名古屋から全国へ。3都市を激情の渦
に巻き込む紅一点5人組バンド・ES-T
RUS

対バンツアー「ES-TLive 2021 -Beyond the Answer-」の公演真っ只中である、名古屋発 紅一点5人組バンド・  ES-TRUS。kyoka(Vo.)、ゆうき(Gt.)、風児(Ba.)、REO(Dr.)、Aito(Gt.)の5人が、11月28日の名古屋最終公演に向け、各地で圧倒的なパフォーマンスを魅せつけている。ステージとフロアの火傷してしまうような熱量の応酬を見れば、”ES-TRUSはライブバンドだ”。と誰もが口を揃えて言うことだろう。そんな、名古屋から全国へ熱風を巻き起こす5人組バンドの素顔に迫る。

会いたい人に会いにいく。ツアーに込め
た想い

――現在ES-TRUS(エストラス)は「ES-TLive 2021 -Beyond the Answer-」のツアー真っ最中だと思うのですが、今回のツアーはどういった想いで臨んでいますか?

kyoka : コロナ禍だったこともあり、なかなか会いに行けなかった人たちに会える機会をつくるツアーにしようと思っていました。横浜と名古屋、そして大阪で公演を行い、できるだけ多くのファンの方に会いに行けるようにしたんです。

――3都市それぞれの地域によって、違いはありますか?

REO : 全然違いますね。

kyoka : 名古屋は地元ということもあって、”全員が仲間”という空気感でのライブが多いです。ほかの地域から来た人が観ると、私たちが安心して演奏をしているように観えるみたいです。

REO : 大阪は少し難しくて、気合いを入れていつも臨んでます。

kyoka : 力試しというか、勝負をしている感じですね。自分たちのバンドの力量をしっかりと見ていてくれる方が多いなという印象です。

REO : 横浜はいつも応援してくれている人たちがたくさん集まっているのが伝わってきて、とても心強いです。今日のライブ良かったなって自分たちで思うのも、横浜公演が多い気がします。

kyoka : こっちが熱量をぶつけたら、横浜のフロアはさらに大きな熱量をぶつけてくれるんです。エネルギーの相乗効果が生まれるので、嬉しいですね。

――今回は全公演ツーマンライブということですが、ファンだけではなく、アーティストと同士の交流はどうでしょう?

kyoka : そうですね、いろんなジャンルのアーティストにも会いたいと思い、3ヶ月連続ツーマンライブという形を取らせてもらいました。元から仲が良いバンドもいるんですけど、初めましての方もいたりして、新鮮な気持ちで毎回臨んでいます。

――ほかのアーティストの演奏を観て、影響されることもありそうですね。

REO : めちゃくちゃされますね。

kyoka : 直近だと「魅惑ハレーション」というバンドと対バンをしたんですけど、私たちと音楽性が対極にいるようなバンドで、だからこそ私たちも全力でいこうって思い演奏をしました。ジャンルが違うからこそ、自分たちができないことをやっているバンドはすごくリスペクトしています。

REO : 対バンをするとそういうことがけっこう起きて、逆にすごく仲が深まったりとかしてとても楽しいです。

――これからツアー後半戦ですが、ツアーをスタートさせたときに比べて変化はありましたか?

kyoka : 以前はとにかく煽ってお客さんを動かして、熱量をぶつけていくようなライブをしていたんですけど、コロナ禍を経験してからは、来てくれた人に感謝を伝えたいという想いが強くなり、その気持ちを届けるようなライブをするようになっていました。でも今回のツアーでは、対バンで来てくれたアーティストたちが、私たちを倒しにくるくらいの熱量をぶつけて演奏をしてたんです。それを観て私たちも負けていられないというか、同じようにぶつかっていきたいと思い、本来の自分たちのパフォーマンスを取り戻すようになってきました。

REO : 毎回新しい発見の連続で、刺激になっています。この勢いで最後まで走り抜けていきたいと思っているので、ライブに来てくれるみなさんは楽しみにしていただけたらなと思います!

コロナという壁を乗り越えて手に入れた
もの

――ES-TRUSが結成した経緯をお伺いしたのですが、最初にみなさんが知り合ったきっかけを教えてください。

kyoka : 私とREOと風児は同じ高校の軽音部でした。そこにあとから、ゆうきとAitoが加入してきましたね。

――ゆうきさんとAitoさんは何がきっかけで加入したんですか?

ゆうき : 前に活動していたバンドが解散することになって、そのことを連絡したら「次はどうするの?」と返信があって、そのまま誘われたんです。

kyoka : ゆうきは同じイベントに出ていたので存在は知っていて、解散すると聞いてすぐスカウトしました。

――なぜゆうきさんに声をかけたのでしょう?

kyoka : 当時からギターパフォーマンスがめちゃくちゃかっこよかったんです。解散したバンドもずっとゆうきはメンバーを引っ張っていくような存在で。ES-TRUSに入ってくれたらパフォーマンスの面でもバンドとしてもいいんじゃないかということで、すぐスカウトしたんです。

REO : あとうちは運転手がいなかったから!

一同 : (笑)

――Aitoさんはどのようにして加入したんですか?

Aito : 僕も前やっていたバンドが解散したのがきっかけです。

kyoka : AitoがES-TRUSのライブを観にきたときに、「俺が入ったらES-TRUSもっとかっこよくなるから入れてくれん?」って連絡が来たんです。

――それはかっこいいですね。なぜそう思ったんですか?

Aito : ライブでES-TRUSの曲を聴いたときに、自分がギターで入って、「この音足したいな」って思うところがあったんです。こうしたらもっとよくなるんじゃないかっていうのが聴いてて沸き上がってきたんですよね。そう思えるってことは、ES-TRUSの音楽が好きだからなのかなって。

ゆうき : 僕とAitoはほとんど面識がなくて、僕がちょっと携帯を見てない間に、いつの間にかグループラインでメンバーが1人増えてたんです(笑)。で、加入してから「初めまして」をしました。

――5人が揃ったときはどんなふうに感じましたか?

REO : これ勝てるなというか、完成したなという感じがしましたね。

kyoka : それまではバンド活動がただ楽しいって感じだったんですけど、この5人で上を目指したい、とそのとき初めて思いました。

――その後2020年4月8日に、1stミニアルバム「True or False」をリリースします。

kyoka : アルバムタイトルですが、これは「真実か嘘か」という意味で、自分たちのやってきたことをみんなに見極めて欲しいという想いを込めて名付けました。初めての全国流通だったんですけど、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら発売日頃から次々とCDショップが臨時休業になってしまったんです。

REO : 新型コロナウイルスが流行し始めた時期と、ちょうど被ってしまって。

kyoka : リリースと同時に全国的なツアーも行う予定だったんですけど、全部中止になってしまいました。

――それはショックですね……。音楽活動ができなかった期間は、どんな思いで過ごしていましたか?

kyoka : 私はけっこう悩みました。最初は、このまま活動ができなくなるのかなと思っていたときもあって、メンバーとも長い期間会えてないし気が滅入ってましたね。でもあるとき、私たちがホームにしてるライブハウスの店長さんが、「ライブ配信をしないか?」と誘ってくれて。ツアーをするはずだった「True or False」の楽曲を全部演奏したんです。そのときにやっぱり私はここに戻らなきゃいけないと感じて、気持ちが戻り始めました。

風児 : 僕はとにかく個人スキルを磨く期間にしようと思いました。あの期間は逆にポジティブに捉えてて、こんなにライブがないんだったら、別のことで上手くなれるチャンスなんじゃないかなって。いろんな曲をカバーしたり動画をあげたりして、その経験をES-TRUSに還元しました。

kyoka : ちゃんとやってたんだ(笑)。

風児 : 基本いつも寝てるんですけどね(笑)。

――ゆうきさん、Aitoさんは何をして過ごしていたんですか?

ゆうき : 僕はそんな真面目ではなかったです。それまでスケジュールがけっこう詰まっていたので、逆にいいリフレッシュ期間になりました。僕スケボーが好きなんですけど、怪我をしたらライブができなくなっちゃうんで、控えてたんです。そういう普段できなかった自分の好きなこととか、楽しみを見つけてモチベーションを保っていましたね。

Aito : 僕はそこまで活動ができないことに対しては落ち込んでなかったんですけど、ちょうどそのころ体調を崩していたので、治療に専念してました。

kyoka : そのころAitoは本当にネガティブになっていて、最初は慰めていたのですがライブ配信が決まった頃に、私が「そんなことばっか言ってもしゃーないやん!うざい!」って言ったら治ったんだよね(笑)。

Aito : そうですね(笑)。でも僕もライブ配信を皮切りに吹っ切れてきて、ライブを重ねる度に体調は良くなっていきました。

――みなさん思い思いの過ごし方をしてたんですね。その後コロナ禍の期間を経て、今年7月25日Zepp Nagoyaで「ES-TLive 2021 -Turn over the FATE-」を開催しました。

kyoka : 何もできなくなってしまった状況をひっくり返そうという意味で、「Turn over the FATE -奇跡を前に抗ってみせよう-」というタイトルをつけて、主催ライブを行いました。

REO : ライブを再開し始めたとき、周りの人から「ライブ良くなったよね」って言われたんです。え?って思いました。会えていない間、練習とかもできていたわけではなかったので。

kyoka : 半年くらいライブができない期間があって、初めてバンドについてじっくり考える期間ができたんです。勢いであれやりたいこれやりたいってなってたのが、一回冷静になれて気持ちを確かめ合えたので、逆に集まったときにまとまりが出たのかもしれませんね。

――コロナを乗り越えて精神的にも成長したんですね。

kyoka : その状況を抜け出してZepp Nagoyaでライブをすることができて奇跡を起こせた。その先に何があるのかっていうのを見せたくて、今回「Beyond the Answer -答えのその先に-」というツアータイトルに決めました。

ライブバンドと言われ続けたい。全身で
感じるES-TRUSの音楽

――ツアーも残すところあと3公演。今後のES-TRUSの展望について教えてください。

kyoka : ES-TRUSといえばライブなので、とにかくいろんな人にライブに来て欲しいです。そして私たちのパフォーマンスや熱量を受け取ってくれる人がもっともっと増えていけばいいなと思ってます。

REO : ES-TRUSといえばこの曲だよね!っていう代表作品を作れたらいいなと思っています。でもあまりジャンルに縛られず、いろんなファンの方に好きになって欲しいですね。わがままかもしれないけど、音楽が好きな人全員に愛されるような存在になりたいです。

Aito : やっぱりライブに足を運んでもらって、僕たちの演奏を体感して欲しいです。僕たちはそれぞれ自分のパフォーマンスに自信を持っているし、フロアとの一体感もすごくあるので、1人でも多く会場に来ていただければと思います。

風児 : 僕はいつかアニソンをやってみたいですね。せっかく音楽活動をしているので、自分の好きなこともプラスで関われたらいいなと思います。音楽を通じて幅広く活動できたらさらに面白くなっていくんじゃないかなと。

ゆうき : 今後は大きいところでライブをしていけるグループになれれば1番いいかなと。でも大きいところでやるにはいろんな人に知ってもらうことが大事なので、結局みんなと言ってることは同じかな。僕たちのライブを目で観てもらったうえで、「ES-TRUSはライブバンドだ。」と言ってくれたら、とても嬉しいです。そしてこの先どれだけの時間が経っても、「ES-TRUSはライブバンドだ。」と言われ続けるような活動をしていきたいです。是非!みなさんライブに来て僕たちの音楽を体感してください。

ES-TLive 2021 -Beyond the Answer-

日程:
11/20(土) 16:30 / 17:00 横浜・BAYSIS
11/27(土) 16:30 / 17:00 大阪・CLAPPER
11/28(日) 16:30 / 17:00 名古屋・3STAR

チケット:
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=596981

ES-TRUS

オフィシャルサイト
https://www.es-trus.com/
Twitter
https://twitter.com/ES_TRUS

名古屋から全国へ。3都市を激情の渦に巻き込む紅一点5人組バンド・ES-TRUSはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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