水いらず、民族音楽を取り入れ新たな
バンド像を提示する新曲「su-mu」の
MVを公開

水いらずが先日配信リリースした、配信限定シングル「su-mu」のMVが公開された。
水いらずは都内を中心に活動するオルタナティブ・ロックバンドで、2020年12月に1stアルバム『ほとんど、空』をリリース。本作は日本のインディーロックが次の世代に突入した事を象徴する一枚とも評され話題を呼んだ。
MVが公開された楽曲「su-mu」は、アルバムリリース以降初の作品となっており、日本民謡やアジアの民族音楽をリファレンスとし、バンドとしての新たなアプローチを確立した楽曲となった。
本作公開に際して、水いらず・井上真、プロデューサー・里見奎 、監督・原龍之介からコメントが到着した。
水いらず・井上真 コメント
完成したMVをドリトスを食べながら見返していました。
僕はこの楽曲で、「ここにいられる」ということをかなり風刺的に描いたつもりでした。
今回の映像の中では、ふたりの女性が登場し、現在を生きる女性が見ず知らずの隣人の女性の過去に思いをはせます。
僕自身に関して言うと、隣に住んでいる人の素性を全く知りませんし、通りかかっても何も喋りません。
そういう意味では隣人がどう生きているかを想像することは、現代では難しいと思ってます。
その思いは「ここにいられる」と風刺した楽曲にも反映されています。
このMVはそういった楽曲の意図と反し、そんな現代を肯定的に捉えているのかも知れません。
その相反がこのMVの面白いとこだと思います。
是非見てみてください。
プロデューサー・里見 奎 コメント

MVは通常、楽曲が完成した後に制作されるものです。
しかし「su-mu」のMVの制作工程では、楽曲と映像のビルドは同時並行で進められました。
バントと映像チームがテーマやイメージ、アイデアを共有し、双方向的に物づくりを行う……。
それは曲があって、それからMVが作られる通常の制作方法が親子関係のようなものならば、「su-mu」の曲とMVはそうした因果を超えた、まるで兄弟のような生まれ方をしているのです。
映像と音楽が時に完全にリンクしつつ、またある時はお互いにそっぽを向きながら、それでも息を合わせてイメージを紡いでいく……。
そんなMVと楽曲の独特のグルーヴ感を楽しんで頂ければ幸いです!
監督・原龍之介 コメント
『su-mu』の楽曲自体の「統制された混沌」状態ではなく、それに付随する映像としては「ちぐはぐな混沌」状態になりました。意味の所在が曖昧という点において、PVという枠組みで考えると、ある種の理想的な状態なのだと思います。
そんな混沌とした映像を覗き込んだ時に、観ている人の中で何かしら目に焼き付く瞬間があれば幸いです。

水いらず「su-mu」MV

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