[Alexandros]『RUSH BALL 2021』ライ
ブレポート ーー2日連続出演、バンド
の多彩さを濃縮させた初日のステージ
とは

『RUSH BALL 2021』[Alexandros]
初日の『RUSH BALL』、すでにいくつもの素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられているが、ステージに登場する前どころか、イベント開催前から[Alexandros]の漢気溢れる心意気に歓喜の声を上げた人は多いはず。すでにアナウンスされている通り、2日目の出演キャンセルで空いてしまった枠を埋めるため、イベント開催前日に急遽彼らの追加出演が決定。まさかの2日連続での出演となったのだ。どんな楽曲で、どんな言葉を掛け、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。初日から多くの観客の期待が集まっていたのは言うまでもない。
[Alexandros]
フィールドは夜の濃い藍色に包まれ、涼し気な風が吹くなかスクリーンにテレビの砂嵐やノイズのような映像が流れ、スリリングな音像にぐっと惹き込まれたところに1曲目「Starrrrrrr」へ。
[Alexandros]
スマートなロックアンセム、白井眞輝(Gt)の華やかなギターも最高にクールだ。スクリーンには生のライブ映像に連動したアーティスティックな映像が流され、目前のメンバーの姿を追ったり、映像を観たりとオーディエンスの視線も忙しそうに動き回る。続く「風になって」では、疾走感はもちろんのこと、そこになんともいえない心穏やかな没入感が生まれ、早々に彼らの音の手中に落とし込まれた感覚を覚える。

[Alexandros]
スクリーンにまたまたPCがバグったような映像が映されると、磯部寛之(Ba)、リアド偉武(Dr)の重厚なリズムが体を揺さぶる「Beast」へ。バンドのスマートな印象とは真逆な、野性味溢れるタフなサウンドに観客は全身を揺らして応える。
[Alexandros]
今年5月にリリースしたシングル「閃光」では体温を急上昇させる強烈なロックに、前のめりになって聴きこむ人の姿も。かと思えば、「PARTY IS OVER」ではタイトルのままに、緩やかに熱を冷ましていくような心地よいナンバーで陶酔させたりと、MCなど言葉少なくとも、音で魅せるんだという攻勢を存分に感じる。

[Alexandros]
そしてラストは「ワタリドリ」、川上洋平(Vo.Gt)はハイトーンな歌声を高い空に響かせ、さらなる開放感を打ち出す。さらに、歌詞を<傷ついた大阪を躍らせたいから>と粋なアレンジで会場を沸かすなど、短い時間のなかでもバンドの多彩さを存分に見せつけてくれた。
取材・文=黒田奈保子 撮影=瀧本JON…行秀
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