松本幸四郎・市川猿之助がお騒がせコ
ンビを演じた、図夢歌舞伎『弥次喜多
』 10月にテレビ初放送が決定

CS放送局「衛星劇場」にて、2020年12月に配信された図夢歌舞伎『弥次喜多』を10月にテレビ初放送することが決定した。
本作は、松本幸四郎・市川猿之助の二人がお騒がせコンビ“弥次喜多”を演じる大人気シリーズ最新作。脚本・演出に加え、今回初監督をつとめる猿之助が選んだ題材は、前川知大作『狭き門より入れ』。2009年にPARCO劇場でレパートリー作品として上演され、好評を博した本作は、劇作家・演出家である前川知大の才能に早くから惚れ込み、当時亀治郎を名乗っていた猿之助が初めて現代劇に出演した記念碑的な作品。とある街のコンビニエンスストアを舞台に描かれる“SF劇”で、ありふれた日常を舞台にしながらも疫病の流行や世界の「更新」を核にして、終末論へと展開していく先駆的でいて普遍的な物語を、猿之助はまさに現代に通ずる作品として原作に選んだ。本作では、常に時代の関心事を取り入れ、「時代を映す鏡」として400年以上続いてきた歌舞伎のDNAを受け継ぎ、世界的なコロナ禍の今だからこそ意義のある新作歌舞伎に挑んでいる。
 (c)松竹株式会社
【あらすじ】
これまで様々な珍道中を繰り広げてきた弥次郎兵衛と喜多八。数々の騒動を共に巻き起こした仲良しコンビだが…時代が変われば人も変わる!? 弥次郎兵衛は出世して歌舞伎座の経営再建担当となり、相棒の喜多八もリストラしてしまう。路頭に迷う喜多八を拾ったのは万屋(よろずや=コンビニ)「家族商店」を営む弥次郎兵衛の父。喜多八は真面目に働き店長となる。「家族商店」には歌舞伎座をクビになった元役者の時枝、弥次喜多と珍道中を共にした梵太郎、政之助が入り浸っていた。流行中の謎のウイルスによる不況の影響か、皆以前とはどこか変わってしまった様子。そこへ、歌舞伎座を追い出された弥次郎兵衛が、退職金を大事に抱えて帰ってくる。その手には「世界の終わりと始まり 更新の日は近い」と書かれた意味深なビラが握られており…。

市川猿之助  コメント
図夢歌舞伎は、幸四郎さんがコロナ禍に立ち上げられた、映像配信のための新たなるジャンルの演劇です。
ここ数年、八月納涼歌舞伎でシリーズ化されていた「弥次喜多」が、この度、この図夢歌舞伎に登場いたしました。原作は、劇団イキウメの前川知大さんの作品『狭き門より入れ』。江戸時代のコンビニを舞台に繰り広げられるミステリアスな世界を、存分にお楽しみ下さい。
 (c)松竹株式会社
また毎月第3日曜日に放送している「どっぷりステージDAY」は、10月は「歌舞伎SP」と題して、シネマ歌舞伎の『東海道中膝栗毛』をはじめとした人気作を一気に放送する。

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