ゆいにしお

ゆいにしお

【ゆいにしお インタビュー】
相手に“好き”と言わずに、
いかに“好き”と伝えられるか

たまに会う友達のような
存在でいたい

風が吹き抜けるようなサウンドの爽快さと、楽曲に出てくる“あなた”との距離感や、ちょっともどかしい気持ちが描かれていて、聴いていてほんのり生活感が香るところが、ゆいにしおさんらしいとも感じました。ご自身では“ゆいにしおらしさ”がどんなところに出ていると思いますか?

普段は相手に“好き”と言わずに、いかに“好きと伝えられるかみたいな気持ちでラブソングを作るのですが、今回もスレスレで制作できました。あとは、ラストのサビで同じメロディーなのにかなり大事なことを言っているところ。曲の中の主人公が伝えたいことを全部言ってしまう展開は、ゆいにしおの曲で多い気がします。

自分らしさも出しつつ、タイアップ曲の制作では普段の楽曲制作とどんな違いがありました?

始めは“アニメの主題歌なんだから登場人物の心情やストーリーをしっかり汲んだ作品にしなくちゃ! そのほうが観る人も嬉しい!”みたいな気持ちで作ろうとしていました。でも、マネージャーから“ゆいにしおの曲なんだから、ゆいにしおらしさを出せばいいんだよ”とアドバイスをもらって、確かにそうだよなと。あまり自分らしさを考えるとどん詰まりになってしまうので意識しすぎず、でも『真の仲間』の要素や視聴者のことも想像しながら、いつもどおりに力まずにできたと思います。

《離さないで この素晴らしい日々を》というフレーズもありますが、実際に生活をしていると、あまり“素晴らしい日々を過ごしている”ことに気がつけず、見逃してしまう幸せがたくさんあります。「息を吸う ここで吸う 生きてく」は、さり気ない幸せに気がづかせてくれる曲でもあると思いました。今はコロナ禍で大変な状況が続いていますが、ゆいにしおさん自身、最近はどんなことを思って過ごしていましたか?

そう言っていただけて嬉しいです! もともと家が好きな人ではありましたが、やはりずっと家にいると塞ぎ込んでしまい、うまく曲も作れなくなってしまいました。友達の話を聞いたり、街に出かけてインスピレーションを受けたり、そういったことが私の音楽の素になっていることに改めて気がつきましたね。現在制作しているものは家でこもっていたことが大きく影響を受けていると思います。

ゆいにしおさんの楽曲の歌詞には食べ物や飲み物がよく出てきて、すんなりとリスナーの生活に馴染む印象があります。今作に限らず、ゆいにしおさんが楽曲制作をする上で大事にしていることは何ですか?

同世代の人に共感してもらえるような曲を作りたいと思っているので、伝わりやすい言葉を選ぶことを意識しています。例えば、声優の伊藤美来さんに楽曲提供をした「hello new pink」という曲では、当時流行していたカラーの“テラコッタ”というワードを使っていたり、親しみやすい範囲で生活感を散りばめていますね。

リスナーとの距離感が近いアーティストでありたいと。

そうですね。同世代の人が共感できて、たまに会う友達のような存在でいたいと思っているので、ポップスをベースにさまざまなジャンルの曲調に挑戦してみたいですし、表現の仕方もバリエーションを増やしていきたいです。今はバンドセットでのライヴが多いですが、弾き語りもよりクオリティーを高めていきたいですね。あとは、もっとたくさんの人の良き友人になるために、メジャーデビューしたいです!

取材:千々和香苗

配信シングル「息を吸う ここで吸う 生きてく」2021年10月6日配信開始 yuinishio
    • COKM-43495
    • ¥263(税込)
    • ※各ストリーミングサービス/ダウンロードサイトにて配信
ゆいにしお プロフィール

ゆいにしお:透明感の中にも深みのある声と、心地良いメロディーが持ち味のシンガーソングライター。2016年から愛知県にて弾き語りで活動をスタート。18年に開催された日本コロムビア主催『半熟オーディション supported by Eggs』でグランプリを獲得。19年5月に自身初の全国流通盤である1st ミニアルバム『角部屋シティ』をリリースし、20年9月には2ndミニアルバム『She is Feelin’ Good』の発表で活動の幅を全国に広げた。ゆいにしお オフィシャルHP

OKMusic編集部

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