『レオレオ、タイタメ』Vo.6ーーファ
ンミーティングレポート第二弾『BRI
GHT WIN 1st FAN MEETING IN JAPAN』

タイのエンタメ=タイタメを紹介する連載企画『レオレオ、タイタメ』、略して『レオタイ』。第5回目に引き続き、今回もタイ俳優による日本向けオンラインファンミーティングの様子をお届けする。今回レポートするのは、連載第1回目でも紹介したタイドラマブームの火付け役『2gether』シリーズ主演のブライト・ワチラウィットとウィン・メータウィンが10月9日(土)に開催した『BRIGHT WIN 1st FAN MEETING IN JAPAN』。ドラマの続編が描かれた『2gether THE MOVIE』で『東京ドラマアウォード』の「海外作品特別賞」を受賞し、勢いそのままに12月から放送開始予定のタイ版『花より男子』である『F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS』にメインキャストとして出演する二人による、日本限定のファンミーティングだ。今回は二人の情報を大阪のラジオ番組『EVENING TAP』(毎週月曜〜木曜 18:00〜21:00)にて毎週発信しているFM802 DJの土井コマキの感想を交えながら詳しくレポートしよう。
『Bright Win 1st Fan Meeting in Japan』 (c)GMMTV
●日本語で読み上げられた手紙にファン大歓喜●
和太鼓の音色が轟く中で二人が正座で登場した「คั่นกู (Kan Goo)」から『BRIGHT WIN 1st FAN MEETING IN JAPAN』がスタート。和楽器の音色に合わせた編曲で披露されたあと、200名のラッキーファンがバックモニターにずらっと映し出された。タイのオンラインファンミーティングでは、連載第5回目で紹介したように、当選したファンがオンライン上でゲームに参加したり、出演者に直接質問できたりする「ラッキーファン制度」が設けられることがあり、今回も導入されていた。二人ともモニターに映るファンたちを何度も観ていた光景が印象深い。
Short clip from BrightWin 1st Fan Meeting in Japan
画面が切り替わり、イベントテーマの四季に合わせて雪景色の中和傘を持ったウィンが登場し『2gether THE MOVIE』主題歌の「Ten Years Later」を歌う。偶然にも直前にラッキーファンから受けた「10年後に何をしていると思うか」という質問がまさかの伏線になっており、「10年後は俳優業を続けながら、他のビジネスにも注力したい」と答えていたウィンに<10年後も愛してくれる そうでしょう?>と問いかけられているようで、ドラマ撮影時は俳優業は数年後に辞めると言っていただけに、前のめりに「もちろん!」と叫びたくなる。続いて屋台が並ぶ中でブライトが劇中歌の「กอดที (ONE HUG)」を歌い上げた。
その後再びファンとの交流パートへ。まずはファンがお題の絵を描き、それを見て二人が当てるという伝言ゲーム。筆者はラッキーファンに選ばれた友人とともに配信を観ていたのだが、その友人が絵を描いているうちに答えられてしまうほど絵心のあるファンが見受けられ、イラストのタッチが日本独特ものが多かったことからも日本らしさを感じる。
『Bright Win 1st Fan Meeting in Japan』 (c)GMMTV
さらに二人によるタイ語教室が開かれた。ウィンが愛してるよという意味の「รักนะ(ラック ナ、rák na)」を、ブライトが超ハンサム「สุดหล่อ(スット ロー、sùt lɔ̀ɔ)」をボードに書き、ラッキーファンが真似して書いたタイ語を添削をする一面も。ちなみにブライトが来日した時には、名前ではなく「สุดหล่อรักมะ(顔が良い!大好き!)」と声をかけて欲しいとのこと。空港や会場でファンが「よっ! 男前!」と叫んでいる様子を想像するだけで面白い。
最後の1曲は「ยังคู่กัน(Still Together)」。最後1フレーズのところで、日本語でサビを歌うサプライズ演出が! サプライズはそれだけでなく、ウィンが日本語で「いつもサポートして、一年経っても僕のことを大切にしてくれてありがとうございます。みんなのこともいつも思っています」とたどたどしいながらも心のこもった言葉を紡ぐ。続けてブライトも「ファンの皆さん、我々に愛情を注いでくれて本当にありがとうございます」「近々に会えるように祈っています」と、日本語でも真面目な性格がにじみ出た手紙を読み上げた。
●「Still 2gether」の編曲が「神がかっていた」(土井)●
日本在住のファンしか視聴できないという限定的なものにも関わらず1.2万人が視聴したという同ファンミーティング。そのうちの一人に、FM802で二人の呼びかけから始まる二人の情報を毎週届けるコーナー「今週のBrightWin」を持つ、DJの土井コマキにも感想を訊いた。
『Bright Win 1st Fan Meeting in Japan』 (c)GMMTV
【曲について】
「คั่นกู (Kan Goo)」はトラック自体が三味線風やお琴風のように今回しか使えない編曲がされていて、日本に来てコンサートをするイメージで考えてくれたんやろうなと思いました。日本のものをそのまま使うほうが早いけど、アレンジされることでひと手間かかっていましたよね。もし本当に日本に来た時は、ぜひ本物に触れて取り入れて欲しいなと思います。
(当時はまだ日本でしか劇場版が放映されていなかったことから)私たちはラッキーなことに、映画をちゃんと観た状態で「ONE HUG」をライブで聴けた。だから映画の曲としても聴けるし、そこに違う演出が入ってくると(二人が演じた)サラワットとタインの曲というだけでなく、違うラブストーリーや日本のファンに対しての曲というような感じで聴くこともできるんです。
あとは「Still 2gether」。あれは神がかっていましたよね。私たちは日本語を分かりすぎるので、他言語のものを全て日本語でカバーされると余白とか行間とかから、その言葉に含まれる意味を汲み取ってしまいます。日本語をつける人のセンスも問われるし、別の曲のような印象になってくるから、サプライズで最後のひとフレーズだけ日本語で歌ってくれたというのは本当に素晴らしかったな。あと日本語で歌う前に、絶妙な長さのブレイクを挟んだ編曲が最高やなと思いました。
【演出について】
Rehearsal of #BrightWin 1st Fan Meeting in Japan
二人がこれまで好きと言っていた日本のものが全部入っていて、本当に日本に行きたいと思って作ったんじゃないかと思います。日本語でのメッセージもとても上手だったと思うんですよ。衣装も『スターウォーズ』の中でも日本の「時代」からきている「ジェダイ」がオマージュされていましたし、振り付けも演奏もどれをとっても、この1回のためだけで他では使えないものがあったので、たくさん準備をしてくれたんだと思います。演出も二人が好きなものが詰まっていて、二人からの日本への愛情と、ファンの人たちから二人への愛情がぶつかり合っていた、相思相愛な時間でした。
◇タイ料理と「女と男くらい違う」タイ屋台料理が味わえる◇
タイのエンタメが日本に寄り添ってくれるほど、筆者としては未踏の地、タイ王国に思いを馳せてしまう。そこでタイの風物詩とも言える、タイ屋台の雰囲気を味わえるお店に行ってみた。
タイ屋台 999 梅田店(カオカオカオ)
タイ屋台料理屋
平日 17:00~24:00 土・日・祝日 16:00~24:00
〒530-0057大阪府大阪市北区曽根崎2-9-17
https://www.thailand999.com/umeda/

これまで訪れたタイ料理屋とは一風変わり、入り口にも店内にも多くの赤い提灯が吊り下げられている。プラスチック製の椅子に座りメニューを見るとよだれ鶏や蒸し生春巻きなどがあり、どこか中華っぽさを感じる。それもそのはず、メニューをよく見ると大きく「タイ屋台料理とタイ料理は違う!」と書かれており、「タイ屋台料理とタイ料理は起源や歴史背景が違い、メニューや味付けの仕方も全然違う」のだという。富裕層の料理であるタイ料理は西洋の影響が大きく、決め手はソースであるのに対し、貧しさが発祥となっている大衆料理のタイ屋台料理は中国潮州の影響が大きく、決め手は素材であるとのことで、中華らしさを感じるのは当然のことだったようだ。
日本にあるタイ料理屋はほとんどが「タイ料理」の店とのことで、日本のタイ料理屋との素材の違いも詳しく記載されている。例えば鶏肉は、日本で多く使用されているブラジル産のブロイラーではなく、タイ屋台で使用されている身が柔らかいタイ産肉に近い日本国産の肉を使っているとのこと。その鶏肉を目の前で燻製してくれる藁焼きガイヤーンは、店長オススメの一品。そして筆者が勧めたいのは出汁の効いたタイラーメン。麺が薄くて平たく、卵の味がしっかりするため、締めにピッタリだ。他にも素材の違いがメニューに詳しく書かれているので、実際に味わいながら説明を読んでみてほしい。
2回にわけてコロナ禍でも、タイと日本を繋ぐオンラインファンミーティングについて特徴を挙げてきた。元々俳優とファンの距離が近いタイだからこそ思いつくのだろう発想が面白いので、気になる俳優がいれば一度観てもらいたい。
また、前回から3つのイベントの様子をレポートしたが、一概に「日本向けの」イベントとはいえ日本の要素を散りばめる箇所は違い、それぞれの俳優の個性もイベントに反映されていて、そういうところからもバラエティ豊かなタイタメの魅力が伝わってくる。今後は『SOTUS』シリーズで知られ、『Baker Boys』『Paint with Love』などで出演中のシントー・プラチャヤーのファンミーティング開催が決定しているので、参加のキッカケになれば嬉しい。ファンミーティングや記事の感想はハッシュタグ「#レオタイxファンミ」でシェアを!
◇今日ひとことタイ語講座◇
ญี่ปุ่น(イープン、yiipun)=日本
文=川井美波

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