【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#216
歌手・中尾ミエの言葉

作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、バンドマン、振付師、……そして、歌手。きらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引したパワーが隠されているのです! このコラムで、皆様の生活に少しでも艶と潤いが生まれることを願います。

人生って恥をかくのがいちばん勉強にな
るのよ

より

中尾ミエは、2021年に芸能活動60周年を迎える。デビュー当時からの明るく溌溂としたイメージは現在も変わることがない。その元気さと、人気を集め続ける秘密がこのインタビューで解き明かされている。中尾は、「体が動くうちに楽しめることはやっておきたいと思って。“そのうちに”なんて言っていたら、間に合わないから」と語る。ほとんど泳げない状態で50歳から始めた水泳は、2003年より「世界マスターズ水泳選手権大会」に出場。他にも仲間と共に、料理、水彩画、書道、フラワーアレンジメントなど様々な趣味に挑戦している。今回の名言は、それらを満喫するための極意である。「最初からできないのは当たり前。わからないから習うんです」「いまさら人に教わりたくないという人もいるけれど、人生って恥をかくのがいちばん勉強になるのよ」と言う中尾。人から習うことは“快感”なのだ。「人生には限りがあるんだから、どんどんやりたいことをやればいいのよ」「1つできると来年の自分が楽しみになってきて、年を取ることが不安じゃなくなるんです」など、何歳になっても楽しくパワフルに生きるための金言に溢れたインタビューである。
中尾ミエ(なかおみえ)
1946年6月6日生まれ、福岡県北九州市小倉北区出身。歌手、女優、タレント、コメンテーター。1961年、渡辺プロの所属の歌手となり、園まり伊東ゆかりとスパーク3人娘を結成する。クレージーキャッツ主演の音楽バラエティ番組『シャボン玉ホリデー』(1961〜1972年)などに出演。1961年、スパーク3人娘としてテレビドラマ『若い季節』(NHK)で女優デビュー。1962年、デビュー曲『可愛いベイビー』が大ヒットし、16歳にして一躍スターの座を掴む。その後は、歌番組は元より、女優としても時代劇、ホームドラマ、コメディなど幅広いジャンルで活躍。また、トーク番組やバラエティ番組などでも広い世代に長く親しまれている。2021年9月現在もニュースバラエティ『5時に夢中』(TOKYO MX)の人気コメンテーターとして活躍中。園まり、伊東ゆかりと共にスパーク3人娘を再結成し、コンサートやディナーショー、チャリティー活動なども行っている。2021年7月1日には、J:COMのコミュニティチャンネル「J:テレ」にて『快決 中尾ミエ!悩みなんて歌って♪吹き飛ばしちゃいなさい』をスタート。
仲村 瞳(なかむらひとみ)
編集者・ライター。2003年、『週刊SPA!』(扶桑社)でライターデビュー後、『TOKYO1週間』(講談社)、『Hot-Dog PRESS』(講談社)などの情報誌で雑誌制作に従事する。2009年、『のせすぎ! 中野ブロードウェイ』(辰巳出版)の制作をきっかけに中野ブロードウェイ研究家として活動を開始。ゾンビ漫画『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ~童貞SOS~』(著・すぎむらしんいち/講談社)の単行本巻末記事を担当。2012年から絵馬研究本『えまにあん』(自主制作)を発行し、絵馬研究家としても活動を続ける。2014年にライフワークでもある昭和歌謡研究をテーマとした『昭和歌謡文化継承委員会』を発足し会長として活動中。

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