高崎翔太×後藤大×宮城紘大、舞台袖
でもハローキティたちにメロメロ! 
Sanrio Kawaii ミュージカル『From
Hello Kitty』インタビュー

2021年8月24日(火)よりIHIステージアラウンド東京にて、サンリオの人気キャラクターが登場するアトラクション型ミュージカル、Sanrio Kawaii ミュージカル『From Hello Kitty』の後期公演がスタート。客席が360°回転する劇場で、2020年に創業60年を迎えたサンリオの“Kawaii”がたっぷり詰まったキャラクターミュージカル公演が上演される。
後期公演に向けて、青年 /いちごの王さま役をトリプルキャストで務める高崎翔太、後藤大、宮城紘大にインタビュー。稽古の振り返りや見どころ、サンリオキャラクターたちとの共演について話を聞いた。
ーー上演が決まった時の感想を教えてください。
高崎:スタッフさんからお話を聞いたとき、共演者があのハローキティということにまず驚いて。演出が上島(雪夫)さんと聞いて、すぐにミュージカルだと勘付きました(笑)。僕自身としては歌が苦手なので、歌が上手なキティ姉さんの足を引っ張らないようにしないと。そして、10年以上ぶりにご一緒する上島さんに成長した姿を見せたいと思ってました。僕もなんですけど、歌稽古の初日はみんな結構不安そうな顔をしていましたね。
高崎翔太
宮城:わかる! 最初の頃は、あの素敵でかわいい世界に自分が入っていいものかと迷ってたんです。
後藤:普段やってきた作品とはまた別の世界。僕にとっても初めての試み尽くしで「どんな形になるんだろう?」としばらく手探り状態でした。
高崎:稽古が一日終わるごとに、達成感がすごかった。毎日、全員で拍手してたもんね。
後藤:今はもう、サンリオの世界にすっかり浸っていて、ひたすら楽しいです! あとはやっぱり「あのステアラに立てるんだ!」って気持ちも強かったです。
宮城:残念ながら前期日程は中止となってしまいましたが、ステアラで、しかもこんなにロングラン上演をやれるなんて驚きました。
ーーすでに劇場での稽古を開始されているとのこと、実際にステアラに立ってみていかがでしたか?
高崎:そうそうたる作品の上演が行われている劇場で、一ヵ月もお芝居ができることは本当にうれしいですよね。
後藤:やっぱり、ものすごい構えて小屋入りしたんです。
後藤大
宮城:稽古場とかすごい複雑なマップになってたもんね。
後藤:なかなか想像できなかったですし、小屋入りしてから改めて作り直した部分もありましたね。
宮城:照明の当たり方や立ち位置など、やっぱり調整が難しい部分もありました。他の二人がステージで演じている姿を見られたことにすごく助けられましたね。同じ役を客観的に見ることができるのは大きいです。
ーー上島さんからはどういう演出が?
後藤:ダンサーなので、演出のつけ方が独特かもしれないです。
高崎:きれいで見やすいということだけでなく、もっと芝居的なニュアンスで物事を捉えられているなということは感じました。例えば、立ち位置についても「ここに立てばきれいに見える」というだけでなく、映像との兼ね合いも含めてかなり明確に理由付けしてくれるんです。
宮城:そう! リハーサルの動画を見たときに、冒頭の映像と音の入り方、本編最後の映像の抜き方までの流れが本当にすごい。ラストに向けて、一気に感情が高まっていくんです。上島さんが一から手掛けた部分も多いので、作り上げていく過程を間近で見られて感激しました。
宮城紘大
ーー青年、いちごの王さま役は物語を引っ張っていく存在。トリプルキャストとして、稽古ではお互いにどんな刺激を受けましたか?
後藤:僕、結構覚えるペースが遅いんです。翔太くんと紘大くんはやっぱりキャリアが豊富で、効率よく、うまく早く覚えていく。二人にかなり助けてもらいました。
高崎:いや、度胸がすごいよ。間違っても全然ミスだってわかんないくらい堂々としてるよね。
後藤:違うんです、本当に未熟なだけなんです……。
高崎:(笑)。紘大は振りも芝居もパキパキしてるんです。迷ったときは、紘大の稽古を見れば答えがわかる。
宮城:パキパキ(笑)?
後藤:わかります、その感覚。教科書みたいなんですよね。僕たちよりも僕たち二人の稽古動画を見てくれてるんです。
宮城:せっかくのトリプルキャストですし、勉強させてもらうところもたくさんある。個性が違って面白いから、つい見ちゃうんですよね。翔太くんはね、柔軟さがすごいんですよ。みんなが見たい画を瞬時に共感できるんだと思う。
ーーハローキティたちの誕生物語である「From Hello Kitty」パート、サンリオピューロランドではお馴染みのパレードナンバーで彩る「Miracle Gift Parade」パートと盛りだくさんの内容。芝居、ダンスではたくさんのサンリオキャラクターたち共演されていますね。
宮城:これだけドラマのあるお芝居で絡めるっていうのはすごく幸せですね。
後藤:もう……とにかく、かわいいんです!
高崎:舞台袖でのキティ姉さんの姿を見られるのは、僕たち共演者だけの特権です。
高崎翔太
ーーキティ“姉さん”と呼ばれているんですね。
高崎:尊敬の意味を込めて。それくらいもう、僕らにとっては本当に女神のような存在なんです。
宮城:ずっとそばにいてくれている感覚というか。困っている人がいたら助けてあげようとするし、疲れている人がいたら励ましてくれるんですよ。
後藤:その優しさに、めちゃめちゃ感動してます。
高崎:キティ姉さんは誰よりもやることが多いので、合間を見つけては振り付けの確認をしていることも。そんな姿が本当にけなげで、かわいらしい。(ポムポム)プリンは座ってゆっくりしてることが多くて、マイペースですね(笑)。
後藤:プリンはのんびり屋さんなんですよね。舞台裏でもキャラクターたちの個性豊かな姿を間近で見ることができるので、本当に毎日楽しいです。
ーー後期公演では、よしもと芸人の方々が“おわらいハート”として日替わりで登場します。
高崎:本当にお笑いが大好きなので、もう夢のようですよ!
後藤:まさか、こんな豪華な方たちと共演できるとは!
後藤大
宮城:僕らも「誰が来てくださるんだろうね?」と予想しあってたんです。僕、ココリコの遠藤(章造)さんが昔から大好きで。YouTubeもチャンネル登録して見てます!
高崎:僕は空気階段の(鈴木)もぐらさんが好きですね。最近は蛙亭さんもツボです。
後藤:僕、もう中学生さんが大好きで。なんだか、シンパシーを感じるんですよね。
高崎:コラボできることがすごく楽しみなんですけど、残念ながら出演している僕たちは見られないんです(笑)。
宮城:全公演、客席で見たいくらいです!
ーーより一層、みんなの夢が詰まった作品になりそうですね。最後に、お客様へメッセージをお願いします。
後藤:僕にとって、新しい挑戦となる作品です。役作りや周囲とのコミュニケーションの取り方など、舞台に向き合う姿勢を見つめ直せるきっかけを与えてもらいました。老若男女問わず、いろんな方に刺さる物語。見終わった後に心が温かくなる作品なので、ぜひ楽しみにしていてください。
宮城:稽古初日は、ダンスをバリバリ踊るところから始まりました。ダンサーの方に振り付けしてもらいながら、役者全員が汗だくになって必死でした。誰も弱音を吐かず、各々家でも練習してきたと思うんです。この一体感が本当に感慨深くて……ダブルキャスト、トリプルキャストなので一緒にステージに立てないキャストもいるけれど、全員で一緒に公演に向けて走ってきました。キャスト、日替わり企画によっていろんな組み合わせがありますし、何度でも見てもらいたい作品です。
宮城紘大
高崎:コロナ禍の今、日常でつらいことがたくさんあると思います。キティちゃんは、つらい時代を乗り越えて生まれたキャラクターでもあります。この作品を見て元気をもらって、ハッピーな気持ちになってほしいです。見に来てくださる方はぜひ、ミラクル♡ライトを買ってください。
後藤:ステージ上から見えるミラクル♡ライトの光が、すごく力を与えてくれるんですよね。
宮城:持っていると楽しい演出もありますし!
高崎: YouTubeチャンネル「SANRIO PUROLAND CHANNEL」ではパレード楽曲の振り付け動画もアップされているので、できる人は予習してきてもらえるとより楽しめます。準備しながらワクワクしている時間は、本当に素敵なこと。ぜひ一緒に楽しみましょう!
(左から)後藤大、高崎翔太、宮城紘大
取材・文=潮田茗  撮影=池上夢貢

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