舞台裏に意外な事実も…? 日本で大ブームとなった懐かしの洋楽ヒット曲を振り返る!

舞台裏に意外な事実も…? 日本で大ブームとなった懐かしの洋楽ヒット曲を振り返る!

舞台裏に意外な事実も…? 
日本で大ブームとなった
懐かしの洋楽ヒット曲を振り返る!

『ミュージックステーション』の節目で毎回話題に上るt.A.T.u.のドタキャン事件。『Mステ』ギネス世界記録認定ニュースの際も、“t.A.T.u.”がTwitterでトレンド入りしていました。そして、V6最後のテレビ出演として注目された『学校へ行こう!2021』の放送内でも彼女たちの曲がかかるシーンがあったりと、なんだか無性に聴き直したくなってきたので、今回は自分が学生の頃に流行った洋楽ヒットを懐かしみながら振り返ってみたいと思います。
「All The Things She Said」収録アルバム『t.A.T.u.』/t.A.T.u.
「Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)」収録アルバム『Scatman's World』/Scatman John
「Dub-I-Dub」収録アルバム『Me & My The Ultimate Collection』/Me & My
「Macarena」収録アルバム『A Mi Me Gusta』/Los del Rio
「Trouble」収録アルバム『We Are Shampoo』/Shampoo

「All The Things She Said」('02)
/t.A.T.u.

「All The Things She Said」収録アルバム『t.A.T.u.』/t.A.T.u.

「All The Things She Said」収録アルバム『t.A.T.u.』/t.A.T.u.

2003年の『Mステ』出演に伴うハプニングによって、すっかりバッドな印象が付いてしまった感のあるt.A.T.u.ですが、あのボイコットは当時のプロデューサーの指示(話題作りのため)だったと後々分かりました。勝手なイメージを抱いて申し訳なかったと今なら反省できるし、その事実は正しく知られてほしいなと思います。「オール・ザ・シングス・シー・セッド」はミリオンセラーとなった大ヒットアルバム『t.A.T.u.』からの先行シングル。騒動の誤解を解き、曲に改めて触れてみると、歌もサウンドもやっぱりキレキレです。同性愛が薫るアプローチなど、とにかく何かとセンセーショナルでした。

「Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)」
('94)/Scatman John

「Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)」収録アルバム『Scatman's World』/Scatman John

「Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)」収録アルバム『Scatman's World』/Scatman John

90年代半ばに斬新な“テクノスキャット”歌唱で大ヒットを飛ばしたスキャットマン・ジョン。彼が実は吃音症を抱えていて、その想いをこの曲に込めて歌っていただなんて、子供の頃はまったく知りませんでした。当時はプッチンプリンのCMに出ていたりして、髭でハットの陽気な外国人という感じだけが伝わるプロモーションだったかと。ノリのいいサウンドの裏にあった深いメッセージ性に、今からでも耳を傾けてみては? ルー・ベガ「スキャットマン&ハットマン」、アラン・ウォーカー&イマンベク「スウィート・ドリームズ」と、近年の「スキャットマン」サンプリング楽曲を追うのもおすすめです。

「Dub-I-Dub」('95)/Me & My

「Dub-I-Dub」収録アルバム『Me & My The Ultimate Collection』/Me & My

「Dub-I-Dub」収録アルバム『Me & My The Ultimate Collection』/Me & My

スキャットマン・ジョンに続いてブームを呼んだデンマーク出身のアイドルデュオ、ミー&マイ。この方たちもミーとマイという名前の2人組だと思い込んでいたり、姉妹であることを知らなかったりしました。リズムにしろサウンドにしろめっちゃポップで、日本でもミリオンヒットとなった「ドゥビ・ドゥビ」。一世を風靡したアーケードゲーム『Dance Dance Revolution』にも同曲が起用され、看護婦やバニーガールなどのコスプレもウケて、存在自体が超キャッチーでしたね。軽快で明るい感じの曲調に反して、《もうこれ以上 あなたの愛なんていらないわ》と彼氏に愛想をつかす歌詞なのがナイスなギャップ。

「Macarena」('93)/Los del Rio

「Macarena」収録アルバム『A Mi Me Gusta』/Los del Rio

「Macarena」収録アルバム『A Mi Me Gusta』/Los del Rio

ロス・デル・リオの「恋のマカレナ」(邦題)は、脳内にメロディーが残る中毒性の高いナンバー。1995年にベイサイド・ボーイズによるリミックスがスマッシュヒットし、その後に本家がブレイクするパターンで、日本でもめちゃくちゃ流れていましたね。ただ、言葉がスペイン語なので、“マカレナ”以外ほとんど何を歌っているのかわからず。当時は“マカレナダンス”とともに、ノリで楽しむ感じだった記憶です。ベネズエラの美しいフラメンコダンサーを称えた曲だそう。《アーイ》の部分、今聴くとジャングルポケットの斉藤慎二さんの“ハァーイ!”っぽい。GUのCMで替え歌になっていたこともありました。

「Trouble」('94)/Shampoo

「Trouble」収録アルバム『We Are Shampoo』/Shampoo

「Trouble」収録アルバム『We Are Shampoo』/Shampoo

イギリス発の女性ポップデュオ、シャンプーも懐かしい。不良っぽいイメージを前面に出していた彼女たちの「トラブル」は、“コギャル”ブームと相まって日本で爆発的にヒット! 改めて聴くと、メロディーのキャッチーさが光る、メインストリームとオルタナティブ勢の双方に響くような洗練されたサウンドになっていて、2人がマニック・ストリート・プリーチャーズの大ファンだったというのも頷けます。Aメロはどことなくオフスプリングの「プリティ・フライ」みたいな質感。2009年にはVAMPSがシャンプーの「トラブル」を素敵にカバーしているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

TEXT:田山雄士

田山雄士 プロフィール:フリーのライター。元『CDジャーナル』編集部所属。同誌の他、『okmusic UP's』『ナタリー』『bounce』など、雑誌/WEBを中心にお仕事をしています。日本のロックバンド以外に、シンガーソングライターとか洋楽とか映画とかも好きです。

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