「野村義男のおなか(ま)いっぱい お
かわりコラム」おかわり25杯目は、T
HE GOOD-BYEやON&OFFでも共にする盟
友・曾我泰久が登場

ギターをこよなく愛するギタリスト・野村義男が、沢山の仲間を呼んでおなかいっぱいの内容でお送りする対談形式のコラム。おかわり25杯目は、THE GOOD-BYEやON&OFFでも野村と活動を共にする盟友・曾我泰久が登場。
野村:今回のゲストは曾我泰久さんでございます。よろしくお願いします!
曾我:よろしくお願いします!
野村:ということで、全然久しぶり~!とかそういうの何もないんですけど。
曾我:そうなんだよね(笑)。
野村:今も一緒にON&OFFってアコースティックユニットのツアーの準備中ですし、しょっちゅう会ってますからね。時間出来るとやってるけど、どれくらい年間動いてるんだろうね?
曾我:なんかお互いスケジュールが合うと、「ここでやっちゃう?」みたいな感じだよね。今年も春にやってるし。
野村:意外と年間通して10本くらいやってるのかな?
曾我:10本はやってない、東京・名古屋・大阪だから。
野村:前はいろんなとこ行ったもんね! 美味しいものがあるところには行くからさ、札幌とかもまた行きたいよね。
曾我:行きたいね~。
野村:そうそう、このコロナ禍で何か夢中になったこととかありました? やっぱどんなに忙しかった人でも時間が出来たわけじゃない、曾我さん的にはどうだったのかなって。
曾我:最初の3カ月くらいは、なんもしなかったね。
野村:あ、一緒だ! やっぱしないよね(笑)。
曾我:しないしない。忙しかった時は時間ができたら曲作ろうとか、映画観ようとか思ってったんだよね。でも、結局はテレビでドラマの再放送とか映画は観たんだけど、なんか音楽の方に気持ちが行かなくて。
野村:あれってなんだろうね。時間がないときこそ曲作りたくなったりするのに。
曾我:普段はちょっとでも時間が出来たら、音楽に目を向けようとするのに、今回は全然なにも出来なかった。新しいCDが発売とかあれば、待っててくれる人もいるし、そこに向けていけるんだけど、ライブも含めて音楽活動が止まってちゃってる中で、新しい音楽を作ろうって意欲が湧かなかったんだよね。
野村:もうホントになにもしてなかったんだ。盆栽にハマるとかさ(笑)。
曾我:ホントごはん作って、食べて、散歩してみたいな感じよ、ギターも買ってないしね。ただ、気持ちが動き始めてからだけど新しいアルバムは作った。
野村:あ~、じゃあなんだかんだ言ってもだね。
曾我泰久
曾我:緊急事態宣言が出てから配信を始めてみようってなって、最初は画面が止まったり、音が途切れたりって試行錯誤しつつ、トーク&ミニライブをね。ファンキー末吉さんが東日本大震災の時に立ち上げたLive Bar X.Y.Z.→Aってライブがあって、お客さんとのコミュニケーションをはかるためのライブっていうことで、僕がファンの人に質問して、その答えを紙に書いてもらって、それを読みながらリクエストに沿って進めていくって形だったのね。
野村:来てくれたお客さん次第で曲の流れが変わるんだ。
曾我:そうそう。で、それを配信でやってみたわけ。
野村:やることが見つかると全然気分変わるでしょ?
曾我:そうなの、今まで当たり前だったことが出来なくなって、その音楽活動を待ってくれてる人たちがいて、その人たちと繋がることによって少しづつ気持ちが音楽の方に向くようになって、半数とかだけどお客さんを入れてライブとかもやるようになって。それで、今年の3月にCD出してみたりした。
野村:実際いつレコーディングしてたんですか? やり方とかも普段と違ったりするかもしれないですよね。
曾我:年明けくらいからだね、その前からデモテープを自分で作って。義男も前に1回参加してくれてるけど、基本は全部自分で打ち込みして今まで通りの感じだね。
野村:今リモートとかで例えばメンバーとかとやり取りしてますとかっていうのが多かったりする中、自分で作れるから良いんだよね。
曾我:うん、でも義男もほら。
野村:僕はウクレレだから1人で作ってますけどね。
曾我:アルバム最近出したんでしょ?
野村:最近です。だってやることないから部屋でウクレレ弾いてたら、CDでも作ってみようかなってなって。メンバーもいらないし、ジャケットから何から全て自分で作るっていう。まぁ、今回は全曲洋楽のカバーだけど。
曾我:へえ、どの辺やったんだっけ?
野村:意外と皆にわかりやすい曲とかも含めつつ、マニアックなところも入れつつみたいな感じかな。イギリスもアメリカもごっちゃ混ぜで弾きたい曲をやる。だって1番最初に録ったのがロバート・プラントだもん、ハニー・ドリッパーズ!
曾我:はいはい。
野村:「Do you remember~」って、あれをウクレレで録ってなんか気持ちいいなと思って、良い気になっちゃった。
曾我:でもあれオールディーズっぽいもんね。
野村:そう、もともとあれオールディーズだよ。50年代の黒人の人の曲をロバート・プラントがカバーしてたの。だから、ちょっとオリジナルなんかも聞きつつ、アルバムを作るためっていうよりは勉強になっちゃった
曾我:なるほどね。
野村義男
野村:で、ちょっとやらしい1曲も入ってる。Never My Love!
野村:これはもう天国のジャニーさんに届け!ってジャニーさんに聴かせたかったな~とか思ってるもんね。
曾我:ジャニーさんの作ってたジャニーズ・ワールドっていう舞台とかで今の子たちが結構歌ってたよ。
野村:うん! A.B.C-Zがカバーしてたりとか、少年隊でも錦織(一清)が歌ってたりとかさ。思い入れが強い人たちには歌わせてたみたいだよね。
曾我:だからホントにさ、初代ジャニーズが歌ってたら世界変わってるからね。
野村:だって、まずジャニーズ事務所が日本にないかもしれないもん。アメリカのプロダクションだったかもしれないし、そうだったら僕らもここにいないかもしれない。僕なんか絶対バイク屋ですよ(笑)。
曾我:ホントだよ。
野村:だからそういう運命の曲だから、そういう曲も入れたいなぁってやりました。じゃあ、お互いに家でできる作業っていうのはやるだけやってみたていう感じですね。
曾我:そうだね。
野村:ということで、ON&OFF! 僕と曾我さん2人でアコースティックギターを持って毎年ツアーを回ってるんですけど。今年もあります!
曾我:今年の春にやったときは東京だけだったんだけども、今回はやっと大阪・名古屋まで足を延ばせるという。
野村:こっち側サイドもディスタンスとか、換気だったりとかもちゃんとやってますので、皆さん安心安全で来て頂けたらと思いますんで。
曾我:やっぱり本番中は割と皆きちっと見てくれているけれども、本番終わったあと「なによ久しぶり~!」とかざわつかないようにね(笑)。
野村:拍手だけで楽しんでますっていうのは分かりますので、今のスタイルで是非ライブを楽しんでもらえたらと思います。ツアーが9月29日名古屋のボトムライン、30日が大阪のumeda TRAD、東京は10月3日の日本橋 三井ホールですね。
曾我:はい。久しぶりにお友達とも会うかもしれないですけど、ライブを楽しんでもらったその終わりもね、なるべく小声で距離をとってとか気を付けてもらえたら良いですね。
野村:どうしても言いたいことあったら、目の前でラインする。もしくは電話しちゃっても良いですね(笑)。そんなON&OFFがございますけれども、曾我泰久としましてはまだまだそのあとライブが続くんですよね?
曾我泰久
曾我:僕は毎月のようにいろんなタイプのライブをやっていて、10月はジャズミュージシャンと一緒にやることになっております。THE GOOD-BYE初代キーボーディストの野口JABBA久和さんがいつもやってるユニットというか、ジャズトリオを従えまして。
野村:ジャズトリオなんだ、え~カッコ良い!素敵!
曾我:前に僕1度ジャズアルバムを1枚出していて、それを中心にTHE GOOD-BYEの曲をまたちょっとジャズにアレンジしてもらったりとか。ジャズアレンジになると歌い方も変わるんだよね、音数が少ないからさ。だからその空間を遊ぶというか、うまくスイングしながら乗っていくっていう歌が面白いの。
野村:凄いね。
曾我:こういう声も自分は出るんだ!とか、発見も多いからさ。
野村:それは見ながら飲んでるほうがいいなぁ僕は(笑)。それが、10月からってことね。
曾我:うん。これはもう関東というかほぼ東京だけの公演なんだけれども、年に1度しか、なかなかできないライブになってますので。
野村:でも大人っぽい感じになるんじゃないの?
曾我:大人っぽいっていうか、もうじき還暦だけどね。
野村:マジ? びっくりだね。
曾我:年も大人なんで、サウンドも大人ですから(笑)。
野村:そして、ジャズのライブたちが終わると、ここからまた違うライブが始まると。
曾我:これがさっき言っていた『music life live』っていうトーク&ミニライブだね。ずっと配信でやってたものを、11月はお客さんを入れて配信無しでやろうかなと。ずっとここ最近東京中心にやっていたものを、また名古屋・大阪に足を延ばして。
野村:ここもまだお客さんは半分くらいのキャパ?
曾我:そう。だから普段は密室ライブって言って、割と距離の近いライブをやっていたから、その空気感がうまく出せれば良いなって今思っていて。どうしても普段は素でステージに立つことってないじゃない?
野村:そりゃそうだ。
曾我:衣装も着ないでそのままでステージに出て行って、今までの自分とはまた違った感じで、普段着のライブっていうか。
野村:アットホームというか、お~遊びに来たかい!くらいのね。
曾我:そうそう、そんな感じでちょっと歌おうかみたいな感じで歌ったりとか。
野村義男
野村:良いっすね。まずはON&OFFライブを楽しんで頂いて、その後の曾我さんのライブも楽しんでいただきたいなと。
曾我:東京が完売っていうことみたいなんですけど。だからと言って、名古屋・大阪まで来てっていうのは県またぎが難しい状況ですから、またその内時間を合わせて東京もON&OFFでやりましょう!
野村:じゃあ次は東京は3回公演くらいにしておきますか!
曾我:古巣ジャニーズじゃないんですから(笑)。デビュー当時はいっぱい公演やったね~。
野村:うん、もう無理っす! 1日1公演がギリっす!(笑)
曾我:僕はバックでギター弾いてたんだけど、最初のたのきん公演って5公演やったからね!
野村:そうそう、確かそれを2日間やったんですよ。
曾我:やってもやっても終わらなかったもんね(笑)。
野村:そんなこともありましたけれども、今は貴重な1回と思って遊びに来ていただきたいなと。
曾我:是非。
野村:あ、ちょっと待って。最後に還暦60歳までにやりたいこと聞いて終わろうかな。
曾我:今は富士山に登りたいって思ってるね。ほら、THE GOOD-BYEで昔取材行ってるよね?
野村:うん、行ってます!
曾我:あれ確か8合目までなんだよね。
野村:冬に演奏したのもあるでしょ? 手袋して凄い寒かったのを覚えてる。
曾我:ええ~?
野村:コート着てたよ、THE GOOD-BYEで!
曾我:あ、麓のね! 覚えてるわ。
野村:そもそも富士山自体は何合目まで行ったことあるの?
曾我:だから THE GOOD-BYEの取材で8合目まで。それ以外は登ってない(笑)。
野村:まだ時間もあるし、還暦までに頂上行きますか!
曾我:頂上行ってみたいんだよね~。
野村:頂上には旅館みたいな宿泊施設があるんですよ、お店屋さんも何件か!
曾我:頂上にあるんだ、それ行ったことあるの?
野村:ううん、情報しか知らない。頂上なんか上がったことない!(笑)
曾我:じゃあ義男も8合目までなんだね。と言うか、それ以来行ってないってこと?
野村:僕もそうっすね!(笑)
曾我:今年はもう山閉じちゃったから、来年行こう!
野村:それ、やっちんが達成したら僕も還暦までにやりますよ。
曾我:ホントに?じゃあちょっと今から少し鍛えないと。
野村:でも、やっちんが断念したら僕も断念します。
曾我:それ俺の責任じゃん(笑)。
野村:ということでございまして、言い忘れてることとか大丈夫ですか?
曾我:今年はTHE GOOD-BYE動けなかったから、来年、もしくは再来年に出来たら良いよね。
野村:富士山……、ではやらないです(笑)。そんな感じで、本日のゲストは曾我泰久さんでございました。ありがとうございました!
曾我:ありがとうございました!

撮影=大橋祐希
野村義男 / 曾我泰久

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