村:そうそう。ずーっとやってきちゃっていて、無理やり止められて、あっどうしようって思った時に、1番最初は反対側にバンって行ったんだけど、結局じりじりと戻ってきたなって感じ。結局大事なチームだったんだなって。
野村:まぁだと思うよ。だから意外とすべてコロナが悪いとかっていうんじゃなくて、感謝はしないけど、いいきっかけを作ってくれたっていう。この2020年があって、2021年はその教訓と共に皆が、コロナと付き合いながら活動ができるようになってきた年の始まりっていう風に思ってるから。レコーディングも色々な形で出来るようになったし、やり方が分かったから。
田村:ね(笑)。やり方は分かった。
野村:このコロナ禍の状態でしたが、ライブとかは一緒に何回かやってるんですよね。配信とか含めて。
田村:あたしたちが考えるよりも、お客さんの方が賢いんだよね。もう、皆この楽しみ方を知ってるから。皆マスクしてさ、声も出さずに拍手してくれたり。もう有難いなって思って、ライブ行くよーって家の人にいうのも大変な時なのにさ。
野村:まだ声とかは出せないんだけど。
田村:でもお守りのようだよ。お客さんが目の前にいてくれると助かる。最初は慣れなかったよね、お客さんが居てくれない無観客の時さ、曲が終わった時のわぁーって感じが無いの。
野村:でも、今はもうイメージしかないでしょ?
田村:うん(笑)。今はヒューヒューって言ってくれてるのが見えてるよ。
野村:そうそう。絶対そういうイメージしかないからね。だから、まぁ今は少し慣れたっていうかさ、ちゃんと皆も楽しんでくれてるんだなっと分かって安心したよね。
田村:うん、全然いい。ちゃんと楽しめてます。
田村直美
野村:で、田村さんとしては5月にソロアルバムリリースと。
田村:でもまだ2曲歌えてないんだけど、今回すごいバラエティーに溢れているよ。
野村:僕的には今回相当形になるのが楽しみなんですけど。えっ、この曲をバンドでっ!?とか、田村直美がこの曲を!?みたいなことですよね。
田村:そうそう。時間があったらさ、色々すったもんだすったもんだして。結局上手くまとまったので楽しみにしてもらいたいなと。
野村:強烈なバラエティー。もう今までとはちょっと違った感じで、いいとこどりの幕の内弁当みたいなね。
田村:そう。いい言い方!どっから食べても美味しいので、早く聴いてもらいたいなって思ってます。
野村:良いアルバムが出来たって事は、次はライブだな。
田村:うん。田村さんソロやるよ、やりまーす!
野村:あっ、ほんと!
田村:アルバムが出来上がったら、5月~7まで1カ月に1本づづ3本やるっていうのは決めてるので。
野村:今や月1でライブやるなんてすごい事だからね!
田村:出来るかな?出来たらいいな(笑)。
野村:色々大変だとは思うけど、僕も楽しみにしてるので是非やってください!
田村:そうですね。
野村:とうことでございまして、今日はミュージシャンの田村直美さんをお迎えしましてお届けしました。
田村:今年も頑張ろう!
野村:ね。まだまだ僕らが一緒にやらないといけない事が沢山あると思うんで!
田村:うん、遅刻したら電話するよ。
野村:遅刻してることに気が付かないからね(笑)。
田村:そうなんだよね(笑)。でもあたしもあったら電話してね。
野村:もちろんです。本日はありがとうございました!
田村:ありがとうございました!

撮影=大橋祐希
野村義男 / 田村直美

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